栃木県小山市で開催されたイベントに、行ってきました。
会場の「道の駅 思川」は、大混雑。
この日は、ずっとお金がなくて自賠責保険切れのままだったYSRを、ついに復活。
よかったです、原付で。
停める場所には、困りませんでしたから。
では、車のご紹介を。
ポルシェ 928 S4
普段、外車の写真は撮らないのですが、これは好きなんですよ。
ポルシェ好きの方々からは、あんまり評価が高くないかも。
長らくトップに君臨する911とは、少し趣の違うスポーツカーを目指していました。
メインマーケットのアメリカ市場向けに特化し、ラグジュアリー的要素を盛り込んでいます。
それ以外も、911とはメカニズム面で、大きく変革させています。
例えばエンジン。
空冷水平対向6気筒から、水冷V8型気筒へ。
駆動方式も、リアヘビーのRRから、前後バランスが良いFRへ。
しかもミッションをリアデフ直前に搭載する、トランスアクスルを採用。
より50:50の重量配分に近付けています。
しかもこれ、希少な右ハンドルです。
今でこそ、ポルシェ、メルセデスで右ハンドルを選ぶ方も、少なくありません。
でもこの時代は、まだ左ハンドルが大多数です。
それでも右ハンドルを選んだ初代オーナーさんは、素晴らしい選択をされたと思います。
私も以前、義父の左ハンドル仕様オペル ベクトラを、100kmほど運転したことがあります。
もう、左ハンドル車の運転は、勘弁して頂きたいものです。
特に右折は対向車が見えなくて、本当に怖かったですよ。
コロナ ハードトップ(T50系)
最近は、当時とは全く逆の様相を呈しておりまして。
イベントで見かけるT50系といえば、「トヨタ 1600GT」の方が多いです。
むしろ、それしかありません。
現役当時、街中で1600GTを見たことはありませんでしたよ。
それが今では、コロナ HTの方が、希少ですね。
ちなみにコロナHTには、叔父が乗っていました。
日本初のセンターピラーレスのHT。
エアコンなんかない当時、フルオープンにした時の開放感は、堪りませんでしたねぇ。
おっと、フルオープンといえど、この車には三角窓が残っていましたけどね。
ギャラン ハードトップ(初代)
この時代は、ハードトップ全盛ですね。
そういえば、なんでセンターピラーレスの車を「ハードトップ」って言うのでしょうか?
だって、ピラーのあるセダンだって、鉄の屋根ですから「ハードトップ」じゃないですか。
これは、こういう理由だそうです。
元々の「ハードトップ」とは、オープンカーに装着するFRPとか鉄製の屋根のこと、なんだそうです。
センターピラーレスの車は、このオープンカーに屋根を付けた状態と、シルエットが似ています。
そこから、センターピラーレスの車を「ハードトップ」と呼ぶ様になったそうです。
ランサー ターボ
「ランエボ」より、昭和の男の子は「ランタボ」でしょう。
イタリア セッサーノのデザインが、クリーンでカッコいいです。
しかも、この代からWRCにも復活しています(スポット参戦でしたが)。
この車は、輸出仕様のスリーダイヤグリルです。
この時、日本仕様は「MMC」。
しかもマークは、なんだかいすゞ似で。
やっぱり三菱車は、スリーダイヤがいいと思うのですが。
80年前後は、なんで「MMC」だったのでしょうか?
グロリア(A30系)
先日、群馬のイベントで見ました、3代目。
日産ブランドなれど、設計はプリンスでした。
エンジンも当然プリンス製G7搭載で。
あれ? これは日産のL20ですね。
この3代目グロリア、後期型からL20になっているのだそうです。
シルビア(S13系)
凄い! 日本にまだノーマルのS13があるなんて!
やっぱり美しいデザインですね。
ギリシャ神話に登場する乙女の名前が由来という、シルビア。
納得です。
でも以前、会社の女の子に言われました。
「シルビア? あっ、若い男の子が乗っているボッコボコの車ですか?」
あっ・・・そういうイメージなんだ・・・。
でもそれ、残念ながら当たってます。
ローレル スピリット(2代目)
これまた凄いのが出てきました。
現役当時でも、あまり見かけなかったですね。
それにしても、この車名。
なんか積極的に選ばれていない感じがして、ちょっと切なくなります。
「ローレル スピリット」よりも、「スタンザ」の方が良かったのでは?
ラングレー(2代目)
うわっ、目眩がしてきました。
続いてラングレーの登場ですか!
これも悪い車じゃないのですが、コンセプトでちょっと損をしている気がします。
だって「スカイラインズ ミニ」ですからねぇ。
もっと堂々としていて、いいと思うのですが。
いっそのこと、丸型テールランプをやめて。
スカイラインの呪縛から逃れた方が、幸せなんじゃないかと。
あっ、そうすると、リベルタ ビラと見分けがつかないかも?
ちょっと隣のコロナ HTが写り込んでしまい、見づらいのですが。
車名入りのシートカバーです。
きっとディーラーオプションなんでしょうね。
すごく希少です。
やっぱり、当時の希少車が多く残りますね。
それに対して普通の車は、ほとんど残りません。
それなのに今回は、ラングレーとローレル スピリット。
普通の車で、希少車(不人気車?)が出展されていました。
こういう絶滅しかかっている車が来ると、嬉しくなりますね。
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Posted at
2017/10/04 10:11:08