クラッチワイヤー交換

車検前の整備ついでにクラッチのワイヤーケーブルを交換しました。

先ずは黄色い丸で囲った部分のタイコ外して矢印の方向に引き抜きます。

次に10ミリのボルト2本を外しますが、右側は上から、左側は下から潜った方が手を入れやすかったです。

スペースが狭いのでソケットレンチを使うよりも、ラチエット式のコンビネーションレンチの方が作業しやすいかも知れません。

画像は交換後のものです。

画像の黄色い丸で囲った部分。ここを90度捻ればワイヤーのスリーブを外せますが、手で捻っても無理なら13ミリの片口レンチを使うと楽に外せます。

この状態のまま次の作業をするのは難しいので、12ミリのボルトとナットを緩め、クラッチペダルのユニットを外します。

僕のKeiはクラッチを踏まなくてもエンジンを始動できるタイプなので、コネクターを外す必要がありません。

黄色い矢印で示した部分にワイヤーの金具を引っ掛けるようになっています。

外すのは簡単なんですが、新しいワイヤーを取り付けるのが一苦労。体を捻ったり仰向けになったりと、格闘しながら努力して下さい。

僕はマイナスドライバーと指を使って、なんとか装着しました。

古いワイヤーを切断して引き抜いてみると、中には細いスリーブが入った三重構造になっていました。

この細いスリーブが裂けて、中のグリスが漏れると不具合が発生するのでしょう。この状態でワイヤーに注油しても長持ちはしないでしょうから、クラッチペダルが重くなったら新しいワイヤーに交換した方が確実だと思います。

古いワイヤー自体には摩耗などの損傷はなく、長さも伸びたりはしていませんでした。クラッチワイヤーが切れたら大変だと思って交換しましたが、意外と丈夫なんですね。

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