発売されたばかりのLS500hを試乗してきたので、簡単にですがインプレしてみたいと思います。
今回試乗したグレードはLS500h version Lというグレードで、V6+ハイブリッドという組み合わせです。
まずはエクステリアから。
顔つきですが、導入当初は賛否があったスピンドルグリルも、今となっては一目でレクサスとわかるアイコンとなってますね。
また、ドイツのプレミアムメーカーと上手く差別化された顔付きに好感が持てます。
ライトの造形も美しいです。
デイライトはつぶつぶ感なく、シームレスに光るタイプです。
アダプティブハイビームシステム(AHS)が装備されているようです。
サイドも見てみましょう。
写真は展示車の素のLS500hになります。
全長5.2m強のボディーは堂々としていますね。
GA-Lプラットフォームという新しいアーキテクチャーを採用し、フラッグシップセダンにも関わらず、低く構えたスタイリングはスポーティーな印象も受けました。
また、このモデルは6ライトキャビンというデザインを採用しています。
従来のセダンはドアウィンドウが片側2枚の計4枚で構成されていますが、新型LSは片側3枚の計6枚で構成することで、クーペのような伸びやかなデザインを上手く表現出来ていると思いました。
ただ、後席ドアの下部に付いているハイブリッドのロゴはいらないんじゃないかなって個人的に思います。
リアも見てみましょう。
ショートデッキでどっしりしていて迫力があるデザイン。
メッキの使い方も派手になり過ぎず、上手く配置されていますね。
テールライト類は全てLEDになっています。
新型LSは前後ウインカーが今流行りのシーケンシャルウインカーになっています。
レクサスでシーケンシャルウインカーを採用したモデルがかなり増えていますが、レクサスがここまでこのウインカーを推すとは意外でした。
私の所有してるメルセデスはシーケンシャル推しではないですしね。
トランクを開けてみました。
中の容量はこのサイズにしては少なめですね。
ハイブリッドモデルなので仕方ないのですが、もう少し大きいといいかもですね。
リアのデザインで気になったのがここ。
リアフェンダーが大きく張り出していてとても力強く迫力があるデザインでした。
あと、この写真ではちょっと分かりづらいですが、セダンでありながらBピラーのところがドアウィンドウからボコっと出てなくて、ドアウィンドウとツライチなデザインになっていますね。
これは新型LSのデザインがクーペシルエットを用いているので、このBピラーの処理もクーペのようなデザインを意識したのか、とても綺麗な処理でした。
また、風切り音低下にも寄与しますしね。
次はホイールです。
20インチノイズリダクションホイール&ランフラットタイヤという組み合わせ。
ロードノイズ軽減に寄与するホイールみたいです。
にしてもギラギラですごいホイールでした。
こういうのを見ると、やっぱレクサスはアメリカ市場を一番意識してるんだなって思いました笑
次はインテリアを見てみましょう。
見て触って感じたのは、細部の作り込みが丁寧な事です。
ドイツのプレミアムメーカーも各パーツの素材もよく、洗練されていますが、レクサスのインテリアはさらに丁寧な作り込みと温かみを感じるデザインが印象的でした。
室内のアンビエントライトは白一色で光量も控えめで、レクサスらしい上品な雰囲気を醸し出しています。
不満点を挙げるとしたら、ライバルメーカーに比べてメーター内のディスプレイが小さいのと、グラフィックにこだわり過ぎてちょっと見づらい印象でした。
もっとここは上品にシンプルにしてもいいのではと思います。
あと、インテリアのスイッチがまだこれでも多いように感じました。
昨今では、ライバルメーカーもインテリアのスイッチは極力減らす方向にシフトしてきているので、もっと減らしてもいいのかなと思いました。
あと、走りの特性を変えるモードセレクトレバーですが、メーターフードの脇ににょきっと付いているのですが、操作するにはハンドルから遠すぎます。
ちょっとこれは操作しづらい感じでした。
後席を見てみましょう。
試乗したグレードはversion LなのでEXECUTIVEに比べて装備は限定的ですが、マークレビンソン3Dサラウンドシステムが付いていました。
リヤマルチオペレーションパネルが装備されていて、オーディオ、エアコン、シート機能、リラクゼーション機能、サンシェードやランプの操作をこれで行えるようです。
最後に走りの印象を。
市街地の乗り心地は優雅の一言。
先日試乗した新型Sクラスと同様に、大柄で重量もある車体をスルスルーと滑らかに走らせ、ランフラットタイヤでありながら、路面のギャップを乗り越えた時のタイヤのバタつきの少なさとロードノイズの少なさ、車内の振動の収束感は見事でした。
信号待ちからスタートする時は、当然ハイブリッドモデルなので静かにスタートし、当たり前ですが私の所有してるメルセデスEクラスよりもスタートは数段快適でした笑
また、シートヒーターやステアリングヒーターで冬は暖かく、シートのマッサージ機能も走行中に試させてもらいました。
これがレクサスの言うおもてなしの一つなのでしょうか、とにかく運転が快適過ぎてストレスがかかりません。
とてもありがたい機能の数々に感動しましたが、高速走行中に快適過ぎて寝ちゃいそうにならないか心配するほどです。
HUDが標準装備されていますが、レクサスのHUDはライバルメーカーに比べて色々な情報を表示してくれます。今まではHUDに否定的でしたが、このくらいの情報量を表示してくれるならいいなと思えました。
また、写真が撮れなかったのですが、version Lではバックミラーが画面になってるではありませんか!
デジタルインナーミラーという名称で、仕組みはリアカメラが常に作動し、後部を撮影しています。その映像をデジタルインナーミラーに映し出し、ドライバーが後部の映像を確認出来るというものです。
最初は慣れるのに違和感がありましたが、慣れたら便利な装備だなって思いました。
高速試乗の印象を。
自動運転を試させてもらいました。
ここら辺の性能は私の所有してるメルセデスEクラスと同等くらいの性能と反応で、特に何も感じませんでした。
モードセレクトをノーマルからコンフォートやスポーツ等に切り替えて試してみました。
ライバルのドイツメーカーは、この切り替えを行うと明らかに走りの特性が変わりましたが、新型LSはそこまで特性が変わらず、ノーマルとコンフォートの乗り心地の違いがあんまり体感できませんでした。
それか、私が鈍感なのか…。
それでも、アクセルを踏み込むとおおっと思えました!
トランスミッションはCVTなのですが、新しいマルチステージハイブリッドシステムおかげなのか、アクセルを踏んだら踏んだだけリニアに加速していきます。
今までのCVTのネガな部分がかなり薄れている印象で、リニアな加速感がとても印象的でした。
以上、インプレになります。
今回は初めてレクサスを試乗しました。
今まではレクサスにあまり興味を持てなかったのですが、今回の新型LSはフラッグシップセダンに相応しく、大柄で堂々とした佇まいと、6ライトキャビンを採用して美しさも兼ね備えたことが、初めて試乗したいと思うきっかけでした。
少ない時間での試乗でしたが、レクサスが目指す哲学と、おもてなしを体感出来ました。
皆さんも新型LSに限らず、1度はレクサスに足を運んで試乗してみると、きっと素敵な気持ちになれると思います。