
おはようございます。今日は雨が降っているのに日がさしてます。
カテゴリ「スープラ」でブログを書くのは、初日以来です。今日は、オーディオ関係の話題で。
オーディオといっても、僕はそんなに詳しい方ではないのであまり詳細なことはわかりかねますから、その程度の感覚でお付き合いください。
僕のスープラ、購入時のメーカーオプション「スープラスーパーライブサウンドシステム」を搭載しています。トヨタ車に「スーパーライブサウンドシステム」の設定が入ったのは前に掲載した「LS400」が始まりで、国内向けでは1989年にモデルチェンジしたT180系セリカ(ED,EXIVを含む)、W20系MRⅡ、P80系スターレットのころから設定が入りました。
それまでの純正オーディオといえば、あんまり音にはうるさくない僕のような人間でもわかるほど、はっきりいって「ショボイ」オーディオでした。実際
このときにもA70スープラやZ20ソアラに搭載するオーディオを目にしましたが、素人目にもあまり上等なものではないような気がしました。そこで、LS400を発売するに当たりトヨタが一念発起して開発したのが「スーパーライブサウンドシステム」だったのです。
クルマのオーディオはクルマに搭載するということが前提条件であり、ヘッドシステムの大きさやスピーカーの配置などどうしても制約を受けることになります。その限られた条件の中で、いかに最大限の効果を発揮させるかが重要視されます。
たとえばフロントスピーカ。大体ドアの内側にくっついています。このドアごとバスレフ型スピーカボックスに見立てるような工夫がされています。ドアには「サービスホール」といって、ドアレギュレーターなどの修理の際便利なように穴が開いています。このままでは裏音が車室内に回り込んで音を殺してしまうので、これに取り外し可能なカバーを取り付けて密閉し、スピーカーボックスのようにするわけです。
このような工夫を随所に行い、クルマごとに音場解析しながら、そのクルマ専用のスピーカー配置などを決定します。
そしてやはり、最終的に音響効果を決めるのは人間の耳ということで、そのための特別な施設を一度見せてもらいました。具体的な内容は避けますが、とてもお金かかってました。
それだけの工程を経て開発された「スーパーライブサウンドシステム」、一度自分のクルマでも体験したくてスープラにオプションで注文しました。やはりこの前に乗っていたZ20ソアラのオーディオとは音の広がりや深さなど全然違いました。
この「スーパーライブサウンドシステム」がさらに発展して、現在の「プレミアムサウンドシステム」につながっているんでしょうね。
Posted at 2006/12/12 10:04:46 | |
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