熊猫印補助ブレース開発に至ったか１５

　銃孤号（４号）では車酔い＆曲がりすぎという曲芸を演じさせてしまい（笑、現在も（？）宣伝車状態になっていただいておりますし、また設計の再確認の指摘を頂き、逸早い設計変更が出来たきっかけを作って頂いたり、赤ひろ号（５号）ではＨＫＳのマフラーとの干渉があり、テスタ－ｕｎｉ氏と協議し大慌てしましたが、マフラーハンガーの劣化によるモノと判明一件落着。本当に色々と有りました。

　まぁ、正直な話、売れないだろうというのが家族一致の予想でしたので。１２セットも売れるとは思いませんでした。自分が愉しいと思ったパーツで他人も面白がってくれるなんて今までに味わったことの無い不思議な感覚でした。
　もし、ｕｎｉさん以外に売れなかったら、自己満足だけで終わった筈です。それはそれで愉しい思い出なんでしょうが、多分将来もお会いする事も無いだろうコペンユーザーの方の車に装着されていると考えると、何だか今でもくすぐったい様な感覚です。
　勘違いしていけないのは、ブレースが愛されている訳では有りません。コペンが愛されているのですが、唯一無二の存在であるコペンが永く愛されていき続ける為に、私もゆっくり付き合って行きたいと思います。

　ところで、何故に販売するまでにいたったのか、個人だけで止めなかったのかという事については、『売れるのでは？』というスケベ意識が働いた事は事実です。３万台売れたという嗜好がはっきりした車であれば、潜在的ユーザーは結構な台数になるのでは？と、思った事も事実です。ヤフオクで最初の価格は、利益もしっかり出す金額で、１０組も売れれば開発費がチャラになる設定だった事は認めます。しかし甘くないでした。プライベーターが面白がって作ったパーツに誰が購入するのか。冷静に考えれば当たり前な事でした。
　それに、コペンという車を購入したユーザーの大半はパワーユーザーではなかったのでしょう。それにコペンに存在するパワーユーザーはビジュアル系・パワー系がメインであり、補強系というユーザーは『稀』な存在なのでしょう。ここがロドスタとの違いの様な気がします。

明日に続く