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2010年03月02日 イイね!

賢い"レンタカー・ライフ"

賢い"レンタカー・ライフ"国内自動車市場の冷え込みはなかなか回復の兆しが見せてきませんが、こうした中で新聞などの報道では「若者の自動車離れ」という言葉を良く目にします。
「若者の~離れ」というのも抽象的な表現でどうかと思いますが、確かに都市部を中心に自動車を所有しないという方は増えています。一方では1台を車を複数のユーザーで共有する「カーシェアリング」が注目を集めており、徐々に営業成果を上げているようです。

自動車を所有しない理由はいろいろあると思いますが、やはりコストパフォーマンス的なものが大きいでしょう。自らの名義で所有すると、維持するためだけに駐車場代、自動車税、任意保険料、車検整備代などなど実に多くの費用が必要になります。それこそ毎日のように通勤や仕事で自動車を使わないと生活できない環境ならまだしも、通勤などは電車やバスを使い、日常的な買い物も徒歩や自転車で可能という生活環境にいるのであれば、自動車を所有する必要は無いと思います。

しかし、生活の上では自動車があった方が便利な場面も必ずあります。
大量もしくは大きめの買い物をする時。遠方から友人や両親などが遊びに来るような時。もちろんたまには家族揃ってドライブや帰省をしたいということもあるでしょう。

こんな時に便利なのがレンタカー。
出張や旅先での足というイメージもありますが、あえて自分名義の自動車を所有せずに必要な時だけレンタカーを活用する、というライフスタイルも定着してきているようです。

今や駅前や繁華街に必ずといって良いほど全国チェーンのレンタカー会社が出店しています。中には24時間営業をしている店もありますので、早朝から出かけるような時にもとても便利になりました。
また大手レンタカー各社は会員制度を導入しており、利用頻度に応じて料金割引などのサービスを受けられる場合もあります。もちろん万一の事故に備えて保険にもしっかり加入されていますし、乗用車のほとんどはオートマチックでカーナビゲーション付きなので誰でも安心して利用できます。

私も遠方への出張時はもちろん、取材においてもレンタカーを使う機会がしばしばあります。取材の場合は移動機材車としての利用もありますが、場合によっては取材撮影対象車種を借り出すことも珍しくありません。
自動車メーカー系レンタカー会社の場合は比較的最新車種の導入が早いですし、独立系レンタカー会社では輸入車に特化しているというような面白いところもあります。沖縄などでは観光需要を意識して、写真のプジョー206CCのように国内外のオープンタイプモデルが積極的に導入されていたりもしますし、利用料金も相応ではありますが輸入超高級車のレンタカーも存在しています。

大手は法人・商用需要が多いのでラインナップしている車種はオーソドックス。そんな中で私が利用する頻度が高いのは「オリックスレンタカー」です。
自動車メーカー系ではありませんが全国各地に展開していますし、これまで何度も利用してきて配車された個体に大きな"ハズレ"はありませんでした。内外装の美観や走行性能コンディションについて、メンテナンスが悪いと感じた車が無かったということです。

会員制度は利用金額に応じてランクアップするシステムで、上位になると料金割引に加えて予約よりワンランク上の車種を配車してくれるサービスや、予約前日夕方から借りて翌日朝に返すことが出来るサービスなども用意されています。

そしてなにより面白いのが、ユニークな車種の導入とキャンペーンの展開。
以前、「日産GT-R」のレンタルを開始した時には、ニュースでも大いに話題となりました。その後「レクサスIS-F」や「BMW M3 Coupe」といった車種も導入、ハイパフォーマンスモデルを手軽に楽しむことが出来るのも「オリックスレンタカー」ならではの企画です。

さらに地域は限られますが輸入車をはじめとしたユニークな車種ラインナップを揃えているのも大手全国チェーンとしては珍しい特徴。
フィアット500フィアット500C」、「ボルボV70」などはカップルや家族でのドライブがとても楽しくなるような気がします。
ちょっと特別な日のお出かけには「ポルシェカイエン」や「日産フェアレディZ・ロードスター」というチョイスはどうでしょうか。

この他にも地域は限られますが「メルセデス-ベンツ Sクラス」、「BMW 5シリーズ」、「トヨタ・クラウンハイブリッド」、「アウディA4」といったユニークな高級セダンも借りることが出来ます。

TPOや、その日の気分にあわせて車をチョイス出来るレンタカーライフ、これもなかなか賢い選択肢と言えるのではないでしょうか。
 
Posted at 2010/03/05 07:45:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年02月21日 イイね!

いざという時、慌てないために

いざという時、慌てないために今回は、ちょっと便利な自動車用品のご紹介。
もう既に自動車用品量販店などでは珍しくない存在ではありますが、LEDを用いた「非常信号灯」について記してみたいと思います。

日本では自動車に保安基準によって発炎筒(自動車用緊急保安炎筒)の搭載が義務づけられています。
この使い方については教習所などで聞いたことがあるかと思いますが、実際に使った経験があるという方は少ないでしょう。一般的には助手席グローブボックス下の足元部分、左脇あたりの位置にホルダーで収められています。輸入車の場合はドアポケットの一部に縦置きされていたり、グローブボックス内に常備されているというケースもあるでしょう。

事故や故障などの緊急時に、周囲に知らせて二次的な事故を防ぐためのものですが、使い方は決して難しくありません。要するに大きなマッチのようなもので、キャップを外してキャップ部分にある"すり板"で本体のマッチ部分をこすって着火させます。すると勢い良く炎が出ますので、路面に置いたり手に持って振るなどして使います。

しかし、例えば消火器などもそうですが、こうした「いざという時のための備え」は本当に"いざという時"に正しく使えるでしょうか?
平時ではなく、事故や故障といった緊急時に使うわけですから、その段階で慌ててしまっている可能性は充分に考えられます。そのような中、なんとか着火を試みて成功しても、いきなり炎があがって驚いてしまい有効に使えないケースもあり得るかと思います。

また発炎筒には製造から4年間という使用期限もあります。一般ユーザーが発炎筒の存在を意識するのは継続検査(車検)の際に「期限が切れているから交換しました」と言われた時くらいかもしれません。

そこでこの「非常信号灯」。
発炎筒に似た形状ですが、頭部には赤く点滅するLEDが仕込まれています。それ以外の部分は一般的な発炎筒と同じ太さなので、たいていの場合は既存のホルダーにそのまま収納することが出来るでしょう。
必要なのは単4電池が2本。これを懐中電灯のように本体に装着、あとはいざという時に底部の回転式スイッチをON側に回すだけで、赤い閃光が光るという仕組みです。

これならば初心者や女性の方などでも安心して正しく使うことが出来るでしょう。
点灯させたら、あとは本体底部がマグネットになっているので車体の屋根などに取り付けたり、路面に置いたり、手に持って振るなどして周囲に異変を知らせればOK。炎が出ているわけではないので、全く抵抗なく手に持つことが出来ます。

これ一本を車に常備すれば、使い勝手は良いですし、使用期限も無いので車検で余計な出費をすることもありません。もっとも、あくまでも電池駆動なので万一に備えて予備の単4電池2本を車内に置いておくことをお薦めします。

ただ、私見としては特に昼間の遠方からの被視認性では従来の発炎筒に一歩譲る印象もあります。
そこで私のお薦めは、従来タイプの発炎筒とLED非常信号灯を組み合わせて使う方法。まず初期段階ではLED非常信号灯を点滅させて周囲に警戒を促しつつ、さらに遠方からの被視認性を高めるために発炎筒も用いるというのは、特に高速道路では有効だと思います。なお、この場合は発炎筒の使用期限管理はユーザーの自己責任となり得るので注意が必要。

私の場合、高速道路を走行する機会が非常に多いので、こうした緊急時対策用のアイテムは充実した体制を構築しています。発炎筒は数本を搭載、さらに三角表示板と公安委員会認定の停止表示灯を積んであります。
実は以前、夜間の高速道路で大型トラックが中央分離帯に衝突する事故現場に遭遇しました。その場所が少々見通しの悪い環境で後続車の追突が危惧されたので、自車をハザード+停止表示灯の点灯でトラックの後方に停め、その後に停止表示灯を置きつつ、数本の発炎筒を設置して後続車に注意を促して二次事故を回避したことがあります。

あとあと処理にやってきた"本職"の方には驚かれましたが、サーキット時代のアクシデント処理経験が活きた出来事でした。
 
パーツレビュー|エーモン工業 非常信号灯
 
Posted at 2010/02/24 00:12:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年02月18日 イイね!

備えあれば・・・

備えあれば・・・2月は久しぶりの降雪で迎えた東京地方ですが、18日も未明から雨が雪へと変わりました。
朝には私が住む西部ではすっかり雪景色。もう2月も中旬ということで、月初めよりも湿気の多い重たい雪が降り積もりました。

積雪量としては2~3cm程度という感じ。気温は時間とともに上昇しているので、そのままにしておいても午前中の早い時刻には溶けて無くなってしまうと思われました。

しかし、車に積もった重く湿った雪をそのまま放置するのは余り良いことではありません。
特にウィンドゥやルーフに積もった雪の重みはワイパーに大きな負担をかけてしまいます。長い時間、雪の重みを受け止め続けているうちに、ワイパーアームの取付点が緩んでしまったり、最悪の場合はリンケージが破損することもあり得ます。
また、溶けたルーフなどの雪が一気にウィンドゥ伝いに流れ込むと、ワイパー部分に予想以上の強い力がかかる可能性もありますので、これも故障原因となり得るのです。

そこで、車全体に積もった雪を下ろすことをお薦めしますが、冷たい雪をどうやって払いのけるかが雪国以外の人には課題になるようです。
近所の光景を見ても、冷たい雪を致し方なくジャンパーの袖部分などで払う人や、雑巾を器用に使う人などなど。

そう、雪国では常識的な冬必須の自動車用品である「スノーブラシ」の存在を知らないのです。
確かに知らなくとも無理はありません。こうも立て続けに降雪に見舞われるのは東京圏では珍しいことですし、わざわざそんな需要のためにカー用品店でも「スノーブラシ」を在庫している筈がないのですから。

私自身はもちろん北海道在住時代には1台に1本はトランクに常備していましたし、今でもいつだったか購入したものを使い続けています。
その作業効率の良さは言うまでもなく。あっと言う間に車の雪を払いのけることに成功。通りすがりの人が「便利なモノがあるんだな~」という顔つきでこちらを見ていったことが印象的でした。

もっとも、使うのは東京では数年に1回のレベルですし、たいていのスノーブラシに備わるウィンドゥの霜取り機能はまず使うことがありません。
ゆえに特に周りに購入を強くお薦めするようなカーグッズではありませんが、比較的降雪の可能性が高い地域に行く機会のある方は、冬の間はスノーワイパーブレードとあわせて必須のアイテムではないかと思っています。

なお最後に余談ですが、北海道から東京に引っ越してきた最初の冬に驚いたこと。
雪が降った日の朝、多くの人が家や店の前に積もった雪を除けていたのですが・・・、なんと"チリトリ"を使っていたんですね。
確かに量としてはそれで充分なレベルでしたが、"チリトリ"を除雪に使うという発想そのものが全く無かった身としては、かなり衝撃的な光景でした。
 
Posted at 2010/02/22 03:42:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年02月14日 イイね!

イロトリドリ

イロトリドリちょっと買い物に出た先で見かけた日産自動車キューブ
二代目にあたる現行モデルもすっかり街中ではお馴染みの存在になりましたが、この時に見かけたのはデビュー当時にちょっと話題になったボディカラーをまとっていました。薄い茶系のカラーリングですが、その名もズバリ「クラフトダンボール」。言われて納得、「名は体を表す」という言葉もあるように、真四角に近いキューブのエクステリアデザインでこの色をまとうと、まさにダンボール箱を連想させます。

ダンボール箱というと引っ越しなどのイメージが強く、ある年齢層より上の方々はあまりお洒落や高級感とは縁遠い印象を受けるかもしれません。しかし昨今はダンボール素材の家具も一般的になっており、カジュアルで飾らないライフスタイルの象徴とも言える存在です。

そんな"ダンボール色"はどこか温かみも感じられるもので、冷たい雨が降る街中で出会った印象としては個人的にとても好感が持てました。イメージカラーとして訴求されている「クラフトダンボール」ですが、キューブというクルマのコンセプトにもピッタリな感じで、私自身がもしキューブに乗るとしたらこの色を選ぶと思います。

ところで車のカラーリングについては「jafca (財団法人 日本ファッション協会 流行色情報センター)」という団体が、毎年「オートカラーアウォード」という賞典を設定しています。

参考までに最新の2010年について選考結果を見ると、グランプリは日産自動車フェアレディZ・ロードスターに設定されている「プレミアムディープマルーンパール」という外装色が受賞しました。
その前年、2009年は本田技研工業FCXクラリティが「スターガーネットメタリック」という外装色で受賞。
偶然でしょうが、二年連続で深みのある赤系の外装色がグランプリに輝きました。

もう少し遡ってみると、この賞については日産自動車がグランプリを連続で受賞しています。
2008年はマーチの「サクラ(PM)」。コンパクトカーのジャンルではピンク系の色が流行しましたが、比較的後発にも関わらずグランプリを受賞しています。
2007年は初代ティアナ(J31)の「ミスティグリーン」がグランプリ。2005年12月にマイナーチェンジを受けた後期型から新規設定された淡いグリーンは、このクラスのセダンとしては存在感の高い色合いでした。
そして2006年ですが、この年もグランプリを受賞しているのがマーチ。「チャイナブルー」は若干緑がかった青で、爽快感を覚えさせる色合いです。

車のボディカラーはオーナーの個性やライフスタイルを反映させられるポイントになり得ますが、一方では対外的なバランスや下取り価格を考慮して無難な色選びに落ち着くというユーザーが多いように思います。
新型車の発表時にはメーカーが意欲的なテーマカラーを訴求してくることも多いですが、実際には個性的なテーマカラーは市場では少数派となり、マイナーチェンジや年次改良で消滅してしまうという事例も、これまでに多く見てきました。

皆さん、車の色はどのような基準で選ばれているのでしょうか?
特に気になるのが女性が愛車の色を選ぶ基準。ファッション性、ライフスタイルとの適合性、自分が良く着る服とのコーディネート、それとも実用性?

ところでかく言う私自身は、免許を取って最初に買ったS13型・日産シルビアだけがこれまでの車歴で唯一の新車購入なので、自由な車の色選びとは縁遠い世界にいます。
もちろん中古車購入時でもなるべく希望に沿った色を探しはしますが、ある程度の妥協も必要です。特に個性的なテーマカラーなどは市場流通量が少ないことも多く、グレードや装備、走行距離や価格といった要素と天秤にかけた時に、色についてはある程度の妥協を迫られることも珍しくありません。

実際に自分の車歴を見ても、2台目以降は比較的無難な色の車が続いています。
特に今現在は、社用車1号機(日産フーガ 350XV)と、2号機(フォルクスワーゲン パサート 2.0)がともにダークブルー。
似たようなボディサイズの4ドアセダンを2台持ち、かつ色も似通っているという、他人から見るとちょっと変な状態かもしれません。まぁ、青色は好きな部類なので、自分自身はこれで満足していますが・・・。

実は1号機を購入する際に、レーダークルーズ付きの"350XV VIP"が検討俎上にありました。しかしこの車、ボディが白だったのです。個人的には余り白い車に乗ろうと思わないので、色を理由に購入を見送ったというひとつの事例が生まれました。

いずれ新車、もしくは中古車でも車を購入する機会があるとしたら・・・。
これまで所有した経験のない、赤系のボディカラーを選ぼうかと思っています。ご紹介した「オートカラーアウォード」でも2年連続で深みのある赤系が選ばれていますし、各社とも魅力的なカラーをリリースしています。
一時期、2号機代替にあたってちょっとだけ検討したレクサスIS250C。もし買うとしたらテーマカラーの「レッドマイカクリスタルシャイン」を選び、インテリアは「メローホワイト」の本革シートにダークブラウンのバーズアイメイプル木目を組み合わせようと"妄想"しておりました(^^;。
 
Posted at 2010/02/16 00:14:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年02月10日 イイね!

これまで以上の徹底した取締りを望む

これまで以上の徹底した取締りを望む明日、2月11日は建国記念日。
現在の日本には15の国民の祝日があり、さらに振替休日や国民の休日(祝日と祝日の中日が1日の場合に適用)も状況によってはカレンダーに加わります。

ところで1998年以降、いわゆる"ハッピーマンデー制度"が施行されたことにより、15のうち4つの祝日は日付ではなく特定の月曜日に適用されるようになりました。従来型の祝日には元日やゴールデンウィークを構成するものが加わるため、これらとは異なる単独の祝日が週の半ばにくることがめっきり減った印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

そんな週半ば、木曜日の祝日となる今年の建国記念日。
休み明け1日を出社すると週末に入ることから、祝日前夜となる水曜夜は会社の同僚などと一杯楽しんでから帰宅する、という方も多かったかもしれません。

しかし、北海道から気になるニュースが入ってきています。

●飲酒運転の検挙6倍【釧路市、釧路町、白糠町、鶴居村】
HOKKAIDO NEWS LINK釧路新聞  2010年2月10日

北海道警察釧路警察署の発表によると、今年に入ってから管内における飲酒運転の検挙数が前年同期の6倍にもなっているとのこと。
正月休みや年明けの新年会シーズンを背景に、昨年は2人だったものが今年は既に12人を検挙しており、飲酒運転厳禁を軽視したドライバーが多いと分析しています。

ご承知の通り飲酒運転の危険性はここ数年で特に社会問題化しています。多くの死傷者を出す事故の要因となり、世論の高まりに呼応して法律も改正されて厳罰化が行われました。
厳罰化は運転者に限らず、同乗者や酒類を提供した者も対象となり、取締りの強化も相まって全国的には摘発件数が減少。警察庁の資料によると、酒酔い・酒気帯びによる違反取締り件数は2003年が全国で175,730件だったのに対して、2007年には74,331件となり半数以下にまで減少しています。

しかし、酒酔い・酒気帯び運転が重大な事故につながる大きな要因であることには何の変わりもありません。
特に2009年1月11日付のエントリでも少し触れましたが、「第1当事者の法令違反別死亡事故件数の推移」という資料によると、気になる数字を見て取ることが出来ます。

2008年と2009年を比較したデータですが、信号無視や最高速度違反などを要因とする死亡事故が減少傾向を見せているのに対して、酒酔い・酒気帯びは5%ほどの増加傾向に転じているのです。法改正による厳罰化で確かに違反件数そのものは大幅な減少を見せているのですが、ここに来て取締り件数も横ばい傾向である上に、死亡事故の要因としては増加してしまっているのです。
また昼夜別の死亡事故件数をみると、飲酒運転によるものは夜の発生件数が昼の3倍。最高速度違反は2倍を少し下回る程度ですから、夜になると飲酒運転による事故が激増している状況を窺い知ることが出来ます。


個人的な印象ですが、飲酒運転には"常習性"があるように感じられます。

●異例の“2回目”懲戒免職 酒酔い運転で免職→復職→また発覚
MSN産経ニュース  2010年1月20日 18時22分

このような呆れたニュースも今年に入って伝えられましたが、飲酒運転は絶対にしていけないこと、酒は人間の感覚や運動能力に大きな影響を及ぼすことは、誰でも知っている筈です。
しかし「ちょっとしか呑んでいない」「自分は酒に強いから」「呑み終わってから一休みしたから」など、色々と身勝手な言い訳をつけて運転する輩があとを絶ちません。

ここまで厳罰化され、社会的にも問題視されている飲酒運転。それでも自覚やモラルの無いドライバーがいなくならないのです。
ただでさえ1トンを遥かに超える重さの自動車を、人間が本来出せない速度で走らせる自動車の運転行為。その危険性はいつ何どきでもドライバーとして自覚していなければなりませんが、危険を承知で飲酒運転をするような輩は、"殺人未遂罪"を適用しても良いほどの悪行をしていることに気がつかないものなのでしょうか。
 
Posted at 2010/02/13 19:39:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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