ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
ニッパー犬で有名な
日本ビクターの真空管ラジオから、
「5A-2207」であります。
発売は
昭和34年(1959年)、当時の価格は
現金正価8500円となりますが、ビクター製のラジオについては、他社と比べて資料等が極端に少く、その他詳細は一切不明であります。
(`・ω・´)
本体サイズは、幅400mm×高さ200mm×奥行150mm、シングルスピーカーモデルとしては堂々とたスタイルですが、やっぱり邪魔な横幅でありますよねーw
( ̄o ̄ )ノ
左右対称のキャビネットはデザインも秀品でして、クリーム色のダイヤル表示部分に、ダイヤルツマミを四個配した凝ったスタイルは、
無暗やたらと豪華そうで最高でありますよねーw
また、クリア部分のゴールドの
「ニッパー犬」のエンブレムが最高でして、ピカピカの
「VICTOR」真鍮製バッジもとても良いアクセントとなっております。
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、自社製
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音で鳴っております。
( ̄◇ ̄)ノ
今回もオクで
格安(2000円程w)で入手、ツマミなどの欠品はありませんが、酷い綿ほこりで、全体にヤニがこびり付いた、
ポロポロのジャンク品でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、シャーシ内部は比較的汚れも少なく、最初から、それなりに受信している状態でありました。w
ヾ( ̄0 ̄;ノ
そんなわけで、ビクター持病のドロドロに溶けてしまったバリコンゴムを新品に交換、ACラインのコンデンサーと見た目で劣化したペーパーコンデンサーを数個交換して
エーシングと行ってみますた。
ところが、スイッチを入れて10分も経たないうちに、突然、大きなノイズ音がバリバリと鳴りだして、ラジオの音声も聞き取れないほどに、酷い状態になってしまうではないですくわ、、
ちゃんと放送は受信はしておりますので、ラジオ部分というよりは、電源部分のどこかで接触不良を起こしていると思われ、早速、オシロで波形を見ながらテスター片手にチェックであります。
しかし、不良ヶ所は見当たりません、ヒューズホルダーを磨いてもダメ、怪しい抵抗を交換してもダメ、パイロットランプや真空管を新品に交換してもダメで、まったくラチが開きまへん
( ̄^ ̄)b
そんなわけで、ほとんどサジを投げかけておりましたが、もしやと思って、電源ケーブルとコンセントを新品に交換したところ、あら不思議、一発で回復してしまいますたw
(⌒∇⌒)ノ
元々のビクター純正の電源ケーブルは、
茶色のお洒落なケーブルに凝ったデザインのコンセントで、見た目も大丈夫そうでしたので、そのまま使用したのですが、これが間違いでありますた。
普段でしたら、イの一番に交換する処なのですが、弾力もあってwあまりにも綺麗で良い感じでしたので、ツイツイ騙されてしまいますたw。
( ̄ー ̄)σ
あと、プラスチック製の筐体は、表面の劣化が激しかったため、1200番のペーパーで表面を一皮剥く感じで研磨して、タミヤのクリアーの上塗で仕上げてみますた。
当時のビクターのプラ製筐体は、本体の艶を出すために、メーカー側でクリアーの上塗りを施しているのですが、このクリアーが経年変化で変色している場合が多く、いつも苦労させられますw
ささ、ということで、またまた寒くなってしまいましたねー
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2018/01/30 17:14:08 | |
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