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2006年12月10日

【試乗】Audi TT Coupe 2.0 TFSI (ABA-8JBWA)

【試乗】Audi TT Coupe 2.0 TFSI (ABA-8JBWA) 9月の頭に、モデルチェンジ寸前の先代TTクーペを実家が購入した(S-Line)。
先代TTクーペは、レトロだともアバンギャルドだとも言われるが、あのなんとも無駄のないバウハウス的思想のデザインが、私にはかなりツボである。
まだ実家のTTには乗ってないのだが、かつて、ゴルフGTIの試乗したときに1.8Tのターボのスムーズさには感銘を受けたので、たぶんイイんだろう。



さて、本日は、アウディ箕面にNew TTクーペの試乗に行ってみた。
乗ったのは残念ながらクワトロではなくFFの2リッターターボ。

【デザイン】

新TTクーペ、革命的であった先代と較べるとデザイン面では随分不評である。私も先代の方が大好き。
が、実物を間近でじっくり見てみると、これはこれで全く別のクルマとして良いデザインだな、と納得。
写真で見るよりも、かなり小さく見える(まあ、隣にA6 Allroad QuattroやQ7のようなバカデカいクルマが停まっているからというのもあるが)。

私は、先代のAudi、VWのバウハウス的な無駄のない洗練されたデザインが大好きである。2004年あたりのS4、A4、A6、ゴルフⅣ、そしてTTクーペが大好きなのである。
最近のVWグループのデザインは、大口径のグリルが特徴とされているが、グリルだけでなく、全体にかなり装飾的なデザインとなっている。
近年のBMWのデザインも含め、最近のドイツ勢は「質実剛健」「合理主義」なデザインでなくなってしまった。
ドイツ車にイタ車的な「装飾」を求めていない私には残念な限りである。

で、装飾的な新TTであるが、実際に見ると他のアウディよりも装飾的なデザインの成功しているように思える。
きちんと美しい。かなりエレガントでありながら、ラインが引き締まっているので知的にも見える。

でも、個人的には旧TTがたまらなく好き。


【内装】

相変わらずAudiの内装はよい。
写真でみると、ただの地味系なのだが、同じような黒系の内装でも、日本車やBMWよりも遥かに洗練されていてセンスも仕上げもよい。
新TTも内装はとてもよくできている。
が、私的には先代の内装デザインがいいなあ。これまたロジックかつスポーティーで。


【走り】

アウディらしい走り。
以前運転してみたA3 Sportbackなどと同じく、とことん軽快(だがAlfaのような軽薄さはなく、軽快ながら確実な感じ)で、緻密。
とにかく緻密。あらゆる回転系がフリクションなく回ってる感じである。
なにもかもがスムーズなのである。

美しすぎるほどにフラットトルクでスムーズにまわるエンジン。
ゴルフGTIで運転した1.8Tよりも少し線が太くなった。これは200ccの排気量アップと直噴化によるものか。
DSGとの相性もよく、新御堂筋を走るのに、2速→3速→4速と、きれいにレッドゾーン手前まで回してシフトアップできる。
すごくレスポンスがよいエンジンなのだが、あまりのスムーズさにレスポンスの良さに気づかない可能性すらありそうだ。
予想よりはエンジン音が車内に飛び込んでくる。これまた、メカニカルノイズが皆無の美しい音なのだが、ドライバーをヤル気にさせる音ではないなあ。

動力系以外の面では、まず、ハンドルが軽い。A3なんかもそうだが、Alfa147などのようにステアリングがシビアというイミじゃなく、単純にユーザ・インターフェースとしてのハンドルが軽すぎる。
これは私としては手ごたえ感もなく、少し不安を覚える。

ボディは、ドアの開閉なんかをしてみると、ドアの重さにかなり驚く。
が、乗り込んで運転をすると、クルマはすごく軽く感じる(実際軽いんだけど)。これがアウディである。
実際には剛性はあるのだろうが、軽快感のために、あまり「剛性感」はなく、このあたりは私の好みではない。

サスはよくできていて、路面に常に吸い付いているのだが、「トラクション!!」という感覚が全くないので、私の好みではない。これもアウディである。

まあ、なんにせよ、他のアウディ同様、機械としての完成度は本当に高いと思う。



【感想・総合】

とても乗りやすい、軽快なスポーツカーである。
スポーツカーというよりは、昔でいうとこの「スペシャリティー・カー」。

雑誌なんかではケイマンあたりとよく比較されているが、私は違うと思う。
スペックや動力性能がどうであれ、新TTクーペにはドライバーを高揚させる要素がない。路面からの手ごたえ・足ごたえも、咆哮するエンジンも。
以前乗ったケイマンSは全身でスポーツカーしていて、とにかく「ヤル気」にさせた。
ホンダ S2000は更にレーシーであった。

そういう要素がないTTを「悪い」と言ってるわけではない。
用途の違うクルマなのである。
世のクーペが全てスポーツするためのクルマである必要はない。

新TTは、エレガントなエクステリアとインテリアを売りとし、オシャレをして夜のデートするための車だと思う。
ライバル車は絶対にポルシェやBMWではなく、Alfa Brelaである。
エクステリア・インテリアの洗練度、方向性は本当にブレラと共通すると思う。
そして、スポーツカーとして乗り手の気持ちを高揚させず、乗りやすい点も。
機械としての完成度はTTの方が遥かに上だけど、ブレラはまあ、アルファだし。

そういう意味では、新TTはシルバーを押すよりも、赤・黒・紺などをもっと前面にアピールしてもいいと思う。実際似合ってるし。


【ディーラー】

前回、ダイハツのミニバンで行ったときは、A3の試乗こそさせてくれたものの、アンケートも取らず、あんまし客として扱われなかった感じだった。
軽くイヤな気持ちになったもんだ。
今回はB4で行ったからか、実家がTTを所有しているからか、ちゃんと客として扱われた。
ちなみに、営業さんは同じ人だった。
こういうのはよくないと思う。


【店を出て】

B4に乗る。
エンジンを始動する。グオォ~ン。ヤル気にさせるなあ、この音。
ディーラーを出る。アクセルを踏む。
このトラクション!トルク!路面からのダイレクトな情報伝達!
スポーツカーって、コレだよなあ・・・と思う。

アウディは私にとって、先代のデザインと、機械としての緻密さで憧れのブランドのひとつであるが、私の走りの好みはやっぱりスバルとポルシェである。

B4、ラブ!





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Posted at 2006/12/10 22:00:49

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