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2017年11月08日

時代の転換期

時代の転換期 随分と長い間、御無沙汰しております。今回は、とある事柄が気になってどうしても我慢できなくなったので、久しぶりに筆を取ってみました。本来なら、VWのディーゼルゲート事件の際に、一筆記すべきだったのかもしれません。ただ私としては、2009年4月18日のブログを書いた時点で、成果第一主義による弊害をある程度懸念していたので、事が発覚しても「やはりな」という感慨しかありませんでした。この件以降はメーカーも反省しているようですし、あとは昔ながらの実直なスタンスに戻ってくれさえすれば、何も危惧することは無いのですけどね。ともあれ、VWが抱える他の改善すべき点や、車全般に関する雑感については、また別の機会に述べたいと思います。

さて今回の本題は、サッカーについてです。それも、私が応援しているチーム「レアル・マドリー(以下レアル)」に関することです。今シーズンに入ってから、前線の選手の得点不足が騒がれていますが、その原因が何であるのか、個人的な見解を述べてみたいと思います。
まず先に答えを出すなら、その原因はイスコの存在にあります。イスコは、守備時に自陣に戻ることを唯一の条件として、それ以外は完全に自由が約束されており、文字通りピッチ上のあらゆる場所に顔を出します。才能に溢れる選手ですから、彼のボールタッチが増えること自体は、チームにとっても良いと言えるでしょう。
問題となるのは、
①彼のプレー選択が「とりあえずドリブル、ダメならパス」という順番になっていること
②味方のプレーエリアに浸食してまでドリブルをしてしまう(要するに球離れが悪い)こと
③ボールをキープしつつ自分が活きるエリアを優先的に探しているので、FW陣の動きに対するレスポンスが悪いこと
という3点です。
この辺については、モドリッチのプレースタイルと比較するとわかりやすいでしょう。モドリッチは常に周囲の状況と次のシチュエーションを計算して行動しており、その時点で最適と思われるプレーを第一に選択します。自分を一つの歯車と認識し、味方が動きやすいようにパスを出したり、味方にスペースを与えるためにドリブルをしてポジションを変えたりしています。ところが、イスコの場合はとりあえずボールをキープしようとします。ワンタッチ、ツータッチでパスを出せばスムーズに展開できる場面でも、まずはドリブルで敵を躱そうとします。ボックス内でそういう動きをするのは有効ですが、中盤での連携中にそれをされても、速攻を得意とする現状のレアルにとっては単なるブレーキにしかなりません。今シーズンよく目にするのは、彼がピッチを横にドリブルし始めると、近くにいる味方が行き場を失って、ただその場に突っ立っているという光景です。そして、その時には敵の守備陣形が整ってしまうという「おまけ」まで付いてきます。味方選手との距離を近くして細かくパスを繋ぎ、敵の守備を切り崩していくというスタイルはバルサにはピッタリですが、もっとシンプルにダイレクトに攻めるレアルのスタイルとは相容れません。
昨シーズンの後半において、ベイルよりもイスコが入ったほうがチームとして上手く機能していたのは事実ですが、それは彼がまだエゴを抑えて周囲を活かすプレーに徹していたからです。しかし、攻撃時の全権が委任されている今シーズンでは、チーム全体が彼のリズム・ペースで動くことを余儀なくされており、その割には内容も結果も良くない試合が多いです。果たして、ベンゼマとロナウドがゴール前でミスを連発していることだけが問題なのでしょうか?私には、とてもそうは思えないのです。ドリブルで行き詰った後の、タイミングの遅れた雑な縦パスなどを見るにつけ、イスコにとってベンゼマやロナウドは、前線の「単なる囮」に過ぎないのだな、と認識させられます。直近のラス・パルマス戦でロナウドがイスコのゴールを祝わなかった件が物議を醸しましたが、そこには「何故お前は俺にこういうパスを出さないのか?」という意識も含まれていると思います。実際、イスコがサイドを抉ってクロスを上げたり、折り返しのパスを出したりするシーンはほとんどありません。自由に動けるはずなのに、彼はそういう動きを選択しないのです。結局のところ、イスコが望んでいるのはかつてのメッシのような「偽9番」としてのプレーなのでしょう。そこに、ベンゼマやロナウドが活きる場所はありません。そして、ジダンやペレスがイスコの行動を容認しているということは、これがチームとしての既定路線なのだと想像できます。
イスコはまだ若く、その才能は本物であり、スペイン代表では確実に中心選手となっています。その流れで、レアルの中心選手となっていくのも当然と言えばそうなのですが、もしそうだとしたら、次に起こるのは「ロナウド不要論」であり、同時に新しいスタイルに合わせた選手の大幅な刷新です。レアルはやがてスペイン代表のような、もっと言うならバルサのようなポゼッションを主眼に置いたチームへと変貌していくのかもしれません。現地のマドリディスタたちは・・・まあ元から攻めて勝てれば何でもよいという人達ですから、全然気にしていないかと思われます。しかし、ロナウド加入以降のスピードとダイナミズムを前面に出した戦術を好む私のような者からすれば、面白くない時代が到来しそうで気が滅入ります(笑)。ジダンとペレスは現状をどう解釈し、これからの巻き返しのためにどういった行動に出るのか。今シーズンは戦々恐々と見守ることになりそうです。
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Posted at 2017/11/08 19:33:38

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