ども、、
えー、本日も古(いにしえ)の航空機のプラキットと行ってみましょー
( ̄▽ ̄)b あーい♪
ということで、
「一〇〇式司令部偵察機二型改」、二型をベースにした練習機のキットであります。
メーカーは
旧エルエス、スケールは1/72サイズ、発売は1970年頃で、アタシ等の年代にとっては、赤い
「LS」のロゴマークは、懐かしいものがありますよねー
流線型風防の
「三型」と、通常型風防の
「二型」のバリーションに対応するため、胴体部分と機種部分を別々に分割したパーツ割で登場となりました。
ヾ( ̄  ̄ )
「三型」と「二型」は、別々のキットとして販売され、防空戦闘用などのバリーションキットも登場、当時は大喜びで各仕様に飛びついたものでありますたw
( ̄ー ̄)σ
そんなバリーションの一つとして発売されたのが、この
二型改練習機のキットでありまして、実機同様、操縦席後方に偵察者席とは別の教官席が追加されておりました。
( ̄o ̄ )ノ
特徴的な
ドーム型風防やオレンジ色で成形された各パーツ類も雰囲気でして、とかく地味になりがちな日本軍機コレクションの中で、一際(ひときわ)華を添えておりますよねー
帝国陸軍の軍学校で、主に空中偵察に係る各種教育と研究を行った
「下志津飛行学校」所属の機体を再現、貼りやすいデカールなど、とても組みやすいキットでありました。
さて、
一〇〇式司令部偵察機は、1939年(昭和14年)に初飛行、1941年(昭和16年)から配備を開始、1945年(昭和20年)の終戦まで、帝国陸軍の主力戦略偵察機として活躍いたしました。
後の
「戦略偵察機」の奔り(はしり)とも云える存在で、開発思想から機体設計、外観・性能さらに戦歴と、旧日本陸海軍を代表する傑作機となっております。
最終生産型の三型では
最大速度642kmに達し、これは「誉」発動機搭載の、四式戦「疾風」や艦上偵察機「彩雲」を上回り、「日本陸海軍機中最高速」を誇っております。
また、武装として7.7mm旋回機関銃1挺を装備しておりましたが、三型では潔く撤去され、名実共に
「速度だけが唯一の武器」となり、まさに、侍の精神でありますよねー
(`・ω・´)
「第二次大戦で活躍した軍用機のうちで最も美しい」とも云われおりますが、連合軍側将兵からは
「ビルマの通り魔」や
「地獄の天使」、
「写真屋ジョー」などと、大変、恐れられておりました。
実際、ビルマ方面の英国兵にとって、頭上を通過する一〇〇式司偵は恐怖そのものでして、
「スープものどを通らなくなった」(秋田書房・日本の傑作機より)と証言が残っているくらいでありました。
ささ、ということで、いよいよ3月に突入してしまいますた。
ま、ぼちぼち頑張って乗り切りましょー
でわでわ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2016/03/02 17:19:14 | |
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