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2025年08月15日 イイね!

一目惚れ

普通のフィットじゃない。個性的なところが良い。
Posted at 2025/08/15 14:43:39 | コメント(0) | クルマレビュー
2025年03月23日 イイね!

真冬の2月、MINIで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜(3)

真冬の2月、MINIで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜(3)
草津温泉とホテル一井(2月21日〜22日、土曜日)
妻:「湯畑で気がついたけど、硫黄の匂いは万座温泉の方が強かったわ」
僕:「同じ硫黄泉なのに、万座温泉の方が臭かったてこと?」
妻:「うん。ネットにもそんな事書いてあった」

 一旦、荷物を部屋に置いて身軽な状態で僕と妻はホテル一井の1Fにあるお土産屋さんから湯畑に出た。硫黄の匂いだ。温泉と言ったらこれだなと思った。温泉客は結構若い年齢層が多く湯畑周辺は大変賑わっていた。

妻:「草津中央通りに入る場所に大きな足湯があった。そこで足湯に入りたい」
僕:「よし、坂道の中央通りを登っていこう」

 道路に固まった雪に足が取られないように注意しながら歩き始めまた。もうだいぶ日が傾いていた。しばらく行くと左手に洒落た酒屋さんがあった。安斎商店だ。店内で日本酒の試飲がでできると入口に書いてあった。

僕:「寒い!日も落ちる。日本酒を引っ掛けようよ。どう?」
妻:「いいわ。お店に入ってみよう」

 結構見栄えの良い外観と洒落た造りの店内展示、カウンターや試飲スペースがあった。左手奥に4本くらいの日本酒がセットされた試飲できる機器があり、中央には日本酒からウィスキーまで幅広く商品が展示されていた。右手に視線を移すとカウンターと椅子があり、若いカップルが椅子に腰を下ろして日本酒を飲んでいた。

僕:「日本酒が試飲できますか?」
店員:「できます。この小さな紙コップを使って、向かって右側から試飲してみて下さい」

親指くらいの小さな紙コップを受け取り、2人で試飲を始めてみた。

妻:「この日本酒、美味しい!!飲んでみて」

 一回に試飲できる量は少なく、一口で飲めてしまう量だった。それが逆に日本酒の味を際立たせていた。素人の僕でも日本酒の違いがわかった。最後に飲んだ日本酒は格別に美味しかった。

僕:「兄に日本酒のお土産を買って帰りたいので、お勧めの日本酒を教えて下さい」
店員:「浅間酒造の草津節や浅間山がお勧めです」

ここは迷わず即決で行こうと決めた。

僕:「それぞれ1本ずつお願いします。散策するので預かってもらえますか?」
店員:「大丈夫です。お預かりします」

 妻とふたりでいいお土産が買えたねと喜んで、その先の町道草津温泉門の足湯に行った。コップ酒が飲みたかった。たどり着いたときには、もう日が暮れて辺りが暗くなり始めていた。先に二組のカップルが足湯に入っていた。妻はインスタに上げる写真が撮りたかったようだ。寒くて足湯に入ってボーっとしていたら、妻は写真を撮り終えてさっさと靴を履いていた。ヤバい置いてかれる!急ぎ濡れた足を拭いて靴を履いた。妻はもう先を歩いていた。追いかけて元来た道わ降りて行った。先程の安斎店で買った日本酒を受け取り、妻がすすっと裏草津に繋がる路地へと入っていった。その先にはまだ行ったことのない地蔵の湯があった。時間がなかったので顔湯して大滝の湯近くまで行ってみた。もう辺りは真っ暗、急ぎホテル一井に戻った。おしゃれな酒店の安斎店と地蔵の湯に是非行ってみて。

 午後5時45分、別館9Fのビュッフェ湯雲で夕食バイキング。今日の疲れは美味しい食事とお酒で癒やす。お腹いっぱいになるまでカニを食べ、生ビールやワイン、日本酒を飲んだ。鉄鍋に山盛りに積み上げた牛肉を煮込んで食べたりといやホントに食べて食べた。鹿児島の霧島温泉以来の豪華な夕飯だった。大満足!ホテル一井お勧め。

 食事の後は顔湯だけだった外湯の地蔵の湯へもう一度行ってみた。場所はホテル一井を出て、湯畑を反時計回りに向こう側まで行った。頼朝草津店の路地に入り階段を登り左手へ。源泉一の湯の先を右に曲がり降りると裏草津の地蔵の湯だ。妻に出るときに声かけるねと言って、男風呂の入口に行ってみた。あれ? 入口の明かりが消えていた。終了してる? なんて思ったけど、まだ午後8時過ぎだし終わるには早すぎる。入口の扉を開けて明かりのスイッチを入れた。パッとお風呂場と脱衣所が一緒になった空間が浮かび上がった。綺麗に白く濁った湯船を独り占めできると思うと嬉しかった。脱いだ靴は持って入り、脱衣所の棚の下が下駄箱となっていて、そこに入れた。さっと服を脱いで振り向くと、床に板を張った洗い場と畳四畳程度の湯船だ。草津の湯は熱いなんて聞くが、ここ地蔵の湯は入りやすい温度になっていた。裏草津にある地蔵の湯、夜の時間は気を使わずゆっくりと入れるのでお勧めする。

 目的の地蔵の湯に入れたので、ホテル一井に帰ろうとなった。午後9時を過ぎていて、気温も氷点下になっていた。白旗源泉からモクモクと湯気が立ち上り、気になって源泉を覗いてみた。透明度の高い温泉だ。白旗の湯に入ってみたいと思った。

僕:「ここは外湯で一番熱い湯なんだ。前回、熱くて体が真っ赤になったよ」
妻:「せっかく草津に来たんだから、入ったらいいじゃん」
僕:「んだね、ちょっと入ってくるよ」
妻:「私も入ってみようかな」

 中に入ると大学生らしき三人が左側の湯船の周りをウロウロしていた。たぶん熱すぎて湯船に入れないんだろうと思った。視線を右側の湯船に向けたら初老の外人が手足を大の字にして湯船に入っていた。何か日本語のような言葉を発していた。興味があったので外人が入っている湯船にそーっと入った。

外人:「草津の温泉はいい!! 最高!!」
僕:「熱いですね。どちらから来られたんですか?」
外人:「ハワイから来た。日本の温泉700も入った。温泉大好き!」

マジか700もの温泉に入ったなんて強者だ。この熱い湯船の中で大の字になって手足を伸ばしているなんて初めて見た。僕は湯船から脱出できるようにつま先立ちでしゃがんだ状態だった。めちゃ熱い!大分の泥温泉の時も外人がいたので、日本語で話しかけたことがある。温泉を共通にした異文化交流は楽しい。裸の付き合いだ。

僕:「草津温泉の他に気に入った温泉を教えて下さい」
外人:「草津の温泉はいい!! 最高!!」(繰り返す)

あかん、日本語が通じなかった。温泉の熱さに負けてその場を退散した。もう少し外人と話してみたかった。

 自室に戻ったら既にお布団が2つ敷いてあった。これで温泉が終わりではない。ホテル一井の大浴場と露天風呂だ。後で知ったのだけど、ホテル一井では草津温泉の6つの源泉のうち2つの源泉を引いているそうだ。湯畑前白旗源泉と白根山万代鉱源泉だ。白旗源泉は硫黄泉の代表みたいな感じで、万代鉱源泉は酸性が強くピリピリしている感じだ。木々の枝に積もった雪を見ながらの薄暗い露天風呂「石庭」が最高だった。雪が積もった屋根、湯船は8場程度の広さ、周りには庭木が植えてあった。庭木は雪で覆われていて情緒があった。

僕:「草津温泉を満喫したね」
妻:「草津にして良かったわ」
僕:「明日はどこ行こう?」
妻:「浅間山や妙義山のある富岡、富岡製糸場に行ってみたい!!」
僕:「世界遺産の富岡製糸場でしょ。行ってみよう!!」

翌日、土曜日の朝。朝食を食べた後、裏草津にあった源泉一の湯で貸切風呂に入った。ベランダに設置された釜風呂に入ってみた。脱衣所は6畳程度の広さに椅子とオイルヒーターがあるだけ。床が冷たく残念だった。ハズレもあるさ。

 妻が行きたいティールームがあると言うので着いて行った。Yuki Usagi。写真の通り奥まったところに綺麗な店舗があり、アプローチから素敵な感じだ。店舗に入ると奥は広く、オープンな中二階があり、ゆっくりと紅茶が頂けた。雰囲気が好きならずっと居ていいよて感じが伝わってくるそんなお店だ。ここもお勧めする。

 ホテル一井には正午までMINIクロスオーバーを預かってもらった。その分、ティールームのYuki Usagiでゆっくりできた。草津を満喫できたねと妻と会話した。空を見上げると小雪が舞っていた。

MINIクロスオーバーで世界遺産の富岡製糸場へと向かった。

おわり
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Posted at 2025/03/23 14:02:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月23日 イイね!

真冬の2月、MINIクロスオーバーで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜

真冬の2月、MINIクロスオーバーで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜
万座ハイウェイと万座温泉(2月21日、金曜日)
 前日夜に全ての荷物をMINIクロスオーバーに積み込んで置いた。二十歳の頃、ちょうど昭和"スキー天国"のときだ。スキーが楽しくて月刊SKIを読み漁っていた。ほぼ毎週、仕事が終わったらスキーの板を車の屋根に積んで、夜8時頃に自宅を出発。群馬県の丸沼高原スキー場によく行っていた。パウダースノーと評判のスキー場だ。深夜2時過ぎ、スキー場の駐車場に車を入れて、直ぐに仮眠を取った。そのときよく毛布を使っていた。窓から落ちる冷気をシャットアウトして、ぬくぬくなんだ。それから数十年後の令和7年、毛布をMINIクロスオーバーに積むことがあるなんて!! 後で振り返ってみたら日中に車移動するので毛布はいらなかったし、寝袋もいらなかった(笑) やり過ぎた。
 自宅を午前4時半に出発した。その日は快晴だった。事前に僕と妻は1987年の映画「私をスキーに連れてって」を見ておいたので、気分はハイな状態でした。別にスキーするわけでもないのに(笑) 昭和の人間なんで仕方ないか。

僕:「さぁ、万座温泉に向けて出発!!」
妻:「しゅっぱーつ!!」

 金曜日の早朝、MINIクロスオーバーに乗り込み出発した。EGRバルブの煤詰まりから復活したMINIクロスオーバーは絶好調だ。大宮ICから高速道路に入り、千葉東JCTから京葉道路へ、京葉JCTから東京外環自動車道へと進んだ。途中、右手から朝日が昇り、遠くに筑波山のシルエットが見えた。筑波山は遠い印象だが、高速道路からだと手の届くところに見える。いつも不思議な感覚になる山だ。西に向かえば雄大な富士山が見えた。こんなにも綺麗に見えるものかと思うほどに。

 大泉JCTから関越自動車道に入った。午前6時45分、三芳PAで最初のトイレ休憩を取った。渋滞もなく一気にここまで走ることができた。MINIクロスオーバーの足回りは比較的に硬く、高速道路のつなぎ目を拾っていく感じだ。MINI発売当時、ゴーカートフィーリングを売りにしていた。この足回りが必要だったし、僕はこのフィーリングが好きだ。話を戻して午前7時45分、上里SAで2回目の休憩を取った。目的は灯油3号の給油。万座温泉や草津温泉ではこの冬最大の寒気で最低気温は氷点下マイナス10℃以下になっていた。その対策で軽油32Lが入った。これで灯油凍結の不安は消えた。助手席に座っている妻もホッとしただろうとチラッと見たら、もう妻は寝ていた(笑)。

 午前9時10分、渋川伊香保ICを出た。ここから一般道、渋川西バイパスを通り、午前10時40分に万座鹿沢口までたどり着いた。ここまで積雪はなく、安心してMINIクロスオーバーを走らせることができた。

 万座鹿沢口の交差点を右に折り返して坂道を登り始めた。続いて三原の交差点を左に曲がり、グイグイとMINIクロスオーバーは坂道を登っていった。ディーゼルエンジンは本当に力強い。ディーゼルを選択して正解だった。この先、雪道が待っていると思うとワクワク感があって、ついアクセルを踏む足にも力が入った。嬬恋プリンスホテルを左手に見る頃には、道路周辺は雪で真っ白になっていた。三原料金所を通過してすぐにMINIクロスオーバーを道路脇に停めた。雪景色をバックにしたMINIクロスオーバーの写真会だ。2人のワクワク感は更に上がった。

僕:「運転してみたらどう?」
妻:「雪道を走ってみようかな」

 自宅からここまで運転してきて疲れたので、ここで妻に運転を代わってもらった。ホッとできる、雪景色を眺めながら万座温泉に乗り込もう。実は妻の運転はメリハリのある運転だ。助手席に座った僕は妻が運転するMINIクロスオーバーの加速に少なからず不安を感じた。いつもの運転と遜色ないじゃん、ええんか?案の定、最初のコーナーで声が漏れてしまった。

僕:「あっ!!」

 いくら登坂と言えど雪道だ。早めのブレーキが基本と思っている僕に対し、全くのドライ路面のようなアクセルワークでカーブに入り曲がっていく。マジ怖いと思って声が漏れてしまった!! 次のカーブでは

僕:「うっ!!」「やっばっ!!」

 なんちゃってと誤魔化しても僕の心が万座温泉まで持たないと思った。1kmも走らないうちに道の広い場所にMINIクロスオーバーを寄せてもらって僕がステアリングを握り直した(笑)。妻は助手席で雪景色を写真やらビデオで撮影しまくっていた。これで良かったのだ。万座ハイウェイは長い!

 MINIクロスオーバーは最後の難所、万座プリンスホテル手前の急坂を登り切った。確かに急坂だった。降りるときは気をつけようと思ったくらいだ。出発前に急遽購入したスノーソックスの出番はなく(ホッとした)、スタッドレスタイヤで十分行けた。

 午前11時20分、万座プリンスホテルのサインが見えて、目的地に到着した。もうすぐお昼だ。駐車場は雪が深く、車が止められない場所もあった。たまたま軽自動車が出て空いた駐車スペースにMINIクロスオーバーを入れることができた。妻は古いスノーシューズに履き替えた。後でこれがとんでもなく面白い事件に繋がった。しばらくMINIクロスオーバーと雪の写真を2人で撮っていた(笑)。雪ってやっぱ楽しい!!

僕:「雪の万座温泉だ!! めちゃ綺麗じゃん!!」
妻:「ホテルのサインのところで写真撮ろう!!」

めちゃはしゃいでる妻。たぶん自分もハイテンションになっていたと思う。

 フロントで日帰り温泉入浴ランチ券を見せて、ランチチケットを受け取った。近ツリーの日帰り温泉入浴ランチ券を回収してくれたら、後日催促の電話を受けずに済んだのに悔やまれる。

 妻と相談して、まずは万座の白く濁った温泉で体を温めてからランチにすることにした。フロントの説明では、混浴の露天風呂があると教えてくれた。妻と万座温泉の雪景色を見ながら一緒に露天風呂に入れるなんて、来た甲斐があったと言うものだ。ロビーを左手に曲がり、売店の前を通り過ぎて、右側の階段を降りるとその先はお風呂だ。右手が男性で左手が女性の風呂だ。さあ入るぞ!

 男風呂の脱衣所に入ると人気がまったくなかった。拍子抜けだった。誰もいない。最初に目に入ったのは、狐が出るので注意と書いた張り紙だ。国立公園の中にいるのだから、狐が出てきてもおかしくなかった。脱衣所の窓越しに見える雪景色は素晴らしかった。写真を撮ろうと窓を開けようとしたら、窓が凍っていて開かなかった(笑)。それほど寒いてわけだ。

 さっと服を脱いで、タオル1枚を持った。ウキウキ、ワクワク!内湯をスルーして目的の混浴露天風呂へ。扉を開けたら眼の前にサンダルが入った下駄箱があった。なんであるんだろうと思ったが、どうでもいい。急ぎ素足で緩やかなスロープを降りて行った。右下には丸い露天風呂、左側には四角い露天風呂、その先に混浴と看板が表示された露天風呂が見えた。あそこだ!露天風呂を横切り、さあ混浴に入ろうとした瞬間、足元が熱くてびっくりした。

僕:「熱ーーーーーいっ!!」

足の裏を火傷したんじゃないかと思った。それほど熱かった。足元をよく見ると小さなホースから源泉が流されていたのだ。熱いわけだ。床が凍結して滑って転倒しないようにとホテル側の配慮なんだろう。

 痛みを我慢して混浴の露天風呂に首まで入った。ふぅーっと一息つく。そこから見下ろす万座温泉の雪景色は格別だった。これぞ絶景や!今まで見下ろして温泉に入るなんて無かったなぁ。天候は風も吹かず、青い空と真っ白な雪山、こんなに素晴らしい景色が見られたことに感謝。そんなことを思っていたら背後から妻の声が聞こえた。やっぱり混浴はいい、最高!!

 しばらく露天風呂にどっぷりと浸かっていたら体が温まったので出た。惜しい気もしたけど、お腹が空いた。朝から何も食べてないから。着替えてロビーの椅子にどっぷりと座り、大きなガラス越しに外の雪景色を見ながら妻が出てくるのを待った。
 妻の呼びかける声がしたので振り返ると、歩み寄ってきた妻が

妻:「あっ!!」

て飛んきょな声を上げた。

僕:「どうした?」

 妻が履いていたスノーシューズのソールがパッカリと剥がれ落ちた瞬間だった。僕は何が起きたのか全くわからず、大笑いしている妻の顔をまじまじと見ていた。妻は2歩3歩と歩いて止まり、絨毯に残された1枚の剥がれたソールを指さして笑っていた。

僕:「なんか床に落ちてるよ!! なんだそれ?」
妻:「ソール! 剥がれた!」

 妻は剥がれたソールを拾い上げて、スノーシューズの裏とソールを同時に僕に見せてくれた。ようやく僕は何が起きたのか理解できた。

それは十年くらい前、冬の北海道旭川動物園に行こうとなったときに買ったスノーシューズだ。経年劣化で接着剤が剥がれてしまったようだ。ふたりは顔を合わせて大笑いした。たまたま雪が深いだろうと別に長靴をMINIクロスオーバーに積んで置いて助かった。漫才のような本当の話。今でも自宅の玄関に放置してある。

 午後12時40分、ロビー上の階にあるレストランへ移動した。レストランに入るとお客さんは2組くらいしかいなかった。少なっ!僕たちは万座スキー場のプリンスゲレンデが見える角のテーブルに腰を下ろした。静かにランチの時間を過ごすことがてきた。とかくスキー場のレストランはスキー客でごった返して、カシャカシャとブーツの音や会話でうるさいものと思っていたが心配無用だった。落ち着いて食事ができたのはとても良かった。

 午後2時、ランチを食べ終わった。レストランから見下ろした場所で、スキー板を履いた女性2人がちょっと滑っては転び、起きては後ろに滑りと漫才のようなスキー?を繰り返していた。気になったので寒い外に出てみた。

 右手上にブリンスリフト1機が稼働し、次々とスキー客を下ろしていた。正面には幅広いプリンスゲレンデの斜面だ。結構圧雪されていたのでランニングシューズでも歩くことができた。冷たくなったランニングシューズを感じながら、見下ろすゲレンデはきれいで、真新しいシュプールが気持ちよく描かれていた。スキーで滑ってみたいと思った。時間がないのでグッと堪えた。

 レストランの下にあるレンタルショップのレンタルメニューを見たらスキーセット2時間で4500円、ウエア2時間4500円だった。滑るなら2時間程度が一番良いなと思いながら、MINIクロスオーバーに妻と乗り込んだ。次の目標は今日宿泊する草津温泉のホテル一井だ。

 午後2時40分、雪いっぱいの駐車場からMINIクロスオーバーを出して出発した。既にMINIを所有しているオーナーの方はわかると思うが、MINIはブレーキを踏むと自動的にギアを落としてくれる。エンジンブレーキが効果的に効くよう設計されている。万座ハイウェイの下り坂も雪道で緊張を強いる運転となったが、自動的にエンジンブレーキが効いて結構助かった。後ろに地元ナンバーの軽自動車が迫ってきたときは、車を左に寄せて追い抜いてもらった。そうこうしているうちに嬬恋プリンスホテルが見えてきた。

 午後3時、三原の交差点まで降りて浅間白根志賀さわやか街道左折し、県道59号から国道292号を通り草津温泉に向かった。雪道は一切なかったので安心して走ることができた。左手に道の駅草津運動茶屋公園、次は右手に町道草津温泉門が見えるのでここを右折して草津中央通りに入った。草津バスターミナルの交差点をそのまま進めば湯畑だ。右に湯畑、左に白旗の湯が見えた。コンビニ手前を左折、先をもう一度左折して坂を登ると午後3時半にホテル一井に到着した。

 MINIクロスオーバーをホテルの人に預けてフロントでチェックイン。広いロビーで椅子もたくさん置いてあった。疲れた体を休ませるのにちょうど良かった。てか、妻を既に椅子に腰を下ろしていた。そんな妻の様子を見ながら僕はMINIクロスオーバーのバッテリーが上がりませんようにと祈っていた。

Posted at 2025/03/23 14:00:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月23日 イイね!

真冬の2月、MINIで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜(1)

真冬の2月、MINIで巡る極上温泉旅 〜万座&草津の雪見湯めぐり〜(1)

何十年ぶりかの雪道ドライブ


 全ての始まりは、近ツリから「万座プリンスホテルの日帰り温泉入浴ランチ券」が自宅に届いたときからだった。それは2025年1月のはじめだった。



僕:「今日、近ツリからあれが届いたよ、日帰り温泉のやつ」

妻:「やっと来たの!? 日帰り温泉入浴ランチ券でしょ。とっても楽しみーっ!!」

僕:「いつ行こうか?」



封筒から取り出した日帰り温泉入浴ランチ券には、有効期限が3月31日と書いてあった。



僕:「なんか有効期限が3月末になってる! 初夏とか新緑が一番のときが、よかったなぁ」

妻:「あなたは3月に転職するだから、2月に温泉旅行でしょう。雪を見ながら露天風呂なんて最高じゃない!!」

僕:「雪を見ながら露天風呂かぁ!! ヒャッホー!!」



 妻の言う事は確かに的を得ていた。このタイミングじゃなきゃね。のんびり温泉なんてできないよなぁ。その後、日本海側の記録的な大雪で僕たちが苦労することになろうとは…。



妻:「日帰りだけじゃもったいないから、別の温泉に一泊したいわ」



 やっぱそうだよなぁ。温泉に入ったら一泊したいよね。万座温泉でお昼を食べて、温泉に入ってから別の温泉宿に向けてMINIクロスオーバーで移動することになる。仮に正午にランチを食べて、その後温泉に入ったら午後2時くらいに出発かなと時間を計算してみた。できるなら日が沈む前に別の温泉宿に入りたい。とすれば万座温泉に近いところがいい。あっ、万座温泉の裏側に東日本随一の温泉、「草津温泉」があるじゃない!! そうだ「草津温泉にも行こう!」 妻も喜んでくれるはずだ。



僕:「草津温泉はどう? 湯畑、見ようよ!」

妻:「湯畑、見たいわ。宿泊する宿はどうしよう?」



 以前、草津温泉に来たときは湯畑と西の河原露天風呂の両方に行けるようにと間のホテルを選んだ。どちらに行くにも便利だったけど、湯畑の小路をブラブラする余裕がなかったことを思い出した。湯畑の周りを散策したい。だから今回は湯畑に隣接するホテルにしよう。



僕:「湯畑に近いホテルはどうかな?」

妻:「ホテル一井がいいわ。湯畑の眼の前だし、泊まりたかったの」

そのホテルは湯畑の目と鼻の先にあった。最高のロケーションだ。

僕:「よし、そこに決めよう。予約しておくね」


 1月も終わり2月に入ると、毎日のように「日本海側の大雪」がニュースになった。今まで見たことないほどの大雪だった。妻はどんどん不安のどん底に落ちて、本気に万座温泉までMINIクロスオーバーでたどり着けないと思うようになった。旅行を延期に使用なんて言い始めた。ヤバイ!!



妻:「万座プリンスホテルの坂は急で登れない車もあるらしい!!」

僕:「そんな急な坂があるんだ? ホントに登れないの?」



 でも僕はMINIクロスオーバーはFF駆動だけど、スタッドレスタイヤを履いているから心配ないと思っていた。徐々に妻の心配はピークへと向かっていった。余りにも心配するものだから、僕は万座プリンスホテルに電話を入れて車で行けるか確認してみた。



僕:「もしもし、万座プリンスホテルですか?」

ホテル:「はい、万座プリンスホテルで御座います」

僕:「来週の金曜日にお世話になる◯◯です。車でホテルまで行くのですが、雪が凄いと聞いて心配なんです。万座ハイウェイは通れますか?」

ホテル:「万座ハイウェイは除雪しているので通れますよ。大丈夫です。尚、草津高原と万座の間は通行止めになっていますのでご注意下さい」

僕:「万座ハイウェイは除雪されているんですね。車がFF車でスタッドレスタイヤを履いています。ホテルの前の坂道は急だと聞いているので心配です」

ホテル:「そうですね。坂道を登れない車も御座います。その場合は下の駐車場に車を止めて頂いております。私の車もFF車でスタッドレスです。毎日、これで通っています。ご心配なさらず、上がってこれますよ」

僕:「安心しました。ありがとう御座いました」

ホテル:「心配でしたら直前にお電話頂ければ、積雪や道路の状況をご案内致します。お待ちしております」



 妻にこの事を話したら、少し安心したみたいだった。しばらくして妻が万座温泉のライブカメラを見つけてきた。ライブカメラの画像には辺り一面真っ白でどこが道なのかわからないものだった。妻の心配病が再発したのだ。ヤバイ!! MINIクロスオーバーで行く万座&草津温泉の前に妻の心が持たないかもと思った。



妻:「万座温泉のライブカメラを見ると、吹雪いているわ!! 無理じゃない?」

僕:「万座ハイウェイは除雪されているから心配ないよ。MINIはスタッドレスタイヤ履いているし」

妻:「雪道でスタックして登れない車があったみたい。"スノーソックス"と言った布製のタイヤチェーンがあるみたいよ」

僕:「スノーソックス? はじめて聞いた」



 調べたら布製のタイヤチェーンで取り付けが容易で、結構滑らないらしい。急遽最寄りのDIYショツプでMINIクロスオーバーのタイヤにフィットするものを見つけ、購入した。費用は約12,000円と高かったが迷っていられない。もし使わなかったら返品できるか店員に確認しておいた。未使用だったら返品可だった。ラッキー!!



僕:「MINIクロスオーバーのスノーソックスを見つけたので買っといた。これで万座プリンスホテルの急な坂は大丈夫だね」

妻:「ありがとう!! 安心だわ」



その他に準備したものは次の通り。

①MINIクロスオーバーのバッテリーが弱っていたので長いバッテリーコード(バッテリーが助手席の前にあるから)。

②灯油凍結防止のため関越道の上里サービスエリア(下り)で灯油3号を給油。

③雪道渋滞対策で寝袋ふたつ、毛布一枚。

④夜間対策としてハンディライト二個、手袋、マット、そして長靴。万全でしょう!!


僕:「MINIクロスオーバーの燃料は万座温泉に向かう途中で灯油3号を入れるから、出発前に給油しちゃダメだよ」

妻:「わかったわ」



 MINIクロスオーバーの燃料計は残り4目盛りだった。これに灯油3号を追給すれば凍結防止になるだろうと思った。


 何十年ぶりの雪道ドライブに向けて、準備整いました。実は妻の心配とは別に僕が一番心配したことは、MINIクロスオーバーのバッテリー上がりだった。既にMINIクロスオーバーのバッテリーは弱っていて要交換と診断が出ていた。でも新品のバッテリーは五万円と高いため、交換していなかった。


 草津温泉の天気予報は夜間の気温が氷点下マイナス10℃以下になると知っていたので、もしホテルの駐車場でバッテリーが上がってしまったらどうしようと心配していたのだ。妻には余計な心配をかけたくなかったので、この事は伏せておいた。


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Posted at 2025/03/23 13:58:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月10日 イイね!

クリーンディーゼル煤詰まり対策(その5、薬液洗浄)

MINIクロスオーバーのエンジン警告灯が点かなくなった。

これで終わりにならない事はわかっていた。

いつMINIクロスオーバーの爆弾が爆発するかわからないし、そのステアリングを握る妻の気持ちを思うと尚更だ。

妻だって予定していた3月の車検の他に追加でEGRやDPFの薬液洗浄と出費が嵩み、負担になっていた。

更に薬液洗浄してもトラブルが解消しない場合、故障した部品を交換することになる。

部品交換となれば、部品代や作業代を合わせて10〜15万以上の修理費用が発生するだろう。

正にMINI地獄。MINIクロスオーバーが可愛い分、辛い。

不安な事を堂々巡りで考える妻にできる事は、MINIを正常な状態に持っていくための道筋を示さなくちゃと思った。

僕:「MINIちゃん、その後大丈夫?」

妻:「大丈夫、一応走ってくれてる」

僕:「車検に出して、薬液洗浄で問題が解決して欲しいわ本当に」

妻:「お金がいくらあっても足りないし、不安!」

僕:「現状を整理しておこう」

トラブル解決方法は順に
①リキモリのディーゼル燃料添加剤とエンジン高負荷による煤燃焼、
②リキモリのジェットクリーン(EGR/DPF薬液洗浄)、
③EGRクーラーモジュール交換、
④インテーク側のクルミメディアブラストカーボン除去だ。

今①が終わった。

次は依頼先だ。

①は自分でできたのでよしとして、
②は日頃お世話になっている外車専門ショップに依頼した。

③は外車専門ショップに依頼するか、MINI正規代理店に依頼するのか迷った。

迷った理由は、MINI正規代理店の修理費用がわからなかったので、判断できなかった。

④は贔屓している外車専門ショツプでは機械がないため、MINI正規代理店しかない。

続いて、いつやるかだ。

①は既にやっていて、エンジン警告灯が点灯しなくなった。

②は3月に車検があるので、そのタイミングでリキモリのジェットクリーンをやったもらうことにした。

③と④は②の結果次第だと思った。

外車専門ショップの緑さんから薬液洗浄作業と車検があるため、10日間MINIを預かりたいと申し出があった。了承した。

EGRとDPFの薬品洗浄
車検が終わる前日に外車専門ショップから電話が掛かってきた。

緑さん:「洗浄作業と車検が終わりました。明日洗車して引き渡しになります。夕方、車両の受け取りお願いします。」

僕:「明日ですね。わかりました。薬液洗浄は問題なく終わったんですか?」

緑さん:「綺麗に洗浄できました。ただ洗浄直後にエンジンをかけたらエンジン警告灯が点いて、エンジンが掛からなかったです。もう一度エンジンをかけ直したら、エンジンがかかって。しばらくはアイドリングが不安定でした。試走後はエンジン警告灯は点きませんでした。」

僕:「(嫌な予感がする…)そうですか、洗浄結果の写真とか撮影できましたか?」

緑さん:「撮れました。来店して頂いたときにお見せ致します。」

僕:「ありがとう御座います。明日夕方、MINIを受け取りに行きます。」 (大丈夫かなぁ、心配)

翌日、妻と二人でMINIクロスオーバーを受け取りに行きました。

洗浄前と後の写真を見て、綺麗になっていました。大丈夫だと信じたい。

薬液洗浄の結果
しばらくしてエンジン警告灯がまた点灯した!!

僕:「あっ!エンジン警告灯が!」

妻:「………」

僕:「緑さんに電話かぁ、くそっ!!」 

僕:「もしもし、緑さんですか? エンジン警告灯がまた点いちゃったんです…..」

緑さん:「そうですか。EGRクーラーのアッセンブリー交換しかないですね」 

僕:「わかりました。見積もりをお願いします」

結果、リキモリのジェットクリーンと言った薬液洗浄ではトラブルが解決しなかった。

そうだ、MINI正規代理店にも見積もってもらおう。

比較して賢い選択をしたい。

MINI正規代理店は、純正部品を使用し、作業の確実性や保証の面では安心感がある反面、費用が高くなる。

一方で、外車専門ショップなら比較的費用を抑えつつ柔軟な対応が期待できるものの、技術力に差が出ることもある。

今回の判断基準としては、次の3点がポイントになると思った。

・費用 — どちらがコストパフォーマンスに優れているか

・作業の確実性 — 修理後の再発リスクを抑えられるか

・保証の有無 — 修理後のアフターサポートがどの程度あるか

特にEGRクーラーのように重要な部品の交換では、「安さ」だけでなく「確実さ」と「保証」も重要だ。
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Posted at 2025/03/10 21:24:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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