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2015年04月13日

【試乗】Alfa 155 V6 Limited Version (E-167A1E) 後編

【試乗】Alfa 155 V6 Limited Version (E-167A1E) 後編 ブログエントリ: 「【試乗】Alfa 155 V6 Limited Version (E-167A1E) 前編」
の続き。










■Alfa 155 V6 Limited Version (E-167A1E) 後編




●パワートレイン



エンジン型式: 67301
水冷V型6気筒SOHC
排気量: 2492cc
ボア×ストローク: 88.0mm×68.3mm(オーバースクエア♪)
圧縮比: 10.0
最高出力: 163[ps]@5800[rpm]
最大トルク: 22.0[kg・m](215.6[N・m])@4500[rpm]


エンジンがスゴく軽く回る。


E30 BWW M3のS14エンジンのように、おそらくノーマルでもフライホイールのイナーシャが小さく設定されているのだろう。
空ぶかしでの回転上昇も、シフトアップ時の針落ちもかなり速い。よって、素早いシフトチェンジを要求される。


私に関して言えば、左ハンドルのMT車は慣れていないと「えーと・・・」と頭で考えながらの操作となってしまうので、レスポンスの速いこのクルマのシフトチェンジは難しいのだが、Hパターンのシフトレバー操作に変なクセ(個体ではなく、クルマの設計)がなく、扱いやすいので、あまり問題にならなかった。

ドキドキはするが、楽しい。





レスポンスはE30 BMW M3のS14に近いテイストだが、S14エンジンほどパンチや「血湧き肉踊る」感じはない(その分、扱い易いが)。

2.5L V6 SOHCなんだケド、V6感は全くなく、どちらかというと昔のホンダの直4的なテイスト。
直4っぽい雑味がある。
ただ、直4特有の安っぽいディストーション音ではなく、細いケド締まり/芯のある硬質なフィーリング。



軽く回るエンジン=線が細いか?・・・と言われれば、2.5Lにしては細いと言えるのかも。

ただ、「線が細い」=「トルクがナイ」=「加速しない」だと単にダメなエンジンなのだが、このクルマはちゃんと速い。
空ぶかしじゃなくて、ギアが入った状態でも、きちんと加速し、軽く回転上昇する。



2速のカバー範囲が広く、せっかくシフトチェンジが楽しいのに、下道は結構2速ホールドだけでイケてしまう。

2速の変速比:2.235
ファイナル:3.176

で、

2速の総減速比=7.098

と、確かにややハイギアードなのだが、にも関わらずちゃんと加速するので、結構しっかりトルクはあるんだろう。

もっとクロス化した方がトルクフルになり、ギアチェンジも多くなり、楽しいのは楽しいんだろう。


まあ、でも、この異様に軽快なエンジンはとても気持ちが良い。



ただ、昔から巷で評価されている「アルファのV6!」というのが、この個体のテイスト・特性を挿すのか、この個体が独特なのか・・・は、いろいろ乗っていないのでわからない。

アルファの直4はいろいろ乗ったが、V6はブレラの3.2Lしか体験したことがナイのだ。(ブレラの3.2L V6は中低速で太く余裕のあるトルク感があったが、上にスカッと回るタイプではなかった)





チタンマフラーに換装されているのだが(フロントパイプも)、コレが本当に良い音だった。

なんか「バランスの良い美音」。
太さと、適度な倍音成分が同居して、高揚感もあるケド、上品にも聞こえたりして。




●ボディとか足回りとか





フロントはアラゴスタのダンパーにSwiftの9kgのスプリングを組み合わせているとのこと。

リア(仕様忘れました)は相対的にスプリングレートが低いそうだが、交換用の適切なスプリングが存在しないとのこと。
「まんま」なレビューのだが、リアに落ち着きがナイ。

路面の凹凸に対して、フロントは硬いスプリングにより「張り」があるものの、それでゴツゴツとしたハーシュネスがあるかというと、そうでもなく、ダンパーの減衰できちんと往なされている印象。
硬いスプリングだけど足が仕事をしていることから、ボディ剛性が高い印象を受けた。

対照的に、リアは路面の凹凸に都度反応してピョコピョコと軽く跳ねる。リアシートに乗員や荷物があったら落ち着くのかもしれないが。
あとは、リアが柔らかいので、加速時にややリアが沈む。FFなのに。




とても意外だったのが・・・

硬めの足が入っていて、古いイタ車なのにボディにヤレた感じがナイ。剛性「感」が非常に高い。

古いイタリア車、古いホンダ車って本当に剛性無いという認識なので、本当に意外(失礼・・・)。

なんか納得出来ないほど剛性「感」がシッカリあった。
後付けの補強はフロントのタワーバーのみとのこと。

私の古いイタ車に対しての先入観が間違っているのか・・・
剛性「感」と剛性は異なるので、私の感じ方が間違っているのか・・・
あるいは、本当に剛性が高いのか・・・





タイヤはATR。
純正205に対して、ATRは195を履かせている。

「195にしては太くないですか?」と訊いたところ、実測ではかなり太いとのこと(実測されているのがnob@さんだなあ・・・)。


ENKEIのこのホイールはプジョーでも定番。
プジョーではPCD108の4穴・・・という仕様にマッチしたホイール種類が少ないため、という認識だが、アルファも似たような事情なのかな?




運転していて、なんかやたらと 「フロントのワイド・トレッド感」 を感じた・・・

・・・とnob@さんに話したところ、フロントを片側16mmずつスペーサを入れてワイトレ化をされている↓とのこと。



なるほど。ちょっと自分の感覚を誇らしく思えた瞬間 ^_^



ステアリングは、最近の新型車の電動パワステ(車速感応式)なんかのレビューとは当然違って、油圧の自然なモノ。
過去に乗った147なんかは「良く曲がる風」の過剰演出を感じた(実際に良く曲がるというのとは異なり、HMIの味付け)が、155は軽快さアピールはなく、やや重めの反力を伴うステアフィール。

特にワインディング的な道や、速いコーナリングを行ったワケではないので、なんとも言えないが、過去の経験上、「なんとなく攻め込んだらアンダーが強そうな臭いがする」・・・

・・・が、実際にアンダーを出すまで走ったワケではないので勝手な予測。
果たして?





大変楽しゅうございました!
nob@さん、貴重な体験をありがとうございましたm(u_u)m
そして、好き勝手なレビュー、ゴメンナサイm(u_u)m



●試乗記関連目次はこちら
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2015/04/13 22:29:45

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この記事へのコメント

2015年4月13日 23:04
ナイスレビューありがとうございます♪

今日の通勤で155も14万キロを通過しました!
ミッションは一度載せ換えてあるそうですが、エンジンはまんま14万キロです。それ故の軽さなのかもしれません。
約10万キロで私の手元に来て、それから4万キロ。時にはブン回し、段々と軽く回る様になりました。

リア足はやはりピョコピョコ動きますよね。私がサーキットや普段を乗るなら今の倍程の硬さにしてみたいと思う程柔らかいデス(現在推定3k位?)

中古で買って使用変更してるので、その際に付属してきたリアバネは何と!12kな様です。元鈴鹿サーキット仕様だからかもしれません。流石にコレを入れる訳にはいきませんけど(^^;

あと、剛性感。
155に乗り出してから156に乗ったことがあるのですが、同程度のサスペンションなのに大分仕事してないと感じた事が今も感覚に残ってます。
ボディの剛性に関しては155〉156なのかもしれません。アラゴスタのケース剛性もかなりありそうですし、私の155には少なくともマッチしているのでしょう。この年式でイタ車でこれだけ剛性維持しているのは当たりなのかも?ですね(^^;

何はともあれ楽しい時間でした!
次回は是非ビートも乗ってやって下さいまし。
コメントへの返答
2015年4月13日 23:25
今となっては「ノーマルで新車な155」がどんなもんか、知る術がナイですよね(^_^;)

みんなが「名機」って言う、アルファのV6というのが、どういう点を指しているのか気になるところではありますが、まあ、それがどうであれ、nob@さんの155の軽快なエンジンは気持ち良いと思います。


リアはピョコピョコしてますよね。
ある意味、FF感アリというか、フロントでリアを引っ張ってる・・・リアは付いていってるだけ的な。

12kはちょっと・・・ですが、元々の鈴鹿フル仕様にも乗ってみたいところです!


剛性「感」は、「感」だけなのかもしれないですが、イタリア車のそれではなく、スゴくドイツ車寄りだと思いました。
「当たり」なのかもしれないですし、おにいさまのメンテも良かったのかもしれませんね。


ビート試乗、楽しみです!

ありがとうございました!

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