
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
「HYOGO」と云うメーカー名しか判明していないと云う、謎のラジオの登場であります。
昭和30年代、国内で輸出用やキット形式のラジオを生産する中小メーカは100社以上もあり、ほとんどが製造メーカー名の記載もなく、表示が義務付られたのは、
昭和40年1月になってからでした。
そんなわけで今回のラジオも、日本製で
「ヒョーゴ」と云うメーカー名が判っているだけで、発売年や当時の定価、型番などなど、詳細等は一切不明となっております。
キャビネットの材質は、国産ラジオとしてはかなり珍しい
鋼鉄製でして、フロントバネルのみ
プラ製、木製筐体がほとんどの中小弱小メーカー品の中では、かなり異色な存在となっております。
本体サイズは、
幅290mm×高140mm×奥140mm、正面一杯に広がったスピーカーグリルの桁も特徴的で、とても好い感じであります。w
( ̄ー ̄)σ
木製筐体よろしく、
ガラス製のダイヤル表示カバーが使われており、ブランド名の
「Silvertone」の横文字もお洒落でして、とても良い雰囲気でありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
AM専用ラジオでして、ダイヤルツマミは、左側が電源兼音質調整、中央がボリューム、右側がチューナーとなっており、整然と並んだツマミも、なかなかであります
。( ̄◇ ̄)ノ
所謂(いわゆる)5球スーパーで
トランス式、使用真空管は
mT管(6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-5MK9)、無名の
4吋・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(⌒∇⌒)ノ
また、重いトランスを積んだ鋼鉄製シャーシーに鉄板製キャビネットの本体は、重量が
5キロ弱もあり、小型ラジオにも関わらず、とんでもない重量級のラジオなのでありますたw
( ̄▽ ̄)b
今回も
格安で仕入れたジャンク品から当方でレストア、出品者曰く
「電源とボリュームの接触が不安定で、点いたり点かなかったりします。」云う
ボロボロのラジオでありますた。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、キャビネット本体には大きな損傷もなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
( ̄◇ ̄)♪
ボロボロの筐体は、フロントパネルと本体を完全に分解、プラ製部分は換気扇クリーナーで強力洗浄、ピカールで磨いてピカピカに仕上げてやりました。
塗装がハゲてしまった鉄板製の筐体部分は、下地から均してやってサフェーサーを吹きつけ、さらに、タミヤのスーパーブラックを吹き付けて仕上げております。
続いてシャーシですが、以前に誰かか修理したラジオらしく、シャーシ内部のコンデンサーや抵抗などが、すべて新品に交換されておりました。w
( ̄◇ ̄)
そんなわけで、接触不良の電源とボリュームを取り外して分解・クリーニングした程度で、とても良い音で鳴り初めてくれまして、修理する楽しみが減って、なんだか損した気分でありますw
それにしても、ダイヤルのバックランプも兼ねたパイロットランプの明るいことw、後年のコストを抑えられたラジオと違って、この辺の贅沢な設計がなんとも嬉しいですよねー
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、
鉄板製キャビネットのおかげでしょうか、意外と良い音であります。
ささ、ということで、早くもクリスマスですよねー
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2021/12/21 19:37:53 | |
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