真夜中四本弦のブログ一覧

　でもって昔懐かしいゼンマイ（漢字だと発条なんだ？知らなかった。発条ってバネのことだと思ってた・・・）式の振り子時計を見つけてきました。

　2,980円と安かったからジャンクかなと思ったらちゃんと作動するとのこと。

　ん～、ビンテージなのになんでこんなに安いの？と女性の店員さんに尋ねると、さすが古道具屋の店員さん、ちゃんと時計のことを把握してまして、要するに
　「時代が新しいものなのでビンテージとしての価値はありません、単なる中古品の値段です。」
ですって。

　時代が新しいって言うけど前扉を開けると「昭和５３年１０月３０日に経堂の二光と云う時計屋で修理をしました」旨のシールが貼ってあったから、その時からでも既に４０年・・・。

　それでもビンテージにはならないと云う機械式の振り子時計の奥の深さでした。
　
　これがシチズンの手巻きや自動巻きの腕時計だったら絶対にジャパニーズビンテージになってますので・・・。
（ちなみに引田時計店特注の旅缶腕時計はその時代のCITIZEN手巻きのメカニズムを周到しています。）

　振り子が揺れる　チックタックチックタック　と云う音と　電子音ではない本物の　テレ～～ン　テレ～～ン　と云う音がたまりません。
　腕時計は機械式しか使わないことに決めてますが、掛け時計もそうしようかなと思案中（大馬鹿）。

　ボディーは一枚板の木製だけど、裏側の見えないところはコストダウンのためかベニヤ板に塗装です。