スポイラー補修作業その①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
<スポイラー詳細画像>
■最近、keiスポーツバンパー専用のフロントリップスポイラーをゲットしました!。
当時物のスズキ純正オプションパーツです!。
このパーツは15年位前のオプションパーツで入手困難(販売終了!?)なブツです。
残念な事に[左角部下]にヒビ割れ、引っかき傷&スリ傷があり、[右側面]に引っかき傷、スリ傷(タッチペン補修跡)があります。
ブツとしては、イケてませんが[補修レベル的に可]&[入手困難]も有って、思い切って購入しました。
スポイラー自体は自分の車と同色で全体的に塗装も綺麗(マズマズ)です。
塗装が綺麗なので、各2箇所(左右)を補修して部分塗装で完全修復を目指して作業を実施したいと思います。
スポイラー詳細(状態)は、こんな感じです!。
2
<スポイラー補修作業その①画像>
[修復作業その①]
■左側下部のヒビ割れ箇所(3箇所)を修復します。
今回、スポイラーの材質がABS樹脂なのでヒビ割れ部分をアセトンにて溶着します。
アセトンにより樹脂が溶けてお互いに着き合い(溶着)、一体化(同化)されます。
<作業手順>
①ヒビ割れた部分がズレないようにクリップ的なもので固定する。
②注射器等で割れ目にアセトンを流し込む。(アセトンは多めに、表裏実施)
修復作業は、こんな感じです!。
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<スポイラー補修作業その②画像>
[修復作業その②]
<作業手順>[修復作業その①]の続き作業です。
①ヒビ割れラインが合うように手で横方向から押さえ付ける。
②さらに(-)ドライバー等で表側部に凸凹ができないように押さえつつ溶着する。(圧着する)
③残りの2箇所も上記の作業と同等に実施する。(ヒビ割れ3箇所実施する)
④ビビ割れ箇所全体にABS樹脂溶きパテを塗布する。(更に一体化(同化)させる)
※ABS樹脂溶きパテを塗布した時に元の樹脂が多少、溶けるので手で押さえながら圧着させて下さい。
※使用した溶きパテは、ABS樹脂をアセトンで溶かして粘土を持たせたパテ状の物です。
修復作業は、こんな感じです!。
4
<スポイラー補修作業その③画像>
[補修作業その①]
■ヒビ割れ溶着部、各キズ跡の補修箇所(右側面、左側下部)を表面研磨して平らにします。
※溶着により修復した部分は完全固着するまで半日~1日程、自然乾燥させて下さい。
<作業手順>
①スリ傷、引っかき傷が消えるまで耐水ペーパーで水研ぎする。(340番~400番位で)
◆補修箇所 左右実施した。
※平らな木片等に耐水ペーパーを巻いて研磨するとやり易いです。
表面研磨作業後は、こんな感じです!。
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<スポイラー補修作業その④画像>
[補修作業その②]
■ある程度の表面研磨(キズ消し)ができたのでポリパテを盛ります。
引っかき傷研磨等で塗装部分との凸凹が発生しているので凹部にパテを盛る。
<作業手順>
①2液性のポリエステルパテを研磨部に多めに盛る。
◆補修箇所 左右実施した。
パテ盛り後は、こんな感じです!。
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<スポイラー補修作業その⑤画像>
[補修作業その③]
■ポリパテ硬化後の表面研磨を実施します。
<作業手順>
①全体的に平らにする感じ耐水ペーパーで水研ぎする。(340番~400番位で)
②塗装面(研磨していない面)と同一面になるように耐水ペーパーで水研ぎし表面を仕上げていく。(600番~800番位で)
◆補修箇所 左右実施した。
ポリパテ後の表面研磨は、こんな感じです!。
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<スポイラー補修作業その⑥画像>
[補修作業その④]
■ポリパテ表面研磨後の微妙な凹部(気泡によりできた穴等)に薄付けパテ盛りを実施します。
今回、薄付けパテとしてABS樹脂にも使用可のプラモデル用の溶きパテを使用します。
<作業手順>
①溶きパテを筆等で研磨部全体に塗布する。
②硬化後、耐水ペーパーで水研ぎし、塗装面と研磨面とを完全に滑らかに同一させるように表面仕上げする。(800番位で)
◆補修箇所 左右実施した。
溶きパテ後の表面研磨は、こんな感じです!。
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<スポイラー補修作業その⑦画像>
[下地塗装]
■補修箇所(左右)のパテ研磨処理(平面処理)が終了したので下地塗装を実施します。(最終下地処理)
<作業手順>
①補修箇所全体をシリコンオフ等で油分、汚れを除去する。
②研磨面以外をマスキングする。
③プライマー(プラスチック用)を塗布する。
④プラサフを塗布する。(研磨箇所が透けない事)
◆補修箇所 左右実施した。
下地塗装後(左右)は、こんな感じです!。
■今回の修復・補修作業内容(手順)は、自分風のやり方です、参考程度とお考え下さい!。
■現在、スポイラー補修作業は、ここまでしか進んでいないので整備手帳[スポイラー補修作業その①]として、ここで終了致します。
この続きは、作業が進み次第、整備手帳[スポイラー補修作業その②]で紹介致します!。
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