怪傑ズバット「ズバッカー」の分析
投稿日 : 2007年12月24日
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怪傑ズバットのズバッカーです。
当方手持ちの資料から、今回は、ズバッカーについて検証してみましょう。
※ 画面をクリックしていただくと拡大します。
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ズバッカーのベース車は、前期型マッハロッドと同じダットサンフェアレディと云われております。
パット見た目は、ベース車の面影はどこにも無いように思えますが、所々残っております。
写真は、1965年版輸出用カタログからです。
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後ろ姿です。
オーバーフェンダーの形状もよく確認できますねー
リアのフェンダーのラインや、後部のエッジなどに面影が残っています。
そして、決定的な証拠、、ガソリンの給油口が見えますねー
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ダットサンフェアレディの後ろ姿です。
リアナンバー右横の給油口に注目、、
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ズバッカーの助手席側ダッシュボードです。
飛行装置と計器類がセットされております、、ボンネット上の計器も確認できますねー
左端、ナナメについている取っ手に注目、
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ダットサンフェアレディのダッシュボードです、、同じ位置に取っ手がありますねー
そして、このダッシュボードは、1963~1966年の SP310(1500cc) / SP311(1600cc) までとなります。
この後のSR311(2000cc)のダッシュボードは、まったく違う形状です。
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怪傑ズバットの放映は1977年2月です。
つまり、ズバッカーは、少なくとも12~15年落ちの大古中古車から改造され、また、非力な1600ccエンジン搭載では、劇中設定の最高速度350キロなど夢物語だった、、ということになります。
でも、、これだとボンネットは開きませんよねー、メンテなしの使い捨てだったのでしょうか
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こちらは1963年版国内向けカタログの表紙からです。
SP310(1500cc) となります。
世界水準をしのぐ高性能スポーツカー、の文句が泣かせますよねー
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