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NorthStarのブログ一覧

2009年02月22日 イイね!

路面電車で小旅行

路面電車で小旅行函館滞在二日目の朝。ホテルの部屋でカーテンを開けると、そこに拡がっていたのは雪が横に降る"猛吹雪"の景色。

果たして今日はどうしたものかと考えつつ、取り敢えずは朝食。

食事を済ませて部屋に戻って改めて外を眺めてみると、嬉しいことに吹雪はおさまり青空が視界に入ってきました。

ということで社員嬢を伴って外出。ただし今朝は車ではなく徒歩でホテルから移動を開始します。

5分ほど歩いた先にある函館市交通局が運営している路面電車の停留所へ。
それほど待たずしてやってきた電車に乗り込み、終点の「湯の川電停」まで30分ほどの小旅行。
特に終点に目的があるわけではなく、純粋に路面電車に乗ることが目的。私にとって路面電車は2007年の夏に富山市内で乗って以来、ましてや函館市交通局の路面電車となると記憶の遠い片隅に乗った記憶が残っているようないないような・・・。

終点到着後は周辺を散策。その過程では思いがけぬアクシデントもありましたが、散策を終えて再び「湯の川電停」から来た道を戻るかたちで走る電車に乗車。

「函館駅前電停」で下車して、次に向かった先は「青函連絡船記念館 摩周丸」。
今ではトンネルで結ばれている函館~青森間ですが、それまで物流や人的交流の主役を勤めていたのが青函連絡船。旧・国鉄から新生JRへと受け継がれた航路は青函トンネルの開通に伴って1988(昭和63)年に廃止されました。

廃止まで活躍した中の一隻、摩周丸は函館駅裏に係留され、今では青函連絡船の歴史を伝える記念館となっています。
私自身は過去に一度だけ連絡船に乗った経験がありますが、残念ながらそれが摩周丸だったかまでの記憶はなく。しかし内部の展示は興味深いものでしたし、操舵室や通信室も公開されており、説明員の方から丁寧な解説をしていただけて大満足。

見学後は一旦ホテルに帰り、ここから社員嬢とは別行動。
私は車で昨日夕食をご一緒した友人のメカニック氏が営むガレージを訪問。夜の帳が下りるまで、レース談義や北海道の自動車業界事情で盛り上がりました。

再びホテルに帰ってからは社員嬢と合流して夕食。
ホテルの近くある「松尾ジンギスカン」を訪れましたが、その店名は"函館五稜郭店"。ロケーションとしては五稜郭から遠く離れた場所ゆえに違和感がありましたが、なんでも元々は五稜郭の近くにあった店が移転して現在地になったとのこと。

夕食後はホテルに戻って夜景を一望できるバーで一息。
お二方のバーテンダーさんも交えて閉店まで楽しい"トークバトル"。若いバーテンダーさんは生粋の函館っ子ということで、函館や北海道ネタで大盛り上がり。
なぜか「サンパレスのコマーシャルの"宇宙一"は誰が認定したのか?」とか「絵が動かないテレビCMといえば"札幌クラブハイツ"」なんていう、ローカルなネタが中心になったのでした。
 
Posted at 2009/02/27 08:05:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2009年02月16日 イイね!

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =後編=

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =後編=千葉県は南房総を巡ってきたドライブ。
既に太陽は水平線にその姿を隠そうとしている時刻になりました。

往路は「東京湾アクアライン」を走って、トンネルと橋で横断した東京湾。

復路では短い時間ながらも旅情あふれるカーフェリーを利用して横断することとします。

春一番が関東に吹いた翌日のこの日、気温は4月並の暖かさとなりました。
しかし海は前日に通過した低気圧の影響が残っていて、フェリーはお昼すぎまで欠航続き。携帯電話のサイトで随時状況を確認していたのですが、夕方になって運航が再開されたということで、金谷港のフェリーターミナルを訪れました。


■旅情あふれる40分の東京湾クルーズ

神奈川県横須賀市の久里浜港と、千葉県富津市の金谷港をむすんでいるのが「東京湾フェリー」。

浦賀水道を横切るかたちで東京湾を横断する航路を開設しており、三浦半島と房総半島をむすぶルートは長年に渡って重要な役割を担ってきています。

3隻のカーフェリーで運航される同航路は、繁忙期や週末になると3隻がフル稼動。比較的短い待ち時間で乗船出来るようになっています。
平日は2隻での運航となるので若干待ち時間が増えますが、ダイヤや運航状況は同社の携帯電話サイト上でも確認出来るので便利です。


フェリーターミナルに到着したら、まずは乗船待ちの列に車を停めます。
そして車検証を持ってターミナル内の券売所へ。車検証を提示して料金を支払い、乗船券を受け取って手続きは完了です。

航送運賃は4.0m以上5.0m未満の乗用車1台が3,880円。この料金には運転者1名分の乗船料金も含まれています。
また同乗者は大人(中学生以上)が700円、小人(6歳~小学生)は350円。
料金については往復割引など各種の割引も設定されていますが、今回のような片道利用では2つの割引のいずれかを適用させるのがお得です。

一つ目は「JAF(日本自動車連盟)」の会員割引。乗船手続時に会員証を提示すれば、乗用車1台とその車の乗車定員内の同乗者の運賃について、10%割引になります。

もう一つは東京湾フェリーのウェブサイトに用意されている割引クーポン。
クーポンを印刷して持参すると、JAF会員割引と同様に乗用車1台+同乗者の運賃が10%割引されます。


出港の10分ほど前になると車で待機するようにアナウンスが。
それまでの間、待ち時間があればターミナル内のお土産コーナーを散策してみると良いでしょう。
ここでの注目は「牛乳饅頭」と「牛乳羊羹」。
ともに買い求めて、まずは饅頭を食してみました。牛乳の香りが引き立つ優しい甘さで、フェリー船内でのおやつにもちょうど良い感じです。
この他にも房総の特産品や名産品が色々揃っているので、覗いてみる価値は充分にあるでしょう。

係員の指示に従っていよいよ乗船。
乗船券を提示して半券を受け取り、車両甲板へと車を進めます。なお、このフェリーでは車で乗船する場合、同乗者も一緒に車でフェリーに乗り込みます。

指定された位置に停めたら、ドアミラーを畳んでサイドブレーキをしっかりかけます。
短い移動時間の船旅ですが、出港後は車両甲板への立ち入りが禁止されるので忘れ物をしないように要注意。デジカメで記念写真を、と思っている方はカメラ本体はもちろんですが、予備の電池も念のため携行した方が安心です。


客室は進行方向に向かってズラリと椅子が並んでいます。
背もたれや座面も個別になっているので、なかなか寛げる空間という感じ。さらにこの他に横向きのベンチシート&小さなテーブルというスペースもいくつか用意されていますので、夕焼けなどを眺めながらのクルーズを楽しめます。

なお船内には売店もありますが、今回乗船した「くりはま丸」では開店することはありませんでした。
売店とは別に飲料水やタバコの自動販売機も船内には用意されているので、特に困ることもありませんが。

ここで今回乗船したフェリーについてもう少し詳しくご紹介しておきましょう。
「くりはま丸」は2,796t、旅客定員は570名。車両はバス16台、乗用車110台、トラック36台という収容能力を有していますが、車両積載量は同社の所有する3隻のカーフェリー全てで共通しています。


ややウネリのあるコンディションゆえに航行中は少々揺れましたが、なにしろ所要時間が35~40分と短いので、船酔いしている暇も無いという感じ。
デッキで写真を撮影してみたり、東京湾を行き交う船舶を眺めていると、あっと言う間に対岸の三浦半島が近づいてきます。

この日の乗船では、航路の途中で操舵室から面白いアナウンスもありました。
それは航路の傍に停泊していた大型船について。
パナマ船籍の全長333mという巨大な貨物船であり、このサイズは東京湾に入ることが許される上限に近い大きさだという説明がされました。
さらに貨物船の脇には小さな船がいたのですが、この小型船でやってきたのが湾内での航行を補佐する"水先案内人"であることもアナウンスされ、興味を惹きました。

そして東京電力横須賀火力発電所の煙突が眼前に大きくそびえ立つと感じるようになったら、そこはもう久里浜港。
この時間帯の乗船が功を奏し、東京湾口に沈んでいく夕陽、そしてちょっと幻想的でもある闇に包まれる直前の火力発電所を眺めることが出来ました。

接岸直前のアナウンスに従って車両甲板へと戻り、着岸したら誘導に従って下船します。


■最後は横須賀を代表する味で締めくくり

久里浜港から横須賀市内中心部に向かい、夕食を摂ることにします。
なお、港からはT字路交差点を右折して市内中心部に向かいますが、この交差点には信号機がありません。
交通量も決して少なくないので、右折の際は充分に注意が必要です。

そして横須賀での夕食と言えば、あの名物を外すわけにはいきません。
そう、「海軍カレー」です。

その名の通り、海軍に由来するカレーライス。世界的に海軍での定番糧食のひとつがカレーライスで、現在も海上自衛隊では特定の曜日にカレーライスを食べてカレンダー代わりにしています。


調べた結果、市内中心部にある「よこすか海軍カレー館」を訪れてみることに。
商店街から入ったやや奥まった場所にお店はありますが、無料の駐車場も用意されているのでドライブでは訪れやすい条件のお店。

店内はレトロな感じで、壁には海軍旗や浮輪が飾られていて良い雰囲気。
ホールの店員さんも蝶ネクタイでビシッときめており、古き良き洋食屋さんといった趣のある店です。

注文したのは明治41年の英国海軍のレシピを忠実に再現したという「元祖よこすか海軍カレー(850円)」と、その昔に海軍のコックさんが作ったという牛肉入りの「よこすか海軍カレー=水兵さん= (950円)」。
後者は私が、前者は同伴の社員嬢が注文したのですが、さらに単品追加で「ポークカツ(850円)」を注文、二人でシェアしてカツカレーにして食べてみることに。


写真は「よこすか海軍カレー=水兵さん=」ですが、ハヤシライスのような雰囲気もある懐かしい味わい。
スパイスの効いた大人の味わい、牛肉もふんだんに使われていますし、タマネギのシャキシャキ感と甘みも楽しめます。

また「元祖よこすか海軍カレー」は、最近では珍しい黄色っぽい色合いのカレー。
小麦粉を炒めてルーを作る海軍カレーの特徴をもっとも感じられるメニューです。
そして「元祖よこすか海軍カレー」には牛乳とサラダがセットでついてきますが、牛乳とのコンビネーションはとても良さそうな感じ。
この点はお店のウリでもあるようで、私たち以外に同じメニューを注文したテーブルもそうだったのですが、ホールの店員さんはこのメニューを客の元へ運ぶと必ず「元祖よこすか海軍カレーです。こちらには"牛乳と"サラダが付きます」と、やけに"牛乳と"に力を込めて説明していらっしゃったような感じがします(^^;。


■東京湾周遊ドライブのまとめ

食後は本町山中有料道を経て、横浜横須賀道路へ。
横浜横須賀道路は今年の3月20日に佐原インターチェンジから馬堀海岸インターチェンジまでの供用が開始され、1979年の第一期供用開始から実に30年の時を経て全線開通する運びとなりました。
なお本町山中有料道はETC未対応なので、通行料金は現金で支払わなければなりません。

横浜横須賀道路の先は往路を逆にトレースするかたちで保土ヶ谷バイパスを走ります。
そして東京は町田に到着したのは21時、出発からちょうど12時間で東京湾周遊を楽しめる内容となりました。

このドライブルートは、なかなかのお薦めです。
往復でルートを変えることで船旅も楽しめます。また私が実践したよりも早めの時間、具体的には東京湾アクアラインの木更津金田インターチェンジを午前6時~午前9時の間に通行するスケジュールにすれば、通勤割引料金の適用を受けられます。

さらにお昼ごはんが少し早い時間になるので、選べるメニューも増えるでしょうし、混雑も多少は緩和されるでしょう。

そして時間の余裕が出来ることから、今回は立ち寄っていない沿道のスポットを訪れたり、日帰り温泉でサッパリすることも可能になります。



なんとなく企画取材のネタ探しで出かけた東京湾周遊ドライブ。
本業の原稿執筆&企画立案調で3回に分けてご紹介してきましたが、割引を活用すればお得に楽しめる行程を組めたと思いますので、ぜひご参考にしていただければと思います。


■今回のドライブ、そのお値段は?

最後に、今回のドライブでかかった費用もご紹介しておきましょう。
下の表にまとめてみましたが、道路通行料金はETC装着の通常料金が基準。
そして通行料やフェリー乗船料、施設入場料について割引設定がある場合は、割引料金欄に赤文字で記してあります。

燃費については個人差もありますから参考程度ですが、今回は三菱ランサーエボリューションVII GT-Aという、決して燃費性能では優れない車種での走行。
淡々と法定&制限速度を基本に、流れに乗って走る運転の結果です。

項  目通常金額割引金額備  考
首都高速狩場線\580\480日曜祝日ETC20%割引
東京湾アクアライン\2,320\1,500ETC通勤割引
本町山中有料道\200\200 
横浜横須賀道路\900\450ETC早朝夜間割引
東京湾フェリー(車+運転者)\3,880\3,490JAF会員またはクーポン割引
東京湾フェリー(同乗大人1名)\700\630JAF会員またはクーポン割引
ガソリン代\3,132\3,132燃費 9.59km/Liter
食事処 ばんや\2,640\2,640 
猫だ!PARK(大人2名)\2,000\1,800WEBクーポン割引
よこすか海軍カレー館\2,650\2,650 
金谷フェリーターミナル\867\867牛乳饅頭+牛乳羊羹
その他雑費\600\600コンビエンスストア
合  計\20,469\18,439差額 : \2,030

※道路通行料金の「通常金額」はETC装着車のものであり、現金払いでは一部の金額が異なります。

●ルートマップ|金谷港 → 久里浜港 → よこすか海軍カレー館 → 東京・町田
MapFan Web
 
Posted at 2009/02/16 02:55:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年02月15日 イイね!

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =中編=

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =中編=鋸南町漁業協同組合の直営ということもあって人気の「お食事処 ばんや」でお腹を満たしたドライブ。

館山市の最高気温が24度と、2月としては異例の暖かさになった土曜日。
食後は目の前の漁港を見ながら一服しましたが、半袖でも全く寒さは感じない絶好のドライブ日和です。


■世界のネコたちに癒される

次なる目的地に向けて国道127号を更に南へ進み、再び右手に東京湾・浦賀水道を望みながらの南下。

富浦駅の先で国道をトレースして左にカーブすると、間もなくして右手に「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」が現れます。
この地域では枇杷(ビワ)が特産なので、道の駅でもそのことを強く押し出しています。
ここでは、いちご狩りやビワ狩りも楽しめるそうで、特にビワは皇室にも献上される「房州びわ」。
気になる料金は、30分のもぎ取り食べ放題で2,100円です。

この道の駅の斜向かいにある施設が今回の目的地。

その施設は「猫(にゃん)だ!PARK」といいます。

名称から察しがつくように、ここは猫好きにはたまらないスポット。
世界各地の様々な種類の猫、100匹以上と触れ合うことが出来る施設です。

訪れてみると、まずはお土産コーナー。ここのレジで入場したい旨を告げて入場料金を支払います。
すると係員から入場に際しての注意事項が。
いくつかの項目で大切なのは「猫に優しく触るのは良いが、抱っこしたり嫌がっている&寝ている猫には触らないこと」、「写真撮影については絶対にフラッシュを使わないこと」という二点でしょうか。
特に後者についてはここに限らず、動物園や博物館などでフラッシュ禁止のところが多いですが、余り守られていないようにも見受けられます。
多くは分かっていてもついついデジカメの設定を発光禁止にし忘れて光らせてしまった、というケースかと思います。しかしきちんと禁止が謳われている限りは、発光禁止設定をしてから入場するか、設定方法がわからなければ撮影を諦めるようにしなければなりません。

注意事項を聞いたら両手と靴の裏を消毒して、いよいよPARK内へ。
もっとも壮大なテーマパークというわけではなく、比較的こぢんまりとした規模なので身構える必要もありません。

施設に一歩足を踏み入れると、独特の"ネコ臭"。決して不衛生というわけではなく、むしろ数多くの猫が飼われているわりには高いレベルで施設は清潔に保たれています。
しかし臭いはそこそこありますので、猫が苦手な方は入場を控えた方が良いでしょう。もちろん数分で気にならなくなるレベルではありますが。

そして広い部屋の中は、それこそ"ネコだらけ"。色々な種類の猫が気ままに暮らしている感じです。
ここの猫たちは人に慣れているためか、顔を近づけたり、背中を撫でてもそんなに嫌がりません。
もっとも、訪れた際には7割方の猫はお昼寝の真っ最中でしたが・・・(^^;。

寝ている猫がいる一方では、元気にPARK内を歩き回って"偵察"に勤しんでいる猫もいます。
この施設では"猫のおやつ"も販売されているので、"猫ハーレム"を楽しみたい方には、おやつ購入もお薦め。

そして、訪れる際には時間に注意して行くと良いでしょう。
その時間とは午後2時22分。2が並ぶ"ニャンニャンニャン"のこの時間になると、猫の大行進が始まります。
要するに午後のお食事タイムなのですが、大勢の猫がこの時間は目を覚まして、お食事に群がってきます。
中にはちゃっかり、自分の元にスタッフの方が食事を持ってきてくれるのを、じっと待っている猫もいたりしますが(^^;。

この施設の入場料金は大人(中学生以上)1,000円、小人(4歳~小学生)は500円。
ただし「猫(にゃん)だ!PARKのウェブサイト」、そのトップページを印刷して持参すると入場料金が一割引となります。


■いざ、房総半島最南端へ

大勢の猫に癒された後も引き続き国道127号を進みます。
館山市内で国道127号は終点、その先は国道410号へ。
地図で見たときの房総半島の左下部、その海岸線に沿って走るルートは、太平洋を望む気持ちの良いコース。道幅も広く、爽快なドライブを楽しめます。

その途中には「白浜フラワーパーク」などの観光施設もあるので、時間があれば立ち寄ってみるのもお薦めです。

そして視界前方に見えてくるのが白亜の灯台。
海上保安庁が選んだ「日本の灯台50選」のひとつでもある「野島崎灯台」です。

房総半島最南端というロケーションの野島崎。台風の関東接近時や、房総半島沖での海難事故などを伝えるニュースでも、しばしば耳にする地名です。

東京港や横浜港、千葉港といった主要港湾、さらには横須賀の防衛・米軍施設など、世界的に見ても屈指の混雑ぶりを見せる東京湾。
浦賀水道が東京湾の出入り口となりますが、事故を防ぐために航空機同様の管制を航行する船舶は受けています。
具体的に言うと、観音崎にある"東京マーチス"という無線呼び出し符合の「東京湾海上交通センター」が船舶の状況を常時モニタリングしており、船舶に適時指示を出すことで安全を守っています。

その東京湾に向かう船舶にとって、重要な道標となる灯台のひとつが、ここ「野島崎灯台」。
日本の灯台として二番目に点灯した洋式灯台ですが、周辺は公園として整備されており観光スポットとしても人気の場所です。

今回のプランでは折り返し地点に設定したこの地での一休みを挟んで、ドライブはここから復路になります。


■温泉天国・南房総

帰りは館山市街地までのショートカット路になる県道86号をチョイス。

ところで日本でドライブといえば"温泉"がつきもの。
関東地方で温泉というと、箱根方面や群馬・山梨など北部が思いつくところですが、南房総も温泉が多数存在しています。

写真の「南総城山温泉 里見の湯」は国道127号・館山バイパス沿いという立ち寄りやすい立地。
塩化ナトリウム主体の温泉で、10時から24時までの営業となっていますので、行楽帰りに汗を流していくのに最適。
料金は大人(中学生以上)1,580円、少々高いような感じも受けますがタオルとバスタオル、館内着が料金に含まれているので、手ぶらで気軽に立ち寄れるのが嬉しいところ。

この他にも今回の沿道では「ジャングルパレス」、「天然温泉 海辺の湯」、「不老山 薬師温泉」などの温泉施設がありますので、時間があればこれらの温泉でサッパリしていくのも良いでしょう。


■帰りは手軽な"東京湾クルーズ"で

東京湾アクアラインで訪れた千葉・南房総ドライブ。

帰りも往路同様にアクアラインで一気に東京湾を横断することも出来ますが、それではちょっと"芸"がありません。
そこで復路では手軽に楽しめる"東京湾クルーズ"を味わってみることにします。

ということで向かったのは金谷港のフェリーターミナル。
ここから短いながらも旅情あふれる"船の旅"がはじまります。

 
●ルートマップ|お食事処ばんや → 猫(にゃん)だ!PARK → 野島崎灯台 → 金谷港
MapFan Web
Posted at 2009/02/15 22:56:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年02月14日 イイね!

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =前編=

東京湾岸周遊・12時間ドライブ =前編=先週に引き続き、この土曜日も東京発の日帰りドライブに出かけてみることにしました。

昨日吹き荒れた春一番もおさまり、早朝からよい天気に恵まれた関東地方。一足早い春模様の中を、社用車2号機(三菱ランサーエボリューションVII GT-A)で出かけることとします。

東京・町田を出発したのは午前9時。ただし、燃料給油や軽い洗車などを出発後におこなったので、実際には40分程度をロスしています。

先週の日帰り福島紀行は高校時代の友人を伴いましたが、今回は毎度お馴染みウチの社員嬢がお供。


■快晴の下、湾岸高速を走る

燃料満タン給油などの準備が整ったら、国道16号(保土ヶ谷バイパス)を南下していきます。
そのまま首都高速道路・神奈川3号狩場線へ。
天気の良い土曜日ということで渋滞も覚悟していましたが、そのままスイスイと湾岸線に接続、「横浜ベイブリッジ」「鶴見つばさ橋」を渡ります。
快晴&若干風が残っているため、視界の先に広がる景色は澄みきったもの。
橋の上からは「みなとみらい」地区のビル群もクッキリと鮮やかに望めます。


■アクアラインで東京湾を一気に横断!

車は浮島ジャンクションで湾岸線を離れ「東京湾アクアライン」へ。
普通車は通常3,000円という通行料金ですが、ETC車割引なら2,320円。
さらに今回は適用時間を過ぎてしまいましたが、もう少し早く通れば「東京湾アクアライン社会実験<通勤割引>」の適用によって1,500円と通常料金の半額になります。

なお写真の先行車、V35型スカイラインはアクアラインが大好きなようで、好天の下を木更津~海ほたる間で何度も往復しているようです。
青いペアルックのカップル、ただし体育会系の男性二名が乗っていますが・・・。


■トンネルを抜け、橋を渡って、あっと言う間に千葉県上陸!

海上パーキングエリア「海ほたる」での小休止をはさんで、車は千葉県に上陸。
木更津金田インターチェンジで一般道に下り、国道16号を経て"内房なぎさライン"の愛称をつけられている国道127号で南へ進みます。

館山自動車道の富津中央インターチェンジを過ぎて間もなくすると、進行方向右手には東京湾が広がります。
海沿いの気持ちよいドライブコースですが、ところどころあるトンネルは幅が狭い箇所も多いので要注意。曜日と時間の関係からか今回はあまり大型車とのすれ違いがありませんでしたが、路線としては大型トラックや観光バスの往来も決して少なくないでしょう。

もう一点、鋸南保田インターチェンジの近く、JR内房線の保田駅周辺では、国道がクランク状にカーブする箇所があるので、ここも要注意です。


■漁協直営の食事処で、ボリューム&新鮮度満点の昼食を!

保田駅を過ぎると間もなく、右手に現れるのが「お食事処 ばんや」。

地元の保田漁業協同組合が直営している新鮮な海産物を提供してくれるお店です。
ここには食事処に加えて、高濃度炭酸温泉「ラムネ温泉 ばんやの湯」も併設されています。

到着したのは午前11時45分、お昼時ということもあって駐車場には多くの車。
そしてお店も大盛況でしたが、意外とお客さんの回転も早いので、入口近くにある紙に名前と人数を書いて待ちます。

待つこと10分ほどで名前が呼ばれて、廊下でつながっている別棟の"第一ばんや"に案内されました。
待っている間に壁に張り出されているお品書きをしっかり見ていたので、既に注文は決まっています。
ということで席に着くと同時にオーダー。あとはセルフサービスとお茶と水で更に待つこと10分ほど。


運ばれてきたのが写真の丼。
私が注文したのは、この店でイチオシとされている「イカのかき揚丼」。800円で味噌汁とお新香がついています。

実はこのお店、各テーブルには「当店が量が多いので、残したらお土産に。持ち帰り用パックは10円で販売しています。」というお知らせが出されています。

ボリュームに自信があることの現れですが、たしかに運ばれてきた丼を見て納得。かき揚げがまさに"山盛り"です。
早速箸をつけてみますが、なかなかご飯にたどり着かないことに驚き。厚手のかき揚げには新鮮なイカとシャキシャキした甘みのあるタマネギがたっぷり入っていました。

社員嬢は穴子天重(890円)を注文。こちらも大振りの穴子天ぷらが二本載せられており、満足度も高かったようです。

さらに今回は、えんがわの握り2カン(@160円×2)と、アジフライ(630円)も注文。
合計金額は2,640円。休日ドライブの昼食としては決して高くない代金で、お腹は文句無しの満腹に。
なお、たまたま今日は揚げ物メインの注文となりましたが、もちろん刺身や煮物などのメニューも豊富。単品に260円を追加すると、ライスに味噌汁とお新香がついて定食となります。

ただし訪れるなら少し早い時間にして、早めのお昼ごはんにした方が良さそうです。
混雑は店のキャパシティがあって客の回転も早いので待つことは苦にならないのですが、入店が遅くなるほど売り切れるメニューが増えてしまいます。
なお、このお店のメニューについては価格は入荷状況などに応じて変動することもあるようです。

ちなみにこの周辺の地名ですが保田は「ほた」、鋸南は「きょなん」と読みます。


●ルートマップ|東京・町田 → 東京湾アクアライン → お食事処ばんや
MapFan Web

※上記リンク先のルートマップでは、館山自動車道を鋸南保田インターチェンジまで利用するルートとなっています。
 
Posted at 2009/02/15 20:55:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年02月09日 イイね!

福島銘菓

福島銘菓先の土曜日に訪れた福島県。
朝食には海の幸、昼食には喜多方ラーメンと、リーズナブルに"食道楽"も満喫してきた小旅行でした。

そして東京に帰ってからは、会津若松駅の構内にある「銘品館」というお土産屋さんで買い求めた、福島銘菓をいただいてみました。

この「銘品館」には、お菓子を中心として豊富な県内の名産品が並んでいます。

その中から選んだのは二品。

まずは松本家の「湯の花羊かん」。

松本家は文政2(1819)年に創業の老舗羊かん専門店。
湯の花羊かん」は1本ずつの個別包装で、円筒形のスティック状。細めのサイズゆえに底面を指で押す繰り出し式ではありませんが、手を汚さずに気軽に食べられる形状とボリュームが嬉しいところ。

甘さは控えめで上品な味、これならば甘いものは得意でないという男性でも抵抗なく美味しくいただくことが出来るでしょう。

5本入(577円)~28本入(3,200円)までのラインナップがありますので、進物や手土産はもちろん、家族向けなど用途に合わせた本数の箱詰めを購入できます。
なお日持ちは70日(夏場は60日)とされています。


もう一点は、かんのやの「家伝ゆべし」。

こちらも1860(安政7)年には屋号を名乗って"ゆべし"作りを始めていたという老舗です。

"ゆべし"は漢字で"柚餅子"と記すように柚子を用いるのが基本ですが、福島など東北地方では柚子が入っていません。これは東北では柚子の栽培があまり行なわれていないことによるものでしょう。

そしてこの"ゆべし"、今では主にお菓子という捕らえられ方をされますが、元々は保存食という意味合いが強かったようです。冬は豪雪も珍しくない福島、特に会津地方では冬場のための保存食であったり、街道を行き交う旅人の携行食として重宝されたのかもしれません。

さて、福島の"ゆべし"は独特な形状でも有名。まるで海岸にあるテトラポットのような三角形ですが、「家伝ゆべし」は大きめでボリューム感もあります。

米で作られた生地で餡を包んでいますが、こちらも予想よりも甘さは控えめで食べやすいという印象。
もちろん甘さ的に物足りないというわけではなく、土産物や老舗系の和菓子にありがちな"濃いお茶と一緒でなければ、ちょっと辛い甘さ"とは無縁の、上品な甘みが広がるということです。

家伝ゆべし」は6個袋入り(519円)~32個箱入り(2,940円)をラインナップ。
用途に応じて、箱入りと少しリーズナブルな袋入りを選べるあたり、地元に根付き愛されている一品であることも感じさせてくれます。


なお、福島小旅行で朝御飯をいただいた、いわき市の食堂「うろこいち」について、おすすめスポットに紹介記事をアップしました。


【おすすめスポット】 いわき市|うろこいち
 
Posted at 2009/02/11 19:31:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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三菱ディアマンテ30M-SE、Y50型日産フーガ350XVに続く、三代目の“社用車1号機 ...
フォルクスワーゲン パサート セダン フォルクスワーゲン パサート セダン
マツダRX-8、三菱ランサーエボリューションVII GT-Aに続く、三代目の"社用車2号 ...
日産 フーガ 日産 フーガ
二代目となった"社用車1号機"。 日産フーガ350XV、ボディカラーはダークブルー。 ...
三菱 ランサーエボリューションVII 三菱 ランサーエボリューションVII
マツダRX-8の後継として導入した「社用車2号機」。 三菱ランサーエボリューションVII ...

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