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イイね!
2007年11月24日

熊猫印補助ブレース開発に至ったか16(最終回)

 長々と書きましたが、これが開発から12セット販売するまでの全てです。
 忘れっぽいので何処かに書き留めておかないとという気持ちが、このシリーズを書かせたのです。H○SさんとかKMさんなどでは、もっと面白いねたが転がっているのでしょうね。
 仕事と遊び。この違いは歴然としていてますが、今回は遊びから始まった延長戦みたいなものです。でも結構真剣に計算しているところは、しっかりやりましたがつまんないので省きました。

 これが自動車開発だったら、どんな事に成っているのだろうと考えれば何万倍できかないのかななどと想像して止みません。熊猫印と違って、無くても良い訳でなく・コスト・スペース・時間等の制約が追加されるのですから。

 ロドスタ(NA6)の話があちこちに散らばってますが、それだけ今でも心の残る名機(あばたもえくぼ状態?)だったのだろうと思います。『人馬一体』というキャッチコピーも真に的を得ていたと思います。
 では、コペでは?『唯一無二』といいたいです。本当は『人馬一体』を使用したいところですが、ロドスタと被ってしまうので、これにしたいと思います。ABC無き後、あえて孤独な土俵に発売した判断は、エンドユーザーの私に愉しさを与えてくれました。

 色々な人は色々なことをいいます。FRだったら・剛性が高かったら・デザインがファニーすぎる・3気筒だったら・・・などと、ればたらいっていたらコペンは発売出来たのでしょうか?未だバブルの影がある日本で発売されたのでしょうか?
答えはNOだったでしょう。4WDのシャーシを流用したらアクティブトップは収納出来ない可能性の方が高いでしょうし、一からやり直しになった場合は経営サイドからNGが出る前に発売までの期間が無かったでしょう。
 それよりなにより、3万台売れた理由にFF車だからという事はいえなかったでしょうか?北海道から沖縄までの縦に長い日本列島で老若男女が購入出来たのはFF車だったからというのも理由の一つではないでしょうか。
 
 本当に発売されて感謝したいのはユーザーなのかもしれません。


 最後にで私が心に抱いているコペンの10の疑問を書いて終わりにしたいと思います。

 1.クロス型のブレースを何故に囲み型にしなかったのか
 2.サイドシルの補強をもっと追加しなかったのか
 3.リアの補強は殆ど手をつけなかったのは何故か
 4.カップホルダーを1個(走行中は使えない)だけは何故か
 5.リアタイヤハウス内の砂溜り対策は何故行わなかったか
 6.エアディフレクタ-の形状はデザイン優先ではなかったのか
 7.純正のタイヤ性能に頼りすぎてないか
 8.エアクリーナーケースの形状は何故に性能をダウンさせる様な形状のか
 9.カムヘッド上にエンジンカバーを付けたのは何故か
10.マフラーをセンター1本出しにしなかったのか

 私見的には殆どの疑問に自分なりの回答はあるのですが、開発したメーカーさんに聞いてみたい内容です(訊く機会は無いでしょうが)。

 最後に唯一無二の愉しい車を作ってくれたダイハツさんに敬意を表すると共に12人の猛者の方々に感謝しながら終わりたいと思います。


 以上 2007.11.24            nylon
ブログ一覧 | 熊猫印補助ブレース開発 | 日記
Posted at 2007/11/24 07:01:28

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この記事へのコメント

2007年11月24日 7:43
ボディがねじれたり,オープン時に不快な揺れを感じることによって,スピードを落とさせる効果というのも考えられるでしょうね。
コペンは高速回転に向いているエンジンと聞いていますから,そういった意味でもドライバーに限界点や危険,あるいは不安感を予知させるためのメーカーとしての予防策なのかもしれません。(メーカーとしての裁判対策?責任回避??笑)
あくまでも私見ですが・・・。

でも個人的には,その不快感を知っているからこそ,性能を高めてあげてその範囲内で安全に走りたいと思っているので,最初から締め上げたボディじゃなかった方が良かったのかもしれません。

たとえは違うかもしれませんが,レクサスで時速60㎞だすのも軽で60㎞出すのも同じ速度ですが,余裕を感じるのはあたりまえでレクサスという感じなのですが・・・。
エアクリやエンジンカバーの問題も同じような理由で,むやみに性能を上げさせないようなメーカーとしての意図的な作為を感じます。

カップホルダーや砂溜まり対策については,手抜きとしか言いようがありません。(怒)
コメントへの返答
2007年11月24日 12:29
私見でいえば、全てにコスト優先という事もいえるでしょうし、この車だけ飛びぬけてしまうのも後々発売する車に対してのアドバンテージと思ったりします。

おっしゃるとおり軽規格内での安全対策以上に昇ったら危険ですよね。

コペンのエンジン(JB)は高回転向きですが、確かに”素”もままでは6千以上苦しくなりますし。

そういう風に考えれば、エンジンカバーを付けて”カッコよく見せて熱ダレ”起こしやすくしたり、シングルマフラーもWダシで”カッコよく”しているものの排気脈動を発生させて排気効率を悪くさせているのかも・・・うーん奥深すぎる。

いずれも開発責任者の福塚さんに訊いてみたいですね。

でもレース中にはジュースは飲まないと思いますが(笑

いずれにせよ、愉しく昇る事は悪いわけ有りませんから、自分でじっくり変えていきましょう。

これからも宜しくです。
2007年11月24日 10:33
nylonさん お早うございます。

色々なところで色々と囁かれているのは、そこにコペンが在るからだと思っています。
コペンの存在が薄ければ誰も何も言わないでしょうし、同時に、オーナー自由に変化を楽んで行ける車だからこその反応だと思います。


コペンが在ることに感謝(-人-)
熊猫印が在ることに感謝(-人-)
2つを合わせて私だけの女王になりました。
コメントへの返答
2007年11月24日 12:34
全ての人を満足させる事など出来ません。だから色々な”種”を撒いたとすれば、凄いと思いますよ。

フェラーリ乗りはそれなりのカスタマイズするんでしょうが、自分でやる人はいないでしょうしねぇ。

コペンが私の手元に来なければ熊猫印の補助ブレースなんぞは考えもしませんでしたよ。
2007年11月24日 12:25
FRだったら自分は買いませんでしたね。

雪国でFRはつらいですもん。

セカンドカーだったとしたら、FRもありなんでしょうけど。
コメントへの返答
2007年11月24日 12:38
たい君、そこなんです。
ABCと大きく違う点は。FR・ミットシップといいながら、万人受け出来なかった点が息を止めさせた真の原因です。仮に月間何千台も売れ続けたら生産中止なんて起きなかったでしょう。
ダイハツ池田工場の特性というのもあるんでしょうけどね。

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「JF4は剛性パーツが少ないっ!」
何シテル?   09/01 07:11
ワンコ大好きで大型犬を迎えるにあたって大好きなボルボを手放しました。夢は色々な大型犬と暮したい。その為なら人里離れた山奥でも構いません。まぁ経済が許しませんが(...
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