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2012年06月12日

【書籍】Motor Fan illustrated vol.64~ターボ新時代~

【書籍】Motor Fan illustrated vol.64~ターボ新時代~ 2012年は読む本もTarzanみたいなスポ根系の本だとか、マンガに偏っていたのだが、5月の「人とくるまのテクノロジー展2012」で刺激を受けて(※出展物は全然見れなかったのだが)、もうちょっと勉強しないとなあ・・・・
と、欲しかったケド買いそびれていたバックナンバーを購入。


■Motor Fan illustrated vol.64~ターボ新時代~

出版: 三栄書房 (2012/1)

●小特集: ホンダの次の一手

ちょっとウレシイ、ホンダの「これから」のパワートレイン、それも特にエンジンについての小特集。

ホンダのエンジンの技術力・クオリティはBMWと並んで世界最高峰だと思ってるのだが、ここ数年間、BMWが次々と新技術を提示し成功しているのに対し、ホンダはずっとコンサバティブな印象。

いや、飛び道具を使わずに、コンサバティブなエンジンをドコよりもハイクオリティに仕上げるのがホンダのステキさなのかもしれないが、それにしても・・・・と。(特にここ最近の新車種については、どんどん退屈でフィーリングも悪くなる傾向なので)

いつぞやのエンジン特集で、「VTECの発明とVTECへの依存により、ホンダのエンジン進化の歩みが止まってしまう結果となった」みたいなことが書いてあったが、その通りなのかもしれない。

いや、この20年間にもホンダはいろんな開発、製品への適用はしてきたのだが(気筒休止とか)、いくつかの野心的開発に失敗・開発凍結し、IMAに絞って注力した結果、直噴・過給・ノンスロットリングなどの「ブーム」に乗り遅れた感じなのかなあ・・・。


この特集で紹介される「次の一手」は

・VTC(吸気バルブタイミングの位相制御)
・VCM(気筒休止)
・直噴
・クールドEGR
・高流動タンブル燃焼
・アイドリングストップ

・・・と、題目だけを見ていると特に目新しくもない、近年の自社・他社の定番技術の寄せ集めという印象を受ける(実際の中身はわからないケド・・・)。

好意的な解釈をすると、

「独占企業になりたくて仕方がないSONYは、ATRACなど独自フォーマットに拘り過ぎたために、ユーザにそっぽを向かれた。そこで、ようやくプライドを捨てて他社フォーマットに迎合した」

ときのような印象だろうか?
「今ならまだ間に合う」という感じなのだろうか?


たったの2ページの中に「アトキンソンサイクル」という単語がやたらと頻発するのがちょっと最近のホンダっぽい。
自動車用エンジンだけでなく、「エコウィル」(ガスエンジン発電機)も最近のモデルチェンジでアトキンソンサイクルになった。(※我が家には「ホンダエンジン」という理由だけで「エコウイル」を採用したが、旧世代なので残念ながらアトキンソンサイクルではなく、効率も悪いらしい)


このホンダの小特集では、イマイチ、ホンダの「次の一手」が魅力が見えてこないが、ガンバレ、ホンダ。


1.6L直4ディーゼルターボ

このホンダの小特集の中で「世界最軽量小型ディーゼル」として1.6L直4ディーゼルターボには興味をもてた。
アルミブロックでオープンデッキとのこと。
なんとなくホンダらしい臭いがする。

私は未だにクリーンディーゼルは、会社のキャンターのブルーテックしか経験してないのだが、欧州各社のディーゼル、スバルのEE20、ホンダのこのエンジンは乗り比べたりしてみたいなあ・・・。






●メイン特集: ターボ新時代

3年ほど前に会社から、「最新ターボ技術」みたいなセミナーを受講させて頂いたことがある。
そのセミナーでいろいろ学んだターボ技術が、本特集でもひととおり紹介されている感じなのだが、3年前のセミナーでは

・トラックやバスなんかのディーゼルエンジンのターボ技術: 進んでる
・ガソリンエンジンのターボ技術: 「プリミティブ」(←少しバカにしてた)

という表現がされていたのが、最近ではガソリンエンジンのターボ技術も追いついてきたんだなあ・・・という印象。


再確認だけでなく、ちゃんと知らなかったこともいろいろ勉強になった。

・メリットばかりが取り沙汰されてきたクールドEGRのデメリットとか。

・プレイグニッションのこととか。

・セミナーでは講師の方が、ウェイストゲート方式を「プリミティブ」とバカにして、VGターボこそを新定番としていたが、結局、VGターボはディーゼルよりずっと排気温度の高いガソリンではかなり高価な合金を使わざるを得ず、市販化が困難なこととか。(講師の方もディーゼルとガソリンの排気温度についてはいろいろと語ってたケド)
そして、その現実離れした高コストなガソリン用VGターボを世界で唯一実装しているのが997ターボ(ステキ♪)という事実とか。

・いつの間にか過給器エンジンのメーカとしては遅れてるイメージの強い(というか、アンチ過給器のイメージが強い)ホンダが、1988年のレジェンドのV6でVGターボの先駆け的存在の「ウイングターボ」を市販化していることとか。




・・・やっぱり、この手の本もちょくちょく買って勉強しないとダメだなあ・・・と再確認。
実際にエンジンをバラして触る機会がないので、読書もある程度、高頻度で継続しないと感心した内容も忘れてしまうんだよなあ・・・。

会社に保管しっぱなしの私のEJ20、なんとかコツコツバラして再組立したいのだが、なかなか時間と場所の確保が難しい。。。




●書籍レビュー関連目次はこちら

ブログ一覧 | 書籍 | クルマ
Posted at 2012/06/12 23:20:16

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この記事へのコメント

2012/06/12 23:34:26
ご無沙汰しております

確かにホンダってエンジン屋のイメージが強いですね~
私の場合モータースポーツの影響が大ですけど(^^;)

そんな私の中でホンダのターボといえばCITYです(笑)

いまやミニバンメーカ?って感じですが


某サーキットのマーシャルカー、シビックタイプRに乗せてもらったことあるんですけど
びゅんびゅん回って面白かったです、リミッターカットとサスとブレーキパッド以外は
ノーマルらしいですけど(^^;)

昔友人に乗せてもらったNSX然り、プレリュード然り
やっぱホンダはこうじゃなきゃって思いました

NA高回転エンジンは時代にそぐわないのかなぁ・・・・
コメントへの返答
2012/06/13 00:19:50
レースの世界でのエンジン・サプライヤーとしてのイメージが強いですよね。

ホンダ・ターボのイメージが強いのはやっぱり第二期F1ですが、確かにシティ・ターボは代表的なホンダのターボ車ですよね!

2代目ホンダZは、ミッドシップ4WDターボ・・・というてんこ盛り仕様だったケド、ヒットしなかったし、私もピンとこなかったのはデザインのせいかなあ、やっぱり。

最近になって、シティのデザインのモダニズムは普遍的だとつくづく思います。
(特に初代。二代目もモダンでカッコ良いケド)



FD2シビック・タイプRは、本当に低速での移動に乗せて頂いたことがあるだけど、良くわかりませんが、先日のDC5試乗でガツンとやられました。


NA高回転は全く時代にはそぐわないんでしょう(笑)
ダウンサイジング過給、ダウンスピーディング。

絶滅しかけてたターボに新時代が訪れたようには、なかなか高回転NAや、ロータリーに新時代が訪れそうなイメージが湧きません。。。残念ながら・・・・。
2012/06/13 02:20:07
環境性能(燃費やCO2排出)を求めるがあまり・・・

ハイブリッドに走った本邦メーカー各社が欧米に
内燃エンジンで遅れを取っているのは間違いの
ない事実だと思ってます。

その一例が高効率ターボや直噴技術かと。

そんな観点から、この本いいですね。
早速、明日ポチッて見ます♪
コメントへの返答
2012/06/13 08:05:56
ダウンサイジング過給・直噴も燃費やエミッション対策の一環ですケドね。。。

日本の道路事情にはHVが合ってるというのがデカいですよね。
あとは、欧州人とのパワートレインに求めるフィーリングの違いですよね。

リーマン・ショック直後は、各メーカ、いろいろ手を広げるワケにはいかないので、それぞれどれかに絞って投資した・・・というのは背景にあると聞いてます。

三菱はEV。
マツダはスカイ?
ホンダはIMA。

ダウンサイジング過給偏重過ぎるMFiはどうかと思う部分がありますが、ターボ車二台お持ちのTeruzoさんには本誌はお薦めです♪
2012/06/13 10:23:50
連コメ、すみません!
欧州人のパワートレインに求めるニーズの違い、これわかります!!

トルク重視の欧州車に対して、パワーと数値を求める日本車。やはり道路事情の違いが大きいのかもしれませんね。


ちなみに、ターボ車は1台だけです♪
RS4、ワニはNA大排気量のアンチエコカーでございます(苦笑)
コメントへの返答
2012/06/13 12:13:12
欧州の人はエンジン自体での加速性能が重要らしいですね。
キックダウン→低速ギアによる加速・・・・は違うゾ・・・と。トルコンATもCVTも流行らないワケです。

日本でディーゼルよりもHVが有利なのはストップ・アンド・ゴーが多すぎるので当たり前なんですが・・・

ディーゼルの排ガス規制が厳しくなり過ぎて、DPFやSCRなど後処理装置が高価になりすぎた結果、欧州もディーゼル→ガソリン回帰が進んでますよね。
でも、欧州勢がガソリンでのダウンサイジング過給中心になっても、日本のCVT文化、HV文化(ガラパゴス状態)はあんまし変わらないんだろうなあ・・・・と思います。


RS4、勘違いしてました。失礼しました!
Audiはターボが多いので・・・と。
2012/06/13 20:01:28
たしかにVTEC以降、これと言った話題のネタがホンダにはないですよね。
ほとんどミニバンのメーカーのようになっちゃたし (/ー ̄;)シクシク

昔のEK9みたいなクルマがでればと思うこのごろです。
コメントへの返答
2012/06/13 20:29:50
燃料自動車とかハイブリッドとか頑張ってたんですケドね。。
ホンダエンジンの大ファンなんですが、(IMAに興味をもてないので)頭打ち感がつきまといます。。

シビック・タイプRユーロには興味があるんですが、なかなか乗る機会を得そうにありません。

次期NSXが面白いクルマになってくれることを期待してます。
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