ども、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( 厂˙ω˙ )厂うぇーい
ということで、
日本アルファー電気株式會社の真空管ラジオから、
「BS-6」であります。
前回、キャビネットのカラーが、渋い
マルーン系カラーのラジオをアップしましたが、今回は、シックな佇まいのw
ダークグリーン系のラジオであります。
(`・ω・´)キリッ
発売は昭和30年(1955年)頃、
木製筐体がほとんどのアルファー製のラジオの中では、かなり異色なプラスチック製筐体のモデルとなります。
(`・ω・´)
サイズは、横290mm×奥140mm×高160mm、
「ポニースーパー」の愛称も付けられておりましたが、残っている資料等が皆無でして、当時の定価等の詳細は一切不明であります。
正方形のキャビネットを端正なラインで上下に分けた個性的なスタイルはとてもいい感じで、木製筐体のやうなクラシックなデザインは、キャラ立ちまくりでありますよねー
( ̄ー ̄)σ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-35C5-25MK15-6E5Mマジックアイ)、自社製の
>5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音で鳴っております。
ヒータータップの無い
「25MK15」真空管が使用されているため、パイロットランプは、家庭用蛍光灯の常夜灯
「100Vナツメ球」が使用されており、回路的にも珍しい構成となっております。
今回も
格安で仕入れたジャンク品から当方でレストア、出品者曰く
「コンセントを差しましたら通電いたしましたが消えてしまいました。以降電源が入りません。」云う
ボロボロのラジオでありますた。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、
割れや欠けもなくクリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
( ̄o ̄ )ノ
シャーシは、簡単なチェックの後、固くなった電源ケーブルとACラインのコンデンサーを新品に交換して電源を投入してみましたが、確かにまったく電源が入りませんw
( ̄^ ̄)b
真空管を交換してみたりしましたが、結局、電源が入らなかったのは、スイッチが壊れているだけでして、新品のスイッチに交換してやるだけで、大きな音で受信を初めてくれました。
( ̄ー ̄)σ
汚れて埃まみれのキャビネットは、ネジ留めの透明パーツを外して完全分解でして、換気扇クリーナーで強力洗浄を実施、本体はピカールで磨き上げて
鏡面処理と行ってみました。w
(⌒∇⌒)ノ
紛失していた裏板は、保管していたジャンク品の中から使えそうなモノを加工して再利用、
オリジナルのデザインとはかけ離れておりますが、とりあえず、こんなもんでヨシといたしましたw
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、ノスタルジックな良い音でありまして、とても60年も前のラジオとは思えませんよねー
さて、
日本アルファー(株)は、老舗通信機メーカーの
安立電気が、戦後の朝鮮戦争の特需に対応して本業の通信機等に専念するため、ラジオ部門を別会社に移したメーカーでありました。
設立は1949年(昭和24年)、戦後、真空管ラジオの製造を開始した
安立電気では、アルファーラジオの愛称で販売を行っておりましたが、それをそのまま社名として別会社となりました。
その後も、しばらくは真空管ラジオの製造を続けておりましたが、大手の安価なプラ製筐体のラジオの台頭で、1955年(昭和30年)頃までには、会社そのものが消滅してしまった模様であります。
ささ、ということで、今週も始まってしまいますた。
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
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Posted at
2021/06/14 23:15:31