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ぢゃづのブログ一覧

2016年02月02日 イイね!

のんたんとサイトーくん 第5夜

のんたんとサイトーくん 第5夜昨日自宅の屋根に太陽光パネルが付きました。
今月半ばからいよいよオール電化に移行する予定で色々楽しみです。


・・・というブログを書き始めたのですが、3行目以降が思い付かなかったので急遽ウチの会社の話に差し替えます。
いつになったら普通のブログが書けるのだろうと自分でも悩ましいところです。



さて、勤務地が都内にあるため、車よりも電車で移動することが多い私。
そのため最近では電話よりもメールなどで連絡を取り合うことが多くなっています。

(※個人情報や業務内容に関わる部分は一部修正・省略しています。また絵文字なども削除してありますが、それ以外は大体原文そのままです)



<ピンチ>

タイトル:超やばいっす
送信者:サイトーくん
本文:俺3階のトイレです。紙がないんです!助けて!

タイトル:Re:超やばいっす
送信者:ぢゃづ
本文:お前いつからトイレになったんだ?



<知恵袋>

タイトル:クイズ
送信者:専務
本文:タバタさんにクイズを出されて困っている。答えが分かれば教えてもらいたい。

タイトル:Re:クイズ
送信者:ぢゃづ
本文:お疲れ様です。どんな問題ですか?

タイトル:Re:Re:クイズ
送信者:専務
本文:仲間由紀恵の黒歴史って何だ?

タイトル:Re:Re:Re:クイズ
送信者:ぢゃづ
本文:「恋のダウンロード」だと思います。

タイトル:Re:Re:Re:Re:クイズ
送信者:専務
本文:君のお陰で勝ち越した。感謝する。



<愛の交換日記>

タイトル:無題
送信者:ぢゃづ
本文:ゴメン、今日太陽光パネルの設置工事の日だったよね?すっかり忘れてた!それでもう工事終わったの?どんな感じ?

タイトル:無題
送信者:奥様
本文:屋根の上だから見えない。



<お誘い>

タイトル:ランチ
送信者:のんたん
本文:駅前にイタリアンのお店出来たけどどうする?今日行ってみる?

タイトル:Re:ランチ
送信者:ぢゃづ
本文:もう昼飯食べた。

タイトル:ごめんなさい!
送信者:のんたん
本文:同期のアユミに送ったつもりで間違えました!ごめんなさい!でも良かったら一緒にどうですか?!

タイトル:Re:ごめんなさい!
送信者:ぢゃづ
本文:だからもう昼飯食べた。



<申請>

タイトル:上目遣い
送信者:ワタナベさん
本文:来週水曜日が甥っ子の誕生日なんです。急で申し訳ないのですが、その日お休みを頂けないでしょうか?

タイトル:Re:上目遣い
送信者:ぢゃづ
本文:勿論OKですが、タイトルが色々間違ってます。



<知恵袋2>

タイトル:第2問
送信者:専務
本文:申し訳ないがもう1問頼む。今度は「菊池桃子の黒歴史」だ。確か水色のレオタードで踊る映像があったよな?アレで合ってるか?

タイトル:Re:第2問
送信者:ぢゃづ
本文:それは井森美幸です。答えは「ラ・ムー」じゃないですか?

タイトル:Re:Re:第2問
送信者:専務
本文:君には驚かされてばかりだな!



<ピンチ2>

タイトル:めっちゃやばいっす
送信者:サイトーくん
本文:ぢゃづさんマジごめんなさい!今起きました!今日の会議すっかり忘れてました!

タイトル:Re:めっちゃやばいっす
送信者:ぢゃづ
本文:ゴメン、お前が会議に参加するの忘れてた。



<愛の交換日記2>

タイトル:無題
送信者:ぢゃづ
本文:玄関にあった葉書は出しておいたよ。それと風呂場の洗剤が切れてるから帰りに買っていく予定。他に何か買うものある?

タイトル:無題
送信者:奥様
本文:眠いから明日話す。



<お誘い2>

タイトル:飲み会
送信者:ぢゃづ
本文:南口に出来た串揚げの店が美味しいらしい。今夜行こうと誘われているんだがのんたんも来るか?

タイトル:Re:飲み会
送信者:のんたん
本文:ヤッタ!串揚げ大好きなんです!誰に誘われたんですか?

タイトル:Re:Re:飲み会
送信者:ぢゃづ
本文:サイトーくん。

タイトル:Re:Re:Re:飲み会
送信者:のんたん
本文:ごめんなさい、今日先約があったの忘れてました。






・・・我が社は相変わらずみんな元気です。
Posted at 2016/02/02 10:17:35 | コメント(9) | トラックバック(0) | のんたん | 日記
2016年01月27日 イイね!

のんたんとサイトーくん 第4夜

のんたんとサイトーくん 第4夜<タイプ>

のんたん「ぢゃづさんぢゃづさん」

ぢゃづ「ん?・・・あ、醤油?」

のんたん「違います、まだ春巻が来ないし」

ぢゃづ「この店やけに料理が遅いな」


仕事帰りらしい大人達で割と混んでいる店内。美味しいと聞いて初めて入ったお店です。


のんたん「良いんです私そんなにお腹空いてないし。・・・あの、ちょっと聞いても良いですか?」

ぢゃづ「うん。何?」

のんたん「・・・ぢゃづさんってどういうタイプの女性が好きなんですか?」


ちょっと固まる私。

こちらを見ずにカシスオレンジを飲むのんたん。

身を乗り出すワタナベさん(52歳パート)。


ぢゃづ「ええ・・・・っと」


こんな時だけ敏感に空気を察し、奥のテーブルから走ってくるバカ社員。


サイトーくん「何スか?何の話をしてるんスか?!」

ぢゃづ「お前騒がしいから奥の席に戻れ」

ワタナベさん「ぢゃづさんの好きな女性のタイプの話をしてたのよねフフフ」


30年前であれば「小悪魔のよう」と言われたであろうワタナベさんの表情。
テレビの大相撲とサイトーくん弄りだけが最近の楽しみ、と語っていたのは本当だったようです。


サイトーくん「ぢゃづさんはアレですよ、髪の長い女性が好きなんですよね!オレと違って!」


勿論のんたんはショートカットです。


サイトーくん「そして30代ぐらいの、可愛いというよりは綺麗な人が好きなんですよね!オレは同世代が好きですけど!」


当然ながら私はサイトーくんにそんな話をした覚えはありません。


のんたん「・・・本当ですか?」

ぢゃづ「イヤ・・・あんまり考えたこと無いな」

サイトーくん「絶対そうですよ!前に携帯で見せてもらった写真の奥様が正にそういうタイプでした!」


言うまでもないことですが、ウチの奥様は私と同世代ですし髪も長くはありません。


のんたん「・・・私その写真見せてもらってません」

ぢゃづ「イヤ・・・お見せするほどのものでは・・・」

サイトーくん「良いじゃないですかぢゃづさん!あの幸せ満点家族の写真を見せてあげて下さいよ!」


そこで奥のテーブルからサイトーくんを呼ぶ声。
目をやると険しい表情で手招きしている専務とタバタさん(専務の部署のパートさん50代ミドル)。
無駄に大きい声が仇となったようです。


こちらを振り返りつつ、すごすごと戻っていくサイトーくん。
ちょっと残念そうに焼酎ロックのお代わりを頼むワタナベさん。


ぢゃづ「料理は来ないのに酒持ってくるのだけは早いなこの店」

のんたん「・・・で、どういう女性が好きなんですか?」

ぢゃづ「え、まださっきの話続いてたの?!」


ちょっと考え込む私。

就職を機に、親元から遠く離れて一人暮らしをしているのんたん。
お父さんは私より年上でしょうが、もしかしたら彼女は父親のように甘えられる存在をどこかで求めているのかも知れません。


ぢゃづ「ええと・・・逆にのんたんはどういう男の人が好みなの?」

のんたん「・・・こういう時、女の子に『好きな男性のタイプは?』とか聞かない人です」

ぢゃづ「え」


ニヤニヤ笑いながら私とのんたんを交互に見ているワタナベさん。

相変わらずこちらを見ようとしないのんたん。

遠くからこちらに熱い視線を送るバカ社員。

やっと運ばれてくる春巻。


ぢゃづ「・・・食べましょうか」

のんたん & ワタナベさん「ハーイ」


そして5分足らずで綺麗になる大皿。
女心は本当に掴みどころがありません。



・・・そして数週間後。



紙の束を抱えたワタナベさんが私の机にやってきます。

ワタナベさん「ハイぢゃづさん」

ぢゃづ「有難うございます。・・・ああ、もうそんな時期か」


それは季節ごとに発刊されている社内報でした。


ぢゃづ「お、今回の部門紹介はウチの部なのか・・・聞いてなかったな」


記事を読み進める途中で思わず硬直した私。

何故か私の写真(お互い酔っ払ったタバタさんとチークダンスを踊っている)が紙面の中央にあるのです。


ぢゃづ「何だこの『私の上司』って・・・・・あ」


写真の下に書かれた私の紹介。
最後の行にはこう書かれていました。


・好きな女性のタイプ:橋本マナミ(推定)




ハッとして顔を上げる私。

同じ紙面を持って、笑顔で私に親指を立てて見せるのんたん。


ぢゃづ「・・・やられた」


そしてまた走ってくるサイトーくん。


サイトーくん「ぢゃづさん!俺もです!俺も橋本マナミ好きなんスよ!」

のんたん「この前言ってたタイプとは大分違うんですね」

サイトーくん「そそそそんなことないです!俺は一途なんです!」




我が部署は今日も元気です。
Posted at 2016/01/27 16:29:22 | コメント(7) | トラックバック(0) | のんたん | 日記
2016年01月22日 イイね!

イイ!・・・の?

イイ!・・・の?今回は一切のネタを排除して真面目に。

以前「正しいパーツレビューの書き方」という記事を書いたことがあるのですが、そこで書けなかった本音を記しておきたいと思います。

先日、初めて整備手帳の週間ランキング?で1位になりました。
評価して頂いたことがとても嬉しかったですし励みにもなりましたが、同時に以前読んだ二つの記事のことを思い出し、少し複雑な気分にもなりました。


一つは他の車種ですが、「注目の記事」的にみんカラで紹介されていたもの。
とても沢山のイイね!が付いており、またお友達も大変多い方のようでしたので、期待して覗いてみました。

たった2~3行の、大変失礼ながらレビューでも何でもない内容でした。

(備忘録的な意味合いで書いている方もいらっしゃるので、決してそうした記事自体を否定している訳ではありません。「イイね!」の付き方の話です)


もう一つは検索していてたまたま見つけた、とても中身の濃い丁寧な記事。
感心して他の記事も拝見しましたが、どの記事も素晴らしいと思いました。
しかしイイね!が殆ど付いておらず、その方は半年ほど前から一切記事を書いていませんでした。


後者の記事を書いた方がどうして今活動されていないのかは存じません。
お友達が3~4名という方でしたが、もし交流もないし評価もされないし、という状態に失望してお辞めになったのだとしたら、と考えて非常に残念な気持ちになりました。


その時思ったのは、結局イイね!は「記事そのものではなく『人』に付けている」ケースが多いのではないかということ。


私はお友達の記事のほとんどにイイね!を付けていますが、お友達だから付けている訳ではありません。素晴らしいと思う記事を毎回書いておられる方だから、そして楽しく交流出来そうな方だからお友達申請した、というのが実情です。

ですからお友達の記事であってもボタンを押さないこともあります(例えばプレゼント応募記事など、いわゆる通常のブログ等では無い場合などに限りますが)。
お友達の多くも恐らくそういうスタンスだろうと思います。


また私は毎回かなり時間を掛けてウンウン唸りながら記事を絞り出していますが、それは読んで下さる方を楽しませたいからだけではなく、「評価に値しないような記事を書いて『イイね!』を押されたら自分が恥ずかしくなるから」というのが一番の理由です。


そしてなるべくお友達以外の方の記事にもイイね!を押したりコメントを残したりメッセージを送ったりするようにしています。セレナのページは頻繁に活動していない方の方が圧倒的に多いので、そうでもしないと衰退の一途を辿るんじゃないかという気がするんですね。大袈裟かもしれませんし、私一人がそうしたところで大差ないのでしょうけれど。



10年ほど前にもみんカラに登録していた時期があったのですが、当時は「イイね!」のシステムがありませんでした。お友達の記事を読んだ時にはコメントを残すのが当たり前のようになっていましたが、現在のように簡単にボタン一つで「読んだよ!」とお知らせ出来るのも手軽で良いなと思います。

でもそれだけだと寂しいと思うんですね。少なくとも私は情報交換と交流が目的で参加したので、相手の顔が見えないお付き合いは悲しいと思っています。



幸いにも、最近私の記事に沢山のコメントを頂くことが増えてきました。率直に申し上げるとそれが一番励みになっており、とても嬉しく感じています。改めて、この場を借りてお礼申し上げます。

反面、私が手抜きの記事を書いたら一発でバレるだろうな、と気持ちが引き締まる思いもします。コメントはそれだけ皆さんがじっくりと記事を読んで下さっている証拠だと思いますので。


現在仕事が繁忙期に入っており、私もなかなか周囲の方の記事にコメントを残せず申し訳なくなることが多いのですが、出来れば時間のある時にはきちんと気持ちの伝わるコメントを送りたいと思います。

また私の拙い記事を楽しみにして下さっている方には申し訳ないのですが、書くペースは上げずに、時間を掛けて少しでも楽しんで頂けるような記事を残していきたいと考えています。



目標は「イイね!」そのものではなく、「イイね!」と思っていただけるような記事であること。そして最後まで読んでコメントを付けたくなるような楽しい記事であること。


後になって読み返すと申し訳なくなるような出来の記事も多々あるのですが、今後も精進して参りたいと存じます。


・・・真面目に書くのは本当に恥ずかしいので、次回からはまた平常運転に戻ります。


おしまい。
Posted at 2016/01/22 11:55:52 | コメント(8) | トラックバック(0) | みんカラ | 日記
2016年01月18日 イイね!

Jaz the negotiator File.04

Jaz the negotiator File.04・・・時は2015年末に遡る。


謎の声「・・・・・ーサン!・・・オトーサン!」

Jaz「・・・声を落とせ、俺は任務中だ」

謎の声「オトーサン涎が垂れてるよ」

Jaz「・・・3号か。敵を欺くために寝た振りをしていただけだ」

謎の少年3号「ボク1号がいい」

Jaz「生まれながらに背負ってきた宿命によりお前は3号だ。こればかりは年功序列だから仕方がない。で、一体どうした?」

謎の少年3号「オカーサンがお年玉の用意をしてるよ」

Jaz「ああ・・・良い子にはサンタさんが来た後、またすぐにビッグマネーを手にするチャンスが訪れるもんだ。大人には辛い時期だがな」

謎の少年3号「・・・良く分からないけど、オトーサンにもお年玉を上げるんだって」

Jaz「何ッ?!・・・一体どういうことだ?!」

謎の少年3号「オトーサン今年お小遣いを減らされたでしょう」

Jaz「減らされた訳じゃない。セレナを買った時にローンが厳しいと言うから、酔った勢いで『じゃあ俺の小遣いを減らして良いぞ』と口が滑っただけだ」

謎の少年3号「ウン、何か買ってもらいたいときはオトーサンがお酒飲んでる時に言いなさいってオカーサン言ってた」

Jaz「クソッ・・・あの女、言わせておけば・・・」

謎の少年3号「汚い言葉を使っちゃダメだよ」

Jaz「あ、済みません・・・イヤそんな話をしている場合じゃない!小遣いを減らしたから少し家計に余裕が出来たということか?」

謎の少年3号「オトーサン最近お仕事が大変みたいだし、全然休まないで頑張ってるからご褒美だって言ってた」

Jaz「お前も分かっただろう。人間頑張れば良いことが必ずあるもんだ・・・で、いくらだ?」

謎の少年3号「え?」

Jaz「とぼけるんじゃない。オトーサンのお年玉はいくらなんだ?!」

謎の少年3号「・・・知らない」

Jaz「流石にトップシークレットか・・・よし3号、お前に任務を与える」

謎の少年3号「え?何?」

Jaz「オカーサンの見ていない時に、その袋の中身を数えるんだ」

謎の少年3号「ダメだよ、人のものを勝手に見ちゃいけないって先生が言ってた」

Jaz「この前家庭訪問と称して潜入してきたアイツか・・・先手を打ってくるとは侮れない奴だ・・・仕方がない、2号を呼んでくれ」

謎の少年3号「お兄ちゃんならオカーサンに怒られながら宿題やってる」

Jaz「アイツまた宿題サボったのか・・・誰に似たんだ全く・・・こうなったら最終兵器を出すしかないな、1号を連れて来てくれ」

謎の少年3号「大きいお兄ちゃんならさっき塾に行ったよ」

Jaz「真面目な奴だ・・・きっと俺に似たんだな」

謎の少年3号「・・・ボクも友達と遊んでくる」

Jaz「ま、待て!3号!・・・・3号!!!」


再び静かになる室内。
微かに聴こえる謎の女と2号の声。


Jaz「・・・あの女のことだ、この騒ぎに乗じて袋を隠したに違いない」


そして膨らむ妄想。


仮に1万円だとしよう。

LEDフォグなら何とかなる。
余った分は・・・そろそろガタのきた電工ペンチ、或いは不足してきたギボシセットという手もある。

イヤ待てよ?
今年減らされた分×12ヶ月と考えると1万円では安すぎる。


・・・!!!


今思い出したが、File.01で確か俺はバックドアオートクロージャーの話をして・・・パーツ代が3万円ということも伝えているぞ?!


間違いない!今回の成功報酬は3万円だ!!




・・・そして迎えた2016年元旦。


謎の女「ハイみんなお年玉よ」

Jaz & 謎の少年一同「ワーイありがとう!」

謎の女「・・・子供たちにお年玉を渡す場面で何でアンタまで喜んでるわけ?」

Jaz「あ、イヤ、ただ奴等の気持ちを代弁しただけだ」

謎の女「フーン・・・じゃあおせち持ってくるわね」

Jaz「よし台所に行ったな、今がチャンスだ!1号、お前の取り分を見せろ!」

謎の少年1号「え?これオトーサンが入れたんじゃないの?」

Jaz「この家の権力は全てあの女が掌握している。お前たちにもいつか分かる日が来るだろう・・・そんなことは良いから早く見せるんだ!」

謎の少年1号「ウン。・・・うわぁ五千円札だ!良かった何買おうかな・・・」

Jaz「五千円?!・・・ちょっと待て、1号が五千円ということは・・・俺が一万円、という可能性も浮上してきたぞ?!」

謎の少年2号「ダメだよオトーサンお年玉のこと知らないことになって・・・あ、オカーサン戻ってきた」

謎の女「ハイ、じゃあいただきますの前に・・・今日はオトーサンをビックリさせることがあるのよね」

Jaz「う、うわーびっくりしたわー」

謎の女「・・・まだ何も言ってないし何なのその棒読み口調は?」

Jaz「気にするな。俺なら心の準備は出来ている」

謎の女「意味が分からないけど・・・あのね、去年はお小遣いを減らして家計に協力してくれたでしょう。それに年末も忙しいのに色々頑張ってくれたから、今回は貴方にもお年玉を用意しました」

Jaz「うわーびっくりしたわー」

謎の女「・・・・・」

Jaz「・・・済まん、続けてくれ」

謎の女「・・・車の後ろのドアに何か付けたいんだって言ってたでしょう?バタンと閉まらないようにするとか何とか。それを買いたいんだろうなと思って」




神 は 存 在 し た ! ! !




謎の女が立ち上がり、リビングの奥にある和室に向かいかけたその時。


謎の少年3号「アレッ?!テレビが変だよ?!」

謎の女「え?どうしたの?」

謎の少年2号「ホントだ、何だか画面に青い線が出てる」


確かに画面下から縦に走る2本の青いライン。幅は1mm程度だが画面の中央付近まで伸びている。


Jaz「1号、ちょっと検索してみてくれ。対処法が見つかるかも知れん」

謎の少年1号「ウン。・・・あー、何か液晶の寿命とか書いてある」

Jaz「バカを言うな、購入してから僅か10年、世界のS○NY製品だぞ?!」

謎の女「どう考えても寿命っぽいわね」

謎の少年3号「じゃあ新しいテレビ買う?買っちゃうの?!」

Jaz「分からん・・・取りあえず相場を調べてみよう」

謎の少年2号「ええと・・・今のと同じ大きさだと・・・6~7万円くらい?」

Jaz「微妙に高いもんだな。次の休みにでも見に行ってみるか・・・ところで俺のお年玉は?」

謎の女「あ、ハイハイ、ちょっと待っててね」

謎の少年1号「良かったねオトーサン、欲しい物買えるしテレビも新しくなるし」

Jaz「諸君らの協力に感謝する。・・・で、お前たちは何を買うんだ?」

謎の少年一同「えっとね・・・」

Jaz「(あの女・・・やけに手間取っているな・・・)」



・・・そして数日後。



Jaz「指令室!こちらJazだ」

オペレーター「Jaz!ちょうど今報告書を読んでいたところよ。今回はお手柄だったわね!」

Jaz「イヤ・・・」

オペレーター「特に今回交渉した訳でもないことを気にしているんでしょう?でも自信を持って。以前貴方が伝えた言葉が今になって効いてきたということよ。長官にはちゃんと報告しておくわ」

Jaz「イヤ・・・」

オペレーター「それでテレビはもう届いたの?」

Jaz「・・・買ってない」

オペレーター「ああ、休みがその後無かったのね?」

Jaz「イヤ、画面に線が入っているだけでちゃんと観られるんだから、映らなくなるまで買わなくて良いと言われた」

オペレーター「簡単に全てを許さないところが敵ながら天晴だわ・・・まぁでも、今回初めて公認でパーツを買えるんだから良かったじゃない。もう注文したの?」

Jaz「イヤ・・・」

オペレーター「どうして?弄る時間が無いの?」

Jaz「・・・円だった」

オペレーター「え?」


Jaz「だから、2万円だったんだよ!」


オペレーター「どうして?!バックドアオートクロージャーの話が出ていたんでしょ?何故それが2万円に・・・あっ!」

Jaz「ああ、テレビだ。あのタイミングで線が発見され・・・そしてポチ袋を取りに行ったあの空白の時間・・・」

オペレーター「確かにそう考えれば全て辻褄が合うわ。流石は謎の女・・・咄嗟の判断で報酬額を変更したのね?」

Jaz「そう、つまり俺の戦いはまだ終わっていない」

オペレーター「Jaz?!どこへ行こうというの?」

Jaz「・・・決まっているだろう。ヤ○オクで中古のユニットを探すのさ」



交渉人ぢゃづ。

彼の戦いは次のチャンネルへと続く・・・。
Posted at 2016/01/18 17:58:41 | コメント(10) | トラックバック(0) | 交渉人 | 日記
2015年12月25日 イイね!

のんたんとサイトーくん 聖夜

のんたんとサイトーくん 聖夜世間はクリスマス。

しかし我が社は年末進行で朝も夜もない怒涛の日々。

まぁでもその最中にも、ちょっとしたロマンスはあるのです。






<合コン>

サイトーくん「ぢゃづさん!聞いて下さいよ!」

ぢゃづ「ウン、イヤ聞きたくない。忙しくて何も聞こえない」

サイトーくん「合コンが決まったんです!のんた・・・のんさんと!」


これは聞き捨てなりません。

正直、コイツら本当に良い奴らだから仲良くなればいいのに、と思っていた私ですが、実際にそんなことが起こるとなると娘を取られた父親の気分。


ぢゃづ「そうか、それはおめでとう」

サイトーくん「イヤ合コンというか、まぁ飲み会なんですけれど」

ぢゃづ「誰が参加するんだ?」

サイトーくん「僕とぢゃづさんと専務です」

ぢゃづ「イヤ男の顔ぶれじゃなくて・・・え?!」

サイトーくん「ガードが堅いものですから、そういうことになっています」

ぢゃづ「俺は行かない」

サイトーくん「ハイ、実際は同期の男三人で行くんです」


大体読めてきました。


上司含めた飲み会、と謳っておいて、実際に参加するのは若い男女三組。
急にぢゃづさん来られなくなっちゃって、とでも言うのでしょう。


まぁでもたまには良いか、と柄にもなく思ってしまった私。
そんなに一途に彼女が好きなら、同じ男として協力してやらないでもありません。


ぢゃづ「分かった、あまり羽目を外しすぎないようにな。で、あっちは他に誰が?」

サイトーくん「のんたんに、仲良しの女の子二人を連れてきてと頼んであります!」


のんたんも、その同期も今のところお相手無し、という話は以前聞いたことがあります。サイトーくん情報なので真偽は不明ですが。


ぢゃづ「上手く行くと良いな」

サイトーくん「ぢゃづさんマジ天使」

ぢゃづ「上司への口のきき方は今度教えてやろう」


そして当日。
夕方早くに騒々しい男が外回りから帰ってきます。


サイトーくん「今戻りました!・・・アレ、のんたんは?」

ぢゃづ「彼女が帰る時に専務や俺が残ってたら変に思われるだろ。今日は外回りしたら社に戻らなくて良いよと言ってある」

サイトーくん「あなたが神ですか」

ぢゃづ「悔い改めよ」


浮き浮きと退社時刻ピッタリに飛び出していくサイトーくん。
お陰でこちらは深夜残業確定ですが、自然と顔がほころんできます。
後は若い者同士、上手く行くことを祈るだけ。


そして翌日。

サイトーくん「・・・おはようございます」

ぢゃづ「何だどうした?!振られたのか?」

サイトーくん「いえ、それ以前の問題です。騙すのは酷いと3人がかりでずっと説教されてました」

ぢゃづ「そりゃお疲れさん。・・・しかしのんたんはともかく、彼女の同期達はみんな大人しいよな?あの娘たちも怒ったりするんだな」


そこからの話は長かったので割愛します。
ただ、結局参加者は以下の通りだったそうです。


①サイトーくん

②サイトーくんの同期A

③サイトーくんの同期B

④のんたん

⑤ワタナベさん(私の部のパートさん52歳)

⑥タバタさん(専務の下にいるお局様、推定年齢50代ミドル)


ぢゃづ「まぁこちら側の参加者が専務と俺、と言ったんなら妥当なラインナップだね」

サイトーくん「・・・それもっと早く言ってほしかったです」


この日の午後、サイトーくんが専務に呼び出されたのは言うまでもありません。


<プレゼント>

サイトーくん「ぢゃづさん、今日は何の日でしょう」

ぢゃづ「A社の締め切りを2本上げる日」

サイトーくん「!!・・・イヤ、それもそうですが世間はクリスマスイブですよ」

ぢゃづ「お前絶対締め切り忘れていただろう」

サイトーくん「クリスマスイブだというのに、ウチの部はやけに静かですね」

ぢゃづ「ああ、ワタナベさんなら甥っ子の幼稚園のクリスマス会だというのでお休みを取ったよ」

サイトーくん「・・・誰もワタナベさんの話はしていません」

ぢゃづ「それを言うなら俺もA社の締め切りの話しかしてないんだが・・・お前が気にしているのはアレか、のんたんがいないことか?」

サイトーくん「別にそんなことは気になっていませんが、ぢゃづさんが話したいなら聞きます」

ぢゃづ「分かった。A社の依頼のうち、こっちの件はどうしても受注して次に繋ぎたい」

サイトーくん「済みません僕が悪うございました二度と生意気は申しませんごめんなさい許して下さい」

ぢゃづ「・・・のんたんには午後から半休を取らせた。彼女、実家が遠い上に一人っ子だろ?社会人になってから毎年クリスマスにはご両親にディナーをご馳走しているらしい。彼氏が出来るまでですけどって笑ってたよ」

サイトーくん「・・・良い娘ですね・・・」

ちゃづ「分かったから泣くな」

サイトーくん「俺、ご両親に申し訳ないです・・・」

ぢゃづ「お前の可能性はないから心配するな。で、お前は今夜はどうするんだ?」

サイトーくん「同期三人で寂しく飲み会です」

ぢゃづ「結婚したら分かるけど、それもまた今しか作れない思い出だよ」


そして数時間後、普段の行動はのんびりな癖に何故か仕事が早いサイトーくんの手が止まります。


サイトーくん「終わりました!チェックお願いします!」

ぢゃづ「今回の件はお前に任せてある。信じるよ」

サイトーくん「ぢゃづさん・・・」

ぢゃづ「今からなら直接A社に届ける方が早いだろ。あちらが確認したらそのまま上がっていいぞ」

サイトーくん「有難うございます!明日また報告します。では行ってきます!」

ぢゃづ「ゴメン、俺明日代休貰っているんだ。専務に直接報告してくれ。・・・この前の件もこれで挽回してこい」

サイトーくん「・・・・・」

ぢゃづ「だから泣くな、早く行って来い!・・・あ、忘れるところだった」

サイトーくん「え?」



本当に忘れそうになっていたのが、私の机の片隅に置かれた可愛らしい小袋。


ぢゃづ「のんたんから今朝預かってた。お前に渡してくれってさ」



サイトーくんの顔がパッと明るく輝きます。そしてくしゃくしゃっと歪みます。


ぢゃづ「・・・だから俺に抱きつくのは止めろ」



慌ただしく駆けていくサイトーくん。見送る私の机の上には、彼に振るはずだった仕事の山。

でも今夜ぐらいは許しましょう。クリスマスは子供達や彼らの様な若者たちのためにあるのです。



サイトーくんは今夜、無事仕事を片付けた満足感と、馬鹿話ばかりだけれど本音で語り合える仲間との飲み会の余韻と、微かに良い香りのする小袋に包まれて、幸せな夢を見ることでしょう。







クリスマスの今日、私はお休みですが、朝いつもよりも早く出社してくるサイトーくんの姿が目に浮かぶようです。

彼は真っすぐのんたんの机に向かい、少し照れた顔でお礼を言うのでしょう。


そして知ることでしょう。



昨日お休みだったワタナベさんからのプレゼントを、頼まれていたのんたんが皆に配っただけだった、という事実を。



俺って何て良い上司なんだろうと思いつつ、携帯の電源を切ったまま贅沢な休日の二度寝に入る私なのでした。
Posted at 2015/12/25 11:22:15 | コメント(11) | トラックバック(0) | のんたん | 日記

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