トレーラーの車検へ神奈川陸運支局へ行ったついでに触媒内蔵サイレンサーでの車検について聞いてきました。結果から言うと「触媒内蔵サイレンサーでの車検取得はNG」との回答でした。神奈川陸運支局では「触媒が目視出来ないとダメ」とのことでした。サイレンサーの中に触媒が入っていることが分かる証明や写真があっても「国が定めた機関の証明では無いので信用出来ないからダメ」との理由だそうです。この回答の背景には「ディーゼル車の後付け排ガス浄化装置」が国が定めた機関が証明しているの対して「スーパーセブンだけ特別扱いするのはおかしい」との意見が出ているそうです。まっ、確かにそれも正しい言い分です。私が質問をして帰ってきた答えで面白いものがあったのですが、検査官にその場でサイレンサーを外して「ほら、触媒が入っているでしょ」と見せると違法になるそうです。サイレンサーを外す行為は「整備」にあたるそうなので「2級以上の整備士が整備工場で作業を行わなくてはいけない」のが理由だそうです。陸運の回答によると現在「触媒内蔵サイレンサーでの車検取得」についての判断は「各陸運支局」の判断に任せられているそうです。その為、各陸運支局での判断の違いが出てきてしまっているそうです。神奈川陸運支局の方でも国に方に「正しい判断基準を決めてくれ」と正式に打診しているそうなのですが、回答が無く「各陸運支局の判断に任せる」との回答だそうです。まっ、触媒内蔵サイレンサーを付けている乗用車なんてスーパーセブン位しかないでしょうから、そんな少数の事例の為にルールを決めるのが面倒なので決めないのでしょうね。