2007年11月22日
今考えれば感覚が麻痺していたのかもしれません(遠い目。
でも今もワンオフ製作状態(受注生産)で、大量に生産すれば製作コストは結構安く出来るのですが、商売として成立させていない為に結構言い値に近いのかもしれません。
こんな調子でパイロット版が完成しました。後はテスターの登場です。
幸いステンレス巻き鉄パイプ試作版をテストして貰っていたuniさんに依頼してテストしてみたところ
OKっ!
これで量産版の原型が完成したのです。
熊猫印補助ブレース零壱式の完成と成ったのです。
なんか凄く長い期間を掛けてやった様ですが、実際は1カ月位だったでしょうか
初め、ヤフオクに出品しても全く相手にして貰えませんでした(今も?汗)。
価格も高めに設定した為に空振りの連続(涙。
そうしたところ、メールが1通届きました。
岩手の女の子からでした。
要約すると、ずっと憧れて購入したコペンはギシギシ・ドスンドスンでコーナ-が怖いのです。ヤフオクでは高いのですが、装着したらコーナーリングは怖く無くなりますか?
そんなんだったと思います
続く
Posted at 2007/11/22 09:25:08 | |
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熊猫印補助ブレース開発 | 日記
2007年11月21日
MGやオースチンヒーレースプライドMkⅠなどという車に、青二才が何故に惚れたのか、その頃の同じ年代の人達と違っていたのかというと、
叔父が乗っていた
何だ、それだけです。
しかし、オースチンはカニ目とよばれていて、気になっていたのでしたが・・・
これも、絵本からの影響でした。
当然ながら第一次スーパーカーブームもありましたが、全く興味なし。
私にとって屋根の無い自動車=自動車 であって、何故か皆さんが振り返るのが自動車だったのでした。考えてみると、屋根の無い自動車なんて昭和60年代には、田舎で走っているのは
いないっ
そこで深緑のMGで走るのですから目立つ訳です。音も凄かったですけど(汗
何故叔父さんがMGを持っていたのかは遂に聞くことは出来ませんでした。
変わり者だったのでしょう。
でも、1989年にユーノスロードスターがNA6が発売された時は、未だ学生の分際でしたので、バイクに乗って走り回ってあっちこっち逝ってました。しかしずっと気になっていて、何とか卒業してから購入し、いじくってました。一寸いじっては峠に走りに行くという繰り返し。仕事していてもロドスタの次の姿を考えていました。仕事用のボロ自動車とロドスタの複数台数保有は結構な期間続いていました。
今もですが・・何か?
鳥類には”すりこみ”という事があるのですが、全く同じでしたね(汗
Posted at 2007/11/21 08:04:03 | |
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熊猫印補助ブレース開発 | 日記
2007年11月21日
縦側はサイドシル補強バーが入っているので、重量増加も(実は試作費用も)あり、作っていなかったのですが、モノは試しとフロントブレース側を作ってみたところ、更にショックによる衝撃吸収がされる事を発見っ!
ハー○ウェイと一緒で全部囲んでしまえっ!
と成ったのです。
暫くこれで遊んでいたのですが、溶接の剥がれが出てくる事を発見。当然です、応力が掛かる場所なので、素人溶接では矢張り無理がありました。
業者さんに聞いてみると、溶接加工費用も馬鹿に出来ない事も判り、万事休す状態となりました。自棄気味で両端を万力で潰し、穴あけ加工をして取付してみると
良いじゃぁない~~~
初めからこれをやってれば良かったのにぃ・・自己嫌悪
後は何で作るかだけです。ステンレスは2種類あって、磁石が付くものと付かないものがあります。付かない方のステンレスは高いのですが、硬度が違うので試作してみたところ、結構体感的に違う事が判りました。硬度は、鉄<ステンレスは当然ですが、磁石付ステン<磁石付かないステンでも体感出来るほど違うのでした。
ところが試作を繰り返しているうちに、均等に末端を潰す事が硬度が高いステンレスを使用した場合難しい事が判り、末端の均等潰しと楕円穴あけ加工を見積もりして貰ったところ、これも結構お高い事が判明したもののぉ
自分的には結構リーズナブルな価格で出来るじゃんっ!
続く
Posted at 2007/11/21 08:01:30 | |
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熊猫印補助ブレース開発 | 日記
2007年11月20日
語弊があります。ある事はあります。ハー○ウェイ・H○Sから発売されていました。でも、前にも述べたように『硬すぎる』し『高価』なのです。
着目したのはハー○ウェイさんのフレームサポートバーでした。ノーマルのクロスビームを活かして補強するという考え方は、私的には非常に理想的な方法でした。全く役に立たないモノは切り捨てなければなりません。しかし補強材として装着されて役立っていたモノは役立てるべきです。それに角材を使用している為に、面補強追加と穴あけ加工等に最適だからです。後はロドスタで学んだ補強方法を活用すれば良いのです。
初め楕円ステンレスを使用したコピー品を製作しようと考えました。が、市販されていないし、業者さんに確認して貰ったところ驚く程材料が高い事が判りました。
無理ぽっ
自作するよりフレームサポートバーを購入した方が遥かに安い事が判明。かなり落胆していた処、目の前には10ミリのステン巻き鉄管があったのです。それも末端に穴開け加工された鉄管が。
これだっ!
ここから熊猫印の補助ブレースの試作が始まるのです。調べてみると、工場の中には10ミリから32ミリまでの鉄管が有り、コペンのクロスブレースに取付るには21ミリまでの管であれば最低地上高を変えずに追加出来そうだと判断しました。後は材料です。アルミ・ジュラルミン・鉄・ステンレス・鉄棒・ステン棒・・色々と試しましたが、棒は重量で却下となり、アルミ・ジュラルミンは材質的に撓みが発生してしまう為に、鉄管並みの強度を出すには、サイズ的に合わないことが判明、更に溶接が難しい事などが判り却下。残りは鉄管・ステン管に成りました。
基本的にはステンレスの方が硬度がありベストであると判っていたのですが、試作を作る費用も馬鹿に成りません。
更にマフラーをノーマルからDスポ製に交換した際、21ミリ管ではマフラーとの干渉も想定されることが判ってきました。
知り合いの友人に台座を溶接して貰い、単品ブレースの完成です。
早速自分のコペンに取り付けて何度目かの試走を行いました。その時は横軸3本だけで走ってみたところ、これがいい感じっ!
サスとショックが仕事し始めたのです。
明日に続く
Posted at 2007/11/20 18:01:53 | |
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熊猫印補助ブレース開発 | 日記
2007年11月20日
完全な『素』のコペンに試乗してみて、あのブルブル震える様な乗り心地に、心痛みました。この車は尋常では無いと。
逆算してみると、コペンの発売は2002年6月。1999年の東京モーターショーで展示車両として発表された訳だから、2007年の現在、8年前に存在していたシャーシーをベースにして作られている。という事は1数年以上前の基本設計(ミラ)がベースでコペンは出来ているという事になる。
カタログはじめ、色々な著書を読んでみると、サイドシル・センタートンネルに厚みを持たせてあり、板厚も変えてあると記載されている。これがダイハツでいうライトウェイトスポーツカーと謳っている。でも、もっと高いサイドシルやセンタートンネルの形状と板厚を駆使すればダブルクロスビームは不要に出来なかったのであろうか。あのビームがある事が本当に良いことなのだろうか。外して走ってみたい誘惑に駆られるが、多分サイドシルとセンタートンネルの何れかが歪むと思う。Dスポがサイドシル補強バーを発売している事、サイドシルの内側のサビの一件を考えてみれば中央部とサイドシルの間に非常な応力が掛かる場所であると想像出来る。
当然ながら購入して直ぐにタワバ・サイドシル補強バー・リアPバーを装着して、特にダブルクロスビームとサイドシルの間をサイドシル補強バーで繋いだ。
これによってサイドシルで撓み・捻れで吸収していた衝撃を緩和させる方向に持っていった。個々の部品の性能より補強を優先した。
よくよく考えてみると、何故に板厚を変えダブルクロスビームを装着しなければならないのか?一番弱い箇所だからだと思った。
その答えは前から判っていた事だが、上記補強3点をしたことで更に明確になった。コーナーで(更に)曲がりにくくなったのである。今まで撓りと捻れで吸収していたところが補強されしまった為に、車体の運動性能が変化してきたのだと感じた。言い換えれば車体のバランスが崩れたからである。センタートンネル辺りが負け始めたのだと思う。
ここで車体横方向の補強を考えた。
しかし、補強パーツとして発売されている単純モノが無いのである。
つづく
Posted at 2007/11/20 07:43:13 | |
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