ワイパーの車速感応バリアブル間欠化(前編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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JH3/4ではマイナーチェンジでロストとなってしまった車速感応型バリアブル間欠ワイパーですが、便利な機能なのでどうしても諦めがつかず、先に施工されている先達各位の情報を参考に施工しました。
ワイパースイッチASSYのみの交換では機能せず、BCM(ボディ・コントロール・モジュール)とスイッチASSY間にコードの追加が必要になるのですが、追加配線のBCM側は少々手間が掛かります。
私も詳しい手順や要点をまとめようと撮影もしながら進めていましたが、途中からそれどころではなくなってしまったため、自身の記録的視点で記すこととし、実際に施工される方は先達各位の記事が有用かと思います。
とりあえずは本施工に必要で調達した部品は次の3点(画像参照)です。
■ワイパースイッチASSY(純正品番:35256-T5A-T01)
■配線コード(0.2~0.3sq)×0.7m~1m
■端子(025型TSタイプのメス端子(非防水))×2個
また施工するにあたり最低限必要な工具は・・・
■10mmスパナ(バッテリー端子外しに)
■プラスドライバー(ステアリングコラムカバー外しに)
■内張りはがし(同)
■精密ドライバーの極細マイナス(コネクターハウジングのリテーナーの操作に)
■0.3sq対応の細線用電工ペンチ(追加コードの端子圧着に)
その他、ハンディタイプの作業灯、コードの結束にインシュロック(小)が数本、端子外し用ドライバーも備えとしてあれば良いかと。
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ここからは車両側での作業です。
後からバッテリーのマイナスを外すことでステアリングが回せなくなるので、先にステアリングコラムカバーを外します。
コラムカバーの上側はハンドルスポーク裏に位置する切り欠き部分を内張り剥がし等で押し上げて取り外し(画像①)、次に下側カバーを止めている左右のプラスネジ2本(画像②)とコラム下のクリップ(画像③)を外します。
下側は簡単に抜けてきませんが無理に取り外す必要はなく、遊ばせておくだけでOKです。
ここまで終わったら、バッテリーのマイナス端子を外して絶縁します(BCMのコネクタを外すため、この措置は重要度高です)が、その前に純正ドラレコ装着車で駐車監視機能を作動させている場合は、録画終了まで待つかSDカードを正規の手順で取り出しておいた方が良いと思います。
これをしないと接続後にドラレコがエラーになることが多く、ほとんどの場合はエンジン再始動で復旧するはずですが、まれにSDカードの破損もあり得ますので。
なお、マイナス端子を外すことでインフォメーションディスプレイの平均燃費はリセットされてしまいましたが、その他はナビやオーディオも含めてメモリが消えることはありませんでした。
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次にワイパースイッチ側の配線追加とスイッチASSYの交換です。
スイッチ裏側のコネクタ(10ピン。白ハウジング)を抜き、ハウジング両サイドに精密ドライバーを挿して斜め方向にリテーナーを浮かせたら、ハウジングの空いている部分(線側からみて右下)に用意しておいた配線を奥まで挿入し、リテーナーを元に戻します。
※リテーナーの斜めスリットを見て、浮いて見える場合は端子の挿入・固定が不完全で抜けや接触不良の原因になるので注意です。
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