※前回の続きでございますが…
かなりの長文となってしまいました <(_ _)>
4〜5日の留守だと嬉しいくせに…いつもなら。
旅なんで大袈裟にせず、たかが、チョッとした大人の遠足〜
そう高を括っておくんなさいよ ( ^ω^ )
立山黒部アルペンルートのキャンセルが二週間前。
大人の遠足は〜 30年振りのドイツに決めちゃった!
基本は、勝手気まま。限られた5日間をどう活かそうか。
意中に〝 ニュルブルックリングとポルシェ博物館 〟は沈殿蓄積 (笑
とにかく日程が切迫、航空券とホテルの確保が先決。
遠足… ですから、お小遣いも小額上限。
各所でのリーズナブルな宿選び。
面倒くせぇ〜な…
フランクフルトを拠点に三泊で良いな。
航空便もドーハで乗継の安価チケットですぜ ( ̄▽ ̄)
各空港では、クレカ付帯のラウンジを最大限活用させて戴きました。
酒でも呑まなきゃ、やってられね〜ぜ (爆
てんで、4時間の乗継時間もタダ酒三昧よ〜 (#^.^#)
いい調子で、フランクフルト便に搭乗。
お隣さんと波長が合っちゃうコトも暫し♪
こちらのお隣さんは、フランクフルト在住の〝 ピーター 〟さん。
友人とドーハ世界陸上観戦の帰りだそうで〜
この方も相当良い調子です \(//∇//)\
CAの尾根遺産に〜〜
〝 こちらのジェントルマンにスコッチソーダを差上げてくれないか〜
ニュルで疾りを堪能する、日本のポルシェオーナーさ 〟
そのCA尾根遺産、乗務中だけんど喰いついてくれた。
〝 ポルシェはファンタスティック。ボクスターが憧れです〟
だってよ〜 女性でボク♪ イカシ捲りですぜ!
そんな和やか雰囲気のショット (^^)
そしてピーターさん、
ドーハでは世界陸上の合間に〜
パリダカ張りに、ランクルで砂漠をブッ飛ばしたそうで♫
〝 日本へはサッカーワールドカップで行ったよ。
来年のオリンピックに是非訪日したいね。
その時は君にコンタクトするよ 〟
アドレスを交わし合い〜
〝 ドイツに知人は居ないだろ、困った事があったら遠慮無く連絡してね 〟
袖振り合うも他生の縁。
男はつらいよ、寅さんのセリフにも有ったね。
ワイルドで優しい紳士でした。
往々に退屈な機内も、楽しく過ごした6時間〜
昼過ぎにフランクフルトへタッチダウン。
今回の遠足テーマは〝 ニュルの走行とポルシェ博物館 〟で決まり。
従って、時間が空いても何も足さない。
気ままに身を委ねて、タイトなスケジュールは無用。
今日はホテルインにて終了。レンタカーも無用。
市内まで急ぐコトもなかろう、タクシーも無用。
電車で市内入りを策するが、早々に勝手気ままが祟る。
券売機で切符の買い方(ドイツ語)が解らん (焦
後ろのお兄さんに助けを求め〜無事ゲット(^^)
よく見ると、英語表記の切替キーがあった。
ターミナル駅ゆえに広大な(機関区、客車区)を擁した、
フランクフルト中央駅には20分で到着。
山手貨物駅を彷彿させるダブルスリップ転轍機や、
留置線に佇むDD13似の機関車に萌えた。
シャッターチャンスを逃したのが悔やまれる。
こんな雰囲気の長距離列車ターミナルトラック、、
日本では見かけなくなりましたね。
ホテルまでは1分。
部屋からは… 警察署を一望 ( ̄▽ ̄)
明日はニュル (^ ^)
流石のアッシも、走行用は予め予約してありますが、、
移動用のレンタカーをゲットせねば。
レンタカーなんて、何とでもどうにでもなると思って、、
勝手気ままの予約無し!
だって、予約車種と実車が一致した試し無し (-"-)
フロント兄さんに安いレンタカー屋を尋いてみた。
〝 駅構内に幾つかありますが… おおよそ割高かも 〟
割高⁉︎ つまりこうゆう事だ。
空港やターミナル駅に限り割増が加算されると云うのだ!
民間駐車場の間借や回送コストの上乗せ⁇
イカンな、安いレンタカー屋見つけねば…ならば、
チップを握らせて電話で訊いて貰っちゃった〜
一番安いクラス〜Aクラスとか1シリーズとかを所望。
結果、トラム (路面電車) で10分の所で確保してくました。
ありがとうー (^ー^)
懲りたばっか、トラムの券売機を下調べ。
夜の帳が下りる街中を、当てもなくぶらついて。
おや、行列で賑わってるラーメン屋らしき店をキャッチ!
機内食の応酬で半満腹状態… だが、
ぶらつきついでさ、晩メシに決定!
スタッフに日本人は居りませんでしたが、メニューは日本語表記あり。
脇道の住宅街に在るのですが、ググってみると高評価のお店。
味も申し分なし。
世界の主要都市なら、美味しい日本食レストランには事欠かないですよね。
街は眠っている深い夜なのに…微睡んでいた。
寝返って耳を凝らしてみれば、、
玉垂れが打つ規則音…こりゃ雨だぜ!
がび~ん !!!
この遠足で、雨と云うワードは全くの想定外、
そう!雨であろう筈がない…傘だって持参してね~し。
ニュルどうする、明日に変更するか?
いや予報だと雨日と…ったく言う事ねーぜ (--〆)
致し方ない… 神様だってお天気には太刀打ち出来まい。
それよか、レンタ屋までタクシーで逝ちゃう⁉︎ ~
いつでもホテル前で、誰かを待っている(笑
いや、これしきで信念変えね〜ぜよ!
欧米人は比較的 傘は差さない。
よし、雨に打たれていこか (濡、
トラムは網の目のように運行されてます。
しくじらないよう、行先確認は正確にして下さい。
解りますね、、敢えて念を押すこの意味 (爆
この〝 SiXT 〟レンタカー。ドイツじゃかなりメジャーな存在。
レギュラープライス店だけあって〜こじんまりとしてる (笑
対応してくれたんは〜金髪美人の尾根遺産。
一通りの手続き、マニュアル通りのオプションサポートを勧め。
フルカバーがベストでしょうが、遠足予算がねぃ…
〝 タイヤ破損と飛石ガラス割れ 〟のみチョイス。
さて、BMWのキーを渡されました。ならば1シリーズ。
地下駐車場で解除ボタンを連発!ハザードが灯ったのはコレだった〜
おぉ!230のカブリオレ〜 コレ上級カテゴリーでしょー
日本未導入の2リッターターボ。
雨続きで売れ残ったかな、、ま、気分は上々よ。
ニュル受付が16時、走行枠は17:30より、時間には超が付く位に余裕ね。
30年振りのドイツ〜街中で少し慣れますか。
アウトバーンも無情の雨。
途中ビスタポイントで休息を交え、のんびりのニュル入りもだいなしさ (/ _ ; )
ではベルギー〝 スパフランコルシャンサーキット 〟行ってみようかー♪
83年のWGP500、フレディとデットヒートかましたキングケニーのウイリーチェッカー!36年前に観戦したんですよ。
懐かしいなぁ〜 (-。-)y-゜゜゜
…ダメダメ!
ルールその1…予定は足さない。
ベルギー国境付近まで遠回りしたところで、14時前の到着。
ミュージアムもあって見所満載らしいからね〜
16時のレセプションまで満喫しよう。
外は寒い、とっと屋内に隠ろうよ。
もちろん展示車両はニュルに縁のあるもので構成されて。
どこかのチュー坊が憧れた〝 02 〟
ニュルを5分台で走ってしまう、ハイブリッド車。
思わず足が止まっちゃいます♪
ミュージアムの反対側に、メーカーやチューナーブースも独自で展示。
その他、歴史展示物やビデオ上映、体験コーナーなど盛り沢山です。
1954年に300SLが産声を上げた国。
同じ敗戦国の日本は、観音開きクラウンの頃。
交通インフラや車の捉え方、その相違は一概に否めずも、
スポーツの概念として、エンジンを用いたレースよりも、
自力勝負のマラソンや水泳のほど称讃しない…日本は。
対極にあるこの国の公共性とは〜
追い越し車線をチンタラと占有する輩は存在しない。
さぁニュル走行よ〜 (^_-)
この〝 RENT 4 RING 〟でお世話になります。
この雨で気に掛ってたコト…タイヤですよ。
予想通りに、しっかりSタイヤが装着 (・o・)
こんな日に、ニュル走るなんてアッシくらいだろうな~
と思いきや、もう一組おりました。
まずはクレジットカードにて一周分の料金と、車両破損の免責分(10000€)をデポジット!事故ったらマジやばいぜ(大汗
さてビデオ講習です。
ゲートまで道順と入場方法、基本ルールと禁止行為、車載カメラにて…タコ踊りや、MTのシフトミスで2速に落としブロー、、などのシーン(爆
加えて〝 絶対にムリせんといてね、雨だもん 〟の念押し。
こちらが本日の我が愛機~BMW125♪
ムリすんなって…Sタイヤですぜ。
めげたら一周で尻尾を巻くぜよ。
一周クリアでピット (駐車場) いやー参ったね。
烈々なアップダウン、荷重が抜ける度に前後ズリズリ!
このコンデでタイム云々なんぞ、何の意味を為さない。
客観性に囚われず… 発想の変換に準じよう。
だって、折角のニュルだもの。
大雨だって楽しんじゃってナンボ〜みたいな ( ̄  ̄)
そう割り切ったシフトなら、とても一周じゃやめられない!
速度はシカト!入抜きをリアクト… 収束に専ずる。
電子制御が介入するとは云え、、雨天のSタイヤを痛感よ。
二周目のイン… オラくたびれただ〜 (;o;)
すると、何だこのポルシェ集団〜何かのチームかぃ?
この天候で⁉︎ 興味津々。
ん、走り去る気配… おのれ〜旅の恥はかき捨てよー!
勇気を出して声掛けしてみた。。
駆け寄るヘンテコおやじに、身構えるポル集団 (笑
〝 突然恐縮です。911に興味を持っています。悪天候のニュルはどうですか? 〟
〝 今日はこのカレラ4がマッチベター。GT3は不用意に扱えば大事になるよ (笑)〟
その彼ら、Porsche Tours & Tracks なるツアーに参加中の方々。
ツーリングに、ニュルやスパフランコルシャンも走行を交えた、コースも多彩だね。興味ある方はこちらから〜
https://oneboysstory.com/
〝 君も是非参加してみてくれ 、良い一日を 〟と〜
5台ものフラット6は咆哮を轟かせコースに飛び立った。
アッシも直ぐに続くが〜10000€ も飛び立つぜ (爆)
無理は禁物。
レンタ屋の姉ちゃんに、、
よくもまぁこの雨ん中、三周も走ったね、と労われ。
もうひと組は一周で終了したそうで…
その走行を記す記念のホルダーと、、
雨だもの〜折り畳み傘を買いました (笑
まぁ面白かった。日本じゃサーキット禁止命令が発令中。
タイムなんてさ〜〜17時20分にコースインで、、
1時間後に返却…逆算すると、、
一周15分前後⁉︎(爆笑) 雰囲気は充分に刻まれたね ^ ^
フランクフルトへ帰る道筋…雨足しは強まる一方。
速度無制限区間も130㌔制限に…それでも130 かぃ (^^ゞ
帰途の豪雨は滝の如し ( ̄∇ ̄) 途中、給油とトイレ休憩。
21時過ぎだろうなぁ〜も、早めに到着出来やした。
雨ニュル成果の現れ (笑
翌朝も朝食はホテルブッフェ。
エレベーターでご一緒し、ニコッと微笑んでくれた尾根遺産♪
この画像は偶然に携帯に触れたであろう撮れちゃった、奇跡的ショット(大爆
スタイル、超抜群だったなぁ… \(//∇//)\
余韻に浸って、、目指すは〝 ポルシェ博物館 〟
ニュルの逆方向で200キロ程南下した、シュツットガルト。
今朝からの雨も〜所々でドライになるや…ペースも上がる。
え〜とですね、この先行車、ボケて解りずらいすが、
991.2カレラです。みん友の yosi師匠です♪
3〜4分はこんな調子で巡航〜
BMWのE30以来、30年ぶりのアウトバーンは隔世の感。
160キロ巡航がやっとだった。
GT3もとより、CBR1000でツーリングしたいと思った。
ここは自己責任の国。アウトバーンも雨のニュル走行もね。
※ネット画像より
こんな調子だもの、あっちゅー間の、ポルシェ博物館 (^^)
この地下駐車場がまたシビれるんだ!
そこかしこに〜ポルシェ、ポルシェ、ポルシェ!
真ん中はドイツでの我が愛機ですが、狙って駐車したんじゃないよ!
992カブだって、ゴロゴロ (^-^)v
ま、いいか…きりがない入場しようぜ。
この施設は余りにも有名ですんで、みんカラ皆様もアップされてますね。
展示スペースは決して広くは無いですけど、
歴代のポルシェが年代やカテゴリー順に整然と展示。
無料の音声ガイダンスは是非とも借りて下さい。
展示車番号の入力すると、説明してくれます。
日本語もあるでよ!
曲線美と作り込みは紛れもなくポルシェ。
ナローポルシェ。
ここから歴史が刻まれて、現在に継承されてるのがスゴイ。
中学生の頃、カレラは無理だけど914なら頑張れば行ける!
通称ワーゲンポルシェ。
カー雑誌ではヤングポルシェ〜なんて呼ばれてたっけ。
F40と並んで、乗らない人に引っ張りだこだった959。
展示車は定期的な入替があるみたいです。
レース車も身近に観賞出来るのが良い。
マックイーンの〝 栄光のルマン 〟を無性に観たくなる。
歴代のGT3〜外見からも進化過程が窺い知れます。
キッズに好評〜こちらはお触りコーナー (^ ^)
約三時間、じっくりと満喫。
ポルシェ博物館を後にして、幕引きです。
遠足終わりの呟き〜
帰国便は翌日の17時なので、無駄な時間だらけ!ですよね。
今日だって朝一から動けば、余裕でベンツ博物館も行けますが、
時計を気にせず起床するなんて、何年振りだろ?
予定に縛られない事も、この遠足のテーマ。
時間早いがレンタカー返却します。
渋滞中のフェラーリ。
覗き込んでたら、訝しい視線を返された( ; ; )
ドタキャンのアルペン、一人コストが18万。
予算内に納めたがったが〜流石に無理だった (汗
計24万 (手土産除く)
空港へは最後にタクシー使ってやった。
ジャンレノ似のおやじ。
心の叫びが通じてか、140キロで走ってくれた。
CDI 速ぇ〜 ( ̄▽ ̄)
長々と拙い忘備録にお付き合い下さいまして、
有難うございました。
m(__)m