
草津温泉とホテル一井(2月21日〜22日、土曜日)
妻:「湯畑で気がついたけど、硫黄の匂いは万座温泉の方が強かったわ」
僕:「同じ硫黄泉なのに、万座温泉の方が臭かったてこと?」
妻:「うん。ネットにもそんな事書いてあった」
一旦、荷物を部屋に置いて身軽な状態で僕と妻はホテル一井の1Fにあるお土産屋さんから湯畑に出た。硫黄の匂いだ。温泉と言ったらこれだなと思った。温泉客は結構若い年齢層が多く湯畑周辺は大変賑わっていた。
妻:「草津中央通りに入る場所に大きな足湯があった。そこで足湯に入りたい」
僕:「よし、坂道の中央通りを登っていこう」
道路に固まった雪に足が取られないように注意しながら歩き始めまた。もうだいぶ日が傾いていた。しばらく行くと左手に洒落た酒屋さんがあった。安斎商店だ。店内で日本酒の試飲がでできると入口に書いてあった。
僕:「寒い!日も落ちる。日本酒を引っ掛けようよ。どう?」
妻:「いいわ。お店に入ってみよう」
結構見栄えの良い外観と洒落た造りの店内展示、カウンターや試飲スペースがあった。左手奥に4本くらいの日本酒がセットされた試飲できる機器があり、中央には日本酒からウィスキーまで幅広く商品が展示されていた。右手に視線を移すとカウンターと椅子があり、若いカップルが椅子に腰を下ろして日本酒を飲んでいた。
僕:「日本酒が試飲できますか?」
店員:「できます。この小さな紙コップを使って、向かって右側から試飲してみて下さい」
親指くらいの小さな紙コップを受け取り、2人で試飲を始めてみた。
妻:「この日本酒、美味しい!!飲んでみて」
一回に試飲できる量は少なく、一口で飲めてしまう量だった。それが逆に日本酒の味を際立たせていた。素人の僕でも日本酒の違いがわかった。最後に飲んだ日本酒は格別に美味しかった。
僕:「兄に日本酒のお土産を買って帰りたいので、お勧めの日本酒を教えて下さい」
店員:「浅間酒造の草津節や浅間山がお勧めです」
ここは迷わず即決で行こうと決めた。
僕:「それぞれ1本ずつお願いします。散策するので預かってもらえますか?」
店員:「大丈夫です。お預かりします」
妻とふたりでいいお土産が買えたねと喜んで、その先の町道草津温泉門の足湯に行った。コップ酒が飲みたかった。たどり着いたときには、もう日が暮れて辺りが暗くなり始めていた。先に二組のカップルが足湯に入っていた。妻はインスタに上げる写真が撮りたかったようだ。寒くて足湯に入ってボーっとしていたら、妻は写真を撮り終えてさっさと靴を履いていた。ヤバい置いてかれる!急ぎ濡れた足を拭いて靴を履いた。妻はもう先を歩いていた。追いかけて元来た道わ降りて行った。先程の安斎店で買った日本酒を受け取り、妻がすすっと裏草津に繋がる路地へと入っていった。その先にはまだ行ったことのない地蔵の湯があった。時間がなかったので顔湯して大滝の湯近くまで行ってみた。もう辺りは真っ暗、急ぎホテル一井に戻った。おしゃれな酒店の安斎店と地蔵の湯に是非行ってみて。
午後5時45分、別館9Fのビュッフェ湯雲で夕食バイキング。今日の疲れは美味しい食事とお酒で癒やす。お腹いっぱいになるまでカニを食べ、生ビールやワイン、日本酒を飲んだ。鉄鍋に山盛りに積み上げた牛肉を煮込んで食べたりといやホントに食べて食べた。鹿児島の霧島温泉以来の豪華な夕飯だった。大満足!ホテル一井お勧め。
食事の後は顔湯だけだった外湯の地蔵の湯へもう一度行ってみた。場所はホテル一井を出て、湯畑を反時計回りに向こう側まで行った。頼朝草津店の路地に入り階段を登り左手へ。源泉一の湯の先を右に曲がり降りると裏草津の地蔵の湯だ。妻に出るときに声かけるねと言って、男風呂の入口に行ってみた。あれ? 入口の明かりが消えていた。終了してる? なんて思ったけど、まだ午後8時過ぎだし終わるには早すぎる。入口の扉を開けて明かりのスイッチを入れた。パッとお風呂場と脱衣所が一緒になった空間が浮かび上がった。綺麗に白く濁った湯船を独り占めできると思うと嬉しかった。脱いだ靴は持って入り、脱衣所の棚の下が下駄箱となっていて、そこに入れた。さっと服を脱いで振り向くと、床に板を張った洗い場と畳四畳程度の湯船だ。草津の湯は熱いなんて聞くが、ここ地蔵の湯は入りやすい温度になっていた。裏草津にある地蔵の湯、夜の時間は気を使わずゆっくりと入れるのでお勧めする。
目的の地蔵の湯に入れたので、ホテル一井に帰ろうとなった。午後9時を過ぎていて、気温も氷点下になっていた。白旗源泉からモクモクと湯気が立ち上り、気になって源泉を覗いてみた。透明度の高い温泉だ。白旗の湯に入ってみたいと思った。
僕:「ここは外湯で一番熱い湯なんだ。前回、熱くて体が真っ赤になったよ」
妻:「せっかく草津に来たんだから、入ったらいいじゃん」
僕:「んだね、ちょっと入ってくるよ」
妻:「私も入ってみようかな」
中に入ると大学生らしき三人が左側の湯船の周りをウロウロしていた。たぶん熱すぎて湯船に入れないんだろうと思った。視線を右側の湯船に向けたら初老の外人が手足を大の字にして湯船に入っていた。何か日本語のような言葉を発していた。興味があったので外人が入っている湯船にそーっと入った。
外人:「草津の温泉はいい!! 最高!!」
僕:「熱いですね。どちらから来られたんですか?」
外人:「ハワイから来た。日本の温泉700も入った。温泉大好き!」
マジか700もの温泉に入ったなんて強者だ。この熱い湯船の中で大の字になって手足を伸ばしているなんて初めて見た。僕は湯船から脱出できるようにつま先立ちでしゃがんだ状態だった。めちゃ熱い!大分の泥温泉の時も外人がいたので、日本語で話しかけたことがある。温泉を共通にした異文化交流は楽しい。裸の付き合いだ。
僕:「草津温泉の他に気に入った温泉を教えて下さい」
外人:「草津の温泉はいい!! 最高!!」(繰り返す)
あかん、日本語が通じなかった。温泉の熱さに負けてその場を退散した。もう少し外人と話してみたかった。
自室に戻ったら既にお布団が2つ敷いてあった。これで温泉が終わりではない。ホテル一井の大浴場と露天風呂だ。後で知ったのだけど、ホテル一井では草津温泉の6つの源泉のうち2つの源泉を引いているそうだ。湯畑前白旗源泉と白根山万代鉱源泉だ。白旗源泉は硫黄泉の代表みたいな感じで、万代鉱源泉は酸性が強くピリピリしている感じだ。木々の枝に積もった雪を見ながらの薄暗い露天風呂「石庭」が最高だった。雪が積もった屋根、湯船は8場程度の広さ、周りには庭木が植えてあった。庭木は雪で覆われていて情緒があった。
僕:「草津温泉を満喫したね」
妻:「草津にして良かったわ」
僕:「明日はどこ行こう?」
妻:「浅間山や妙義山のある富岡、富岡製糸場に行ってみたい!!」
僕:「世界遺産の富岡製糸場でしょ。行ってみよう!!」
翌日、土曜日の朝。朝食を食べた後、裏草津にあった源泉一の湯で貸切風呂に入った。ベランダに設置された釜風呂に入ってみた。脱衣所は6畳程度の広さに椅子とオイルヒーターがあるだけ。床が冷たく残念だった。ハズレもあるさ。
妻が行きたいティールームがあると言うので着いて行った。Yuki Usagi。写真の通り奥まったところに綺麗な店舗があり、アプローチから素敵な感じだ。店舗に入ると奥は広く、オープンな中二階があり、ゆっくりと紅茶が頂けた。雰囲気が好きならずっと居ていいよて感じが伝わってくるそんなお店だ。ここもお勧めする。
ホテル一井には正午までMINIクロスオーバーを預かってもらった。その分、ティールームのYuki Usagiでゆっくりできた。草津を満喫できたねと妻と会話した。空を見上げると小雪が舞っていた。
MINIクロスオーバーで世界遺産の富岡製糸場へと向かった。
おわり
Posted at 2025/03/23 14:02:18 | |
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