
その前に長文になりますので興味のある方だけご覧ください(汗)
今回はインチダウン(F17・R18)したポテンザ71-Rとディレッツァスタースペック等の比較となります。
ただし自分の4Cは昨年までドノーマル!今年はマフラー変更・スプリング変更・アライメント変更とモディファイされていますし、昨年と気温の違いもありターボカーですのでタイム等に関しては参考としてください。
先日のセントラルサーキットで開催のチャオイタで皮むきもしないままいきなり予選投入しました。
まだ試してもいないのでアライメントは大丈夫?エア圧は?マフラーで燃調狂わないかな?なんて言っていられない状況です。
予選スタートが午前8時半で気温は10~13度で路面は冷たい・・・
豊田のおいちゃんを従えて1番でコースイン。ストレートは全開しながらも様子見でコーナーへ進入。この状態でもまぁまぁ~グリップしてくれます。
だんだん速度を上げていきバックマーカーの出ないことを確認して3周目にはフルアタック開始!いいじゃないの~♪♪これで予選アタック終了!
年に一度しか走らないコースですからあとは練習と思ってペースを落とさず走り続けると、、、、、あれ?まだタレない?それどころかタイム上がっていない?
そうなんです。このタイヤはSタイヤでいうハードコンパウンドみたいにタレの時期を後半に持っていっているので温まりが悪かったのです。
リアタイヤがズリズリしてきたのでちょっとタレてきたかなぁ~と思った最終周の32秒台が予選ベスト!それもバックマーカー2台を処理してのタイムです(71-Rと1秒違います)
ハンドリングは敏感すぎず横と縦のグリップバランスが良くできています。完全に温まってからのグリップ力は恐らくポテンザ71-Rより上だと思います。流れても容易修正が効くところは71-R・スタースペックとほぼ同じ。他の2銘柄よりハイトとトレッド面が僅かに硬いようでコーナーでの正確性は052の方が勝ります(サスの硬さの違いもありますが)
ストレートからのフルブレーキングでも4C特有の尻振りも少なく、キャンバーを付けたにもかかわらず進路は乱れません。もちろんキャンバーを付けただけに接地面が少なくなるのでABSの介入は増えました。
これだけなら完璧じゃないの?と思われがちですが温まりが悪いということはレースでは前半勝負ができないということです。
決勝は7番手からのスタート。先頭のウィングさんの4Cがスタートできずそれを交わしながら渋滞のまま1コーナーに入ろうとしたら先に8番手の本チャンGT耐久のチンクが先に飛び込まれました。直線は僅かにコチラの方が上ですがコーナーの速いこと!(Sタイヤです)
結局はタイヤが温まるのを待ち3周目で仕掛けて抜きました、、、
その前にスタートを失敗したウィングさんの4Cがバックストレートで追い付き簡単に抜いて行きました。恐るべしチューニングコンピュータ!実測290馬力は違いますね( ̄0 ̄)
ココを抜いたら前には誰もおらず一人旅!決勝は気温も上がっていますのでベストは4周目の31秒台となりました♪
昨年71-Rで走った時より決勝タイム1秒半はタイムアップしました。それがタイヤなのか?マフラー換えてパワーアップしたのか?(コンピータはノーマルです)?バネを換えたことが良かったのか?アライメントがバッチリはまったのか?それとも昨年より気温が低かったのでパワーが上がったのか?はたまた自分の腕が上がったのか(年齢が上がった分タイムは下がる一方なのでそれはないか・笑)
まぁ~リアのバネが硬くなりそれに合わせたアライメントが良かったとは思います。
このタイヤは夏のレースならアリですが、いろいろなシチュエーションを考えたら71-Rの方がオールマイティーに使えるかもしれませんね。
このままアルチャレを2戦出場しますが、最終戦の富士は12月!昨年の決勝は16時位で気温が5~6度だったと記憶しています。
・・・そんな気温で大丈夫かなこのタイヤ?
だから去年は温まりの1番早いスタースペックに履き替えてアルチャレ富士の決勝を走りました。
走行会やタイムアタックでしたら052が1番タイムを出やすいタイヤですが、レースで使うならこれに合わせた戦略が必要ですね。
サーキッターだとタイヤは消耗品ですので価格的にコストパフォーマンスは悪いのがネックです。
価格的にはスタースペック→71-R→052となります。
前のパーツレビューにクムホV700ぽぃと入れましたが、見た目も温まりが遅い性格も似ていましたね。V700は6年前にロータスエクシージで使っていましたが良いタイヤでした。でもグリップ力は052の方が上ですよ。。。
では一般道ではどうでしょう。
サーキットまでの往復500キロ走った感想です。
初期の硬さが取れて乗り心地は快適になりました。
特に走行ノイズですが、100キロまではノイズが少なくコレがスポーツタイヤ?という程に静かです。
フロントはキャンバーを入れたのでトーアウトにアライメントを振っています。
普通はキャンバーの影響でキョロキョロとハンドルを取られることも多いはずなのですが、それがかなり少ないのです。
高速でも片手で楽々走れました。
ビシッと直進性がある訳でもなく(これは恐らくトーアウトの影響)、どちらかと言えばおおらかな性格のタイヤに感じます(普通に走っている場合)
逆に言えばピリピリと微妙に緊張する4Cにはちょうど良い感じだと思います。
それでもコーナーに入ればすぐに反応しますし縦方向の止まりも良いのでオススメできるタイヤのひとつです。
ただ一般道では熱が入らない限り本当のグリップ力までには達しませんから本当の実力は感じられないかもしれませんね。
温まりの問題はあるにせよ一般道でも優等生!雨は走っていませんが、縦溝があれだけあれば問題ないでしょう。
総合評価としては一般道・ワインディングなら熱の入りやすいスタースペック。サーキット主体なら052。その両方なら71-Rという感じですかね(^O^)v
あくまで個人的感想です。
4Cはインチダウンしない限り履けるのは71-Rしかありませんから、試したい方は先ずホイールを購入しましょう(^0^;)
Posted at 2016/11/02 20:04:16 | |
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