
先日助手席に母親を乗せたときのこと、座るには問題なかったがいざ降りようとしたときにシートから立ち上がれない。二度軽い脳梗塞をやってしまってから足腰がかなり弱ってはいたが、ここ数年さらにきついような感はしていたがなかなかの成長ぶり。
コラいかん。そろそろ孝行息子っぷりでも発揮しようかと、一念発起。
元々、駐車場に不便を感じていただけに乗り換えもアリ。
自分が乗る分には乗降以外は贅沢な部類だけれど不満は何もなし、86の長いドアで家のフィットにうっかりドアパンチしてしまう点を除いて。
というわけで5ナンバー枠、乗降に問題がない車ということで見に行ってきました。
はやりのルーミー/タンク(ダイハツ製)助手席リフトアップシートってやつ。
ジャストサイズで駐車に困ることはなさそうだし、パワーは仕方ないとしても5人乗れるのはありがたい。
家でリフトアップシートの動画を見せたところ「こんなに膝が曲がるかね?」の意見はあったが、翌日取り合えず見積もり。
なんとカーテンエアバッグの設定が無いことが判明、通常タイプにするとカーテンエアバッグの設定はあるがヒップポイントが高すぎて母親には絶対無理。

剛性、側突は耐えれるつくりなんだろうけど、ソラまた違う話なわけで・・
SUVに分類されるCHーRより高い。生活に密接した車なのにナンで?と思い調べるとインタビュー記事を見てしまった。
以下引用
ルーミー/タンク 開発責任者に聞く
特にシート座面高さにこだわりました。シート座面高さは、例えば、ダイハツ・ウェイクでは735mmあり、見晴らしのよさがウリですが、このクルマでは、違う考え方でサイズを決めました。スカートを履いた女性が、地面に足の届かないシート座面高の高いクルマから降りる時、スカートがめくれあがってしまうので、そうならない気配りをして座面高を700mmにしました。145cmの女性もちょっと勢いつければ自然に乗れて、これなら十分と言ってくれました。社内からは、また違うサイズを出すのかといわれましたが、コンセプトに合わせて見晴らしがよくて乗降性がいいギリギリのところが700mmなんですと社内調整をするのが一苦労でした。
引用終わり
だ、そうだ。キモ。上司が言うこっちゃない。
どうなんだろう。世間一般はヒップポイントが高いのを見晴らしがいい、パンツが見えない。という理由で受け入れているのだろうか。
まぁ売れてるらしいので大方の意見は気にしない、あるいはOKなんでしょうね。
言い方は悪いが、やっつけ感が垣間見えた気がしたというか、日本のエンジニアってそういう意識なんですかね。
せめてもう少し違う理由にしてほしかったな。というのが正直なとこですが・・・若手が案を出して上層ジジィが却下。のパターンは多いかもですが。
「で、なければ」って程困ってはいないので現在迷走中、親不孝はしばらく続きます。
ところで座面高さがあるメリットって何なんでしょうね。
個人的感想として見晴らしがいい→車間距離が空いてる気がする→詰める。煽ってる風に見える、あるいはヅガン。の図式しか思いつかん。
Posted at 2018/07/01 14:41:38 | |
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