遅ればせながら8耐参戦記その4です。
最初に、応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
ライダーもチームのみんなも怪我することなく無事に8耐を終了することができました。
このブログは鈴鹿8耐決勝当日について書いてます。(今さらですけどね。)
今日はいよいよ鈴鹿8耐の決勝当日です。
スタートは11時30分ですが、ウォームアップ走行があるので、サーキット入りは6時です。
さすがに連日早朝から深夜まで作業してきたので、疲れがたまってきましたねぇ…正直辛いです(>_<)

早朝からコースを走る集団が❗8耐決勝当日に自分のバイクでコースを走ることができたんですねぇ。
こんなイベントがあること知りませんでした❗

さらに7時からピットウォークまで、熱心な8耐ファンが沢山来てました。
こんな熱心なファンにも8耐は支えられてるんですね🎵
そしていよいよ8時からウォームアップ走行が始まりました。
この時も何のトラブルや転倒もなく、決勝もこの調子で行けるものと思ってました。
まさか決勝本番でトラブル続出するとは知るよしもありません。
まさに嵐の前の静けさと言ったところです。
グリッドに着くともう始まるんだと緊張してきました❗
自分達のピット前にはこんな有名チームが並んでます。
そして少し雨がぱらつく中11時30分に8耐スタート❗
30位前後を順調に周回を重ねてました。

雨の情報もあって、ピットクルーは気を抜けない状態が続いてましたが、予定通り1時間走行後にピットイン❗
タイヤ交換&ガスチャージのはずでした❗
フロントタイヤの交換は練習通りスムーズに終了、同時に交換していたリアタイヤ交換がいつまでたってもシャフトが入りません?
時間がかかってようやくシャフトが入り、ガスチャージを行いピットアウト。
緊張して思うように作業が出来なかったのかな?何て思っていると次の周にまたピットインしてきました??
この時、リアタイヤ交換用のクイックリリースシステムが壊れかけてたのに気づかずに、シャフトを入れ直してさらにピットアウト。
また翌周にピットインしてきました???
さすがによく調べると完全にクイックリリースシステムが壊れてました(>_<)
ガレージに入れてクイックリリースの補修を行います、が、完全には直らない、おまけにスペアパーツもありません。
なんとか最後までもたせるように、リアタイヤ交換は時間をかけてユックリすることになりました。
この後、このトラブルをきっかけに次々とリアタイヤ周りが壊れるという負の連鎖に陥ることになります。
クイックリリースシステム補修時にチェーン調整不良によりスプロケット破損❗
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リアタイヤセットを作る要員がホイルカラーを間違えて装着し、リアホイルブレーキ側のクイックリリースシステム破損❗
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その時にリアホイルのスピードセンサー破損に気付かず、そのままピットアウト❗
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次の周にまたピットイン❗
スペアマシンからセンサーを取り外し交換、ピットアウト
読んでお分かりの通り、ヒューマンエラーがミスを呼び、マシンを壊してまたピットインを繰り返すはめになってしまいました(>_<)
それでもチーム全員が完走に向けて一生懸命想い、祈り、作業した結果…。
最後のチェッカーフラッグを受けることができました。
ゴールまでにピットインした回数はなんと12回でした。
順位も散々で、メカニックとしての力不足を痛感し、ライダーが思うように走らせてあげることが出来なかった、納得ができる結果ではありませんでした。
せめてもの救いは公式発表で規定周回数をクリアして完走扱いになっていたことぐらいです。
なんともほろ苦い8耐参戦になりました。
次回参戦は3年後にとチームのみんなで約束し、更にチーム体制を強化して参戦するとみんなで誓いました。
応援していただいた皆さん、本当にありがとうございましたm(__)m
Posted at 2017/08/06 22:46:44 | |
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