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ボクのドライブでは道路の種類ってのはどうでもいいと言うか、国道とか林道とかのこだわりはあまりない、走って自分がいい気分ならそれでヨシ。高速道路だって別に移動だと割り切ってるものじゃなく、景色や途中のパーキングにも楽しみはいっぱいあるじゃないですか。そんなボクが苦手でどうも楽しみ方がわからない道があるんです。それが広域農道、大規模林道とかいう２車線の走りやすい道。農道でも林道でも狭い道はいいんですけど、２車線ある走りやすいこの種の道がわかんない、つまり走りやすい“だけ”なんですね。国道だって、県道だって詳しく知る必要もないがその道の歴史というか、地域の発展の役割というか、物語みたいなもんがあるんですよ。大袈裟に感じた人の勝ちだけど、国道１号線なら東海道ですよ。旧道ならなおさらそう。例え新道、バイパスでもそういうものがある、いやある気がしてるだけかもね、それでいいですよ。林道や町道には地元の人の生活がわかりやすく道路に現れてくるもの。観光道路は有料であれ無料であれ意図したものがあり、それに沿ってドライブを観光客が楽しんでるわけじゃないですか。でもね、ボクにはそういうものが広域農道、大規模林道にはあまりないような気がしてる。地元の土木会社のためにお金を使いたい、そういう意図がボクのドライブの楽しみの上をいってるような気がする。それは走りやすく他にクルマを見かけない道ほど思いが強い。そしてこの手の道って景色がつまんないことが多いでしょう。自分でもお気に入りのこの手の道は走った本数に対してすごく少ないと思う。走りやすい大規模林道の楽しさに気付く日が来るのかな？