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2013年06月02日

【書籍】新 ドライビング・メカニズム

【書籍】新 ドライビング・メカニズム 読み終えたけどレビューできていない書籍、中途半端に数十%読み終えた書籍が貯まっていってる。。。

■新 ドライビング・メカニズム
~ヒトとクルマを考えたドライビングの最適解~


著: 黒澤元治
出版: 主婦と生活社 (2013/4)





2008年に、改訂前の本著「【書籍】ドライビング・メカニズム―運転の「上手」「ヘタ」を科学する」を借りて読んだ↓。





●タイヤの使い方の重要性について

・タイヤの摩擦力の有効な使い方

・路面からのインフォメーションには機械の伝達遅れと、神経の伝達遅れが存在するので、フィードバック操作では間に合わない

の2点について、深く掘り下げた本著だが・・・

2008年当時は、そのときなりに「ふ~ん」と思って読んだが、結局あんまし「実感」としては良くわからなかった。
今回、改訂版を買って読みなおしてみて、2008年に読んだときとは根本的に、本著に対する自分自身の理解力が異なるなあ・・・と。


私のサーキット初体験は2009年4月。改定前の本著を読んだのはそれより前のサーキット未体験時。

2009年4月の走行会はコースアウトによりたったの5周しかできなかったので、サーキットでタイヤの垂れだとか、タイヤとの対話を体験できたのは2009年11月の走行会

B4よりもビートの方がタイヤとの対話は蜜で、タイヤコンディションに左右されやすい傾向があるように思えるし、カートでもタイヤの使い方が全て。
なので、5年間ほど、ポツポツとモータースポーツをやってきたが、ここ1年間は特にタイヤの使い方・コンディションの重要性が「理論」「理屈」ではなく、「体感」「実感」として身にしみている。

そういう前提があると、本著に書いてることがきちんと「リアルにイメージ」できるので、2008年当時とは全く感じ方が異なった。



●サーキット走行のメカニズム

鈴鹿サーキット・フルコースの各コーナーをNSXでの攻略方法を引き合いにドライニング・テクニックについて解説されている。



これも2008年当時はサーキット未経験だったし、全くリアリティがなく、イメージできないモノだったので、ほとんどななめ読みだった気がする。

今回はサーキット経験者という立場だけではなく、9月に鈴鹿フルコースを走るつもりでおり、1ヶ月前のGWには鈴鹿サーキット(遊園地)の「サーキットカート」、「バスクルージング」により実際に鈴鹿フルコースを生で予習することができた。



なので、本著のひとつひとつのコーナー解説が、精度はともかく、かなり具体的にイメージできた。
9月の鈴鹿走行前には本著もおさらいしよう。


また、解説に使われてる車両がNSXってのがウレシイな。



そもそもNSXの大ファンだし、ほとんどのドラテク本がMR車をあんまし使わないので(マイノリティやし・・・)。



●総評

・・・そんなこんなで、今回は本著の内容をかなり具体的にイメージでき、「買って良かった!」と思えたのだが、同時に「結構、読み手を選ぶ本だよな」という感想を抱いた。

もちろん、まあ、この本じゃなくても、それぞれ読み手のレベルに応じた解釈やインプットはあるものだが、やっぱりサーキット派じゃないドライバー(※クルマ好き、峠派などを含む)に、サーキットの各コーナーの攻略を題材にメカニズム解説って違うと思うんだ。

タイヤに関しても、サーキットやカートでのタイヤの限界挙動を知ってから、307SWなんかでストリートをノンビリ走るときもタイヤのインフォメーションをより理解できるようになったが、純然たるストリート派にタイヤの使い方をコンコンと説明するのもやっぱり違うと思う。
理屈ではわかっても実際にはわからないというか・・・(わかんなかったのは私だけかも知れないが)。



●その他A



裏表紙に「Kurosawa Motoharu」と書かれているのを見て、今更ながらに、「元治」は「ガンジ」じゃないと知った。
「ガンさん」なので、「元治」=「ガンジ」だと昔から思ってた。


●その他B

ブリヂストンが昔、「日本足袋株式会社」という名前だったと始めて知った。
ちょっと衝撃。。。




●書籍レビュー関連目次はこちら
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Posted at 2013/06/02 23:46:05

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この記事へのコメント

2013/06/03 06:55:13
ミステリーを理解するには、やはり、、、、
殺っちゃわないとダメなんでしょうか?
コメントへの返答
2013/06/03 08:11:46
う”っ・・・・

反論できないごツッコミ。。。

ミステリーは「殺し方」の教則本じゃないですから・・・(震え声)
2013/06/03 14:12:17
私もガンジだと思っていました(笑)

レガシィはハイパワーで重量も重いのでタイヤ、ひいてはクルマ自体との「対話感」は非常に薄いと思っています。(そんなレビューを以前読んだ気もします…)

1.5LのFFに乗ってた頃は挙動も分かりやすいし限界もピーキーに出るものでなかったので勉強になったな、と思い出しました。
ブログを読ませてもらって、サーキットではその向こう側の感覚を体験できるのだな、とも思いました。

いきなりハイパワー車に乗り換えたことを少しだけ後悔しつつ、サーキットデビューの準備を進めているところです。
コメントへの返答
2013/06/03 15:00:55
ガンジ、やっぱり(笑)

B4のときも、いろんなもの撤去したり、車高調入れたり、フルバケ入れたり・・・で、かなりインフォメーションの多いクルマにはなってたんですケドね。
特にエンジンに関してはわかりやすく、オイルのヘタリなんかもすぐわかりました。

でも、まあ、ビートはかなりプリミティブなので(笑)


峠とか高速とか埋立地でも無茶すればオーバーやアンダーは出せますが、なかなかタイヤが熱でズルズルになったり・・・とかないですよね。
で、タイヤコンディションがタイムに直結する、というのもわからないですし。

サーキットデビュー♪楽しみですね!
2013/06/03 14:14:16
ドライビングって、科学とスポーツの融合だと思ってます。

『走らせる知識と、それを体現できる身体能力。』

それら能力差で、サーキットでも街中でも、ドライバーに差が出るのだと思います。
センスも勿論重要ですが、理屈をしっかり理解して、理に適った事が出来るようなる事が重要かと!?
コメントへの返答
2013/06/03 15:01:07
「機械のオペレーション」でもあるワケですからね。
スタティックではなく、ダイナミックなところが他の機械操作とは大きく異なりますし、機械の動きと一緒に人間も動くのでインフォメーションとか重要な点も他の機械操作とは異なりますよね。

天才型なら「ガムシャラ」でもスキルアップしていくのかもしれませんが、凡人には知識が必要ですよね。
特に、モータースポーツは練習するのにお金とリスクも必要ですので、「毎日何時間も練習」ってワケにもなかなかいかないですし。。。(←このあたりはフィギュアスケートなんかに近い?)
(シミュレータという手はありますが)

結局、練習できない時間、タイム短縮のためにできることが他にないので書籍読んだりしてるだけ・・・という言い方もできます(汗)
2013/06/03 14:32:15
ほすいですけど、旧があるから新はどうかと思っています。

BSフジ「InsideLine」のウェーバーによるバーチャル・コース解説が最近ツボです。
あのスピードで、そんなに頭回転してるなんて、と思ったりして。

コメントへの返答
2013/06/03 15:04:21
「旧」は借り物だったので、「旧」をお持ちの方に「新」を買う価値があるのかは私には判断できないです。。。

「InsideLine」・・・
番組の存在も知りませんでした。。。
今ググって知ったんですが、6月からレギュラー番組になるんですね!

ゑでスゴいことになってるなら、鈴鹿マイスターのベッテルはとんでもないことになりそうですが、ベッテルは天才型だと思うので、ゑの方が凡人向けの解説をしてくれそうです(笑)
2013/06/04 13:09:06
>結構、読み手を選ぶ本だよな
こういう本って結構ありますね。
でも、良い本だと思います。
コメントへの返答
2013/06/04 17:47:15
私もこの本は良著だと思いますよ。
買って良かったです。

本そのものをDisってるワケではなく

「すべてのドライバーに読んでいただきたいドライビングの神髄をお伝えする一冊である。」

的な宣伝文句がどうなのかなあ・・・と思ってます。
2016/06/21 02:33:14
こんばんは。

この本は、時間差、荷重移動・荷重変動、ステアリングインフォメーションといった概念やキーワードを使っての説明が巧みといえばそうですし、それ以上の説明がないと言えばそうかもしれません。

サーキット派にとっても、そのときの技量によって理解の深さが変わってくると思います。
コメントへの返答
2016/06/21 17:47:31
今はだいぶと鈴鹿フルの走行経験があって、動画を見なくてもイメトレできるので、この本を読み直したら、だいぶと理解が変わると思います。

なんか、でも、私個人に関して言うと・・・・

ドラテク本よりも、本ブログでログや動画に対して、ひろあき!さんをはじめとしていろんな方々にごツッコミ頂いたり、サーキットで雑談したり・・・の方がずっと勉強になります。
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