
2017.02.20~26、またドイツ・ミュンヘンと、UK・ミルトンキーンズに出張した。
今回はオフ時間がなく、自動車博物館的なところには行っていないので、レンタカーだけシッカリ楽しんできた。
毎朝、AM4に起床して、
「さあ、写真の編集とブログアップするゾ!」
と思うのだが、日本から大量のメールが届いていて、あれこれ対応している間に仕事に出かける時間になってしまうので、今回はブログアップどころか、ロクにみんカラROMもできず、まとめ読み中。
ロンドン・ヒースロー~ヘルシンキ(ハブ空港)~成田空港~関西空港
・・・という帰路で、成田で無駄に3時間も空いてしまい、流石に仕事する気にもならないので、空港で本ブログを書いている。
今回のレンタカー(同行者が借りたもので、私が借りたワケではナイが、運転は大半私にさせて頂いた)は
C7系のアウディ・A6アバント TDIの「新車」。
走行距離10km。納車翌日!
試乗レビューとしては内容がかなり薄くなる(特徴のない車だった)が、例によって写真点数が多いので、前編、後編に分ける。
■Audi A6 C7/4G Avant TDI ultla140 S tronic 前編

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)
過去のブログエントリ: 「
【写真】【ミュンヘン】Audi Forum Airport Munich, R8, TT, RS7」
にも書いたが、ここ1年半、アウトバーンを走っていて、見かけるDQN車には圧倒的にアウディ A6アバント比率が高い。(あとはパナメーラとカイエン)
メルセデスやBMWは比較的おとなしく走っているクルマが多い(BMWはちょいちょい速いクルマいるケド)。
ちょっとマナーの悪い運転をしているクルマ、左端レーン(=オーバーテイクレーン)を爆走している車両には何故かアウディA6アバントが多い。
A8とかじゃなく、A6。
セダンじゃなく、アバント。
なんだろう??
日本で言うと、アルファード/ヴェルファイア的に位置づけなのかな?
(全国のアルファード乗りの皆さん、ゴメンナサイ。あくまで比率の話です)
レンタカー屋のカウンターで、「A6アバントの新車ですよ」と言われたときも、「おっ!ドイツの代表的DQN車!!!」 と思ってしまった。
●エクステリア

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)
きちんとカッコイイし、モダンなデザインだと思うのだが・・・・
先代のC6系A6
のドーンとした感じから、かなり洗練されているとも思うのだが・・・
・・・・・。
・・・・なんだろう?この物足りない感じ。
乗り味とかは「後編」に書くが、現行A6はなんか中途半端な感じがする。
Dセグ・セダン/ワゴンならコレで良いと思うのだが、ワンランク上な何かが伝わってこない。
↑アウディA6は、ペーター・シュライヤーさんがまだAudi/VWグループにいらっしゃったときの、C5系のロジカルなデザインが神だと思う。
スゴく知的な感じがする。
仕事のできる人が乗っていそうなイメージで、DQN色は皆無。
ペーター・シュライヤーさんがKIAに移籍されてしまい、ワルター・デ・シルバさんがVW/Audiグループのデザイントップに就任してから、VWグループのクルマのデザインは装飾的になり、色気を出してきた。
それはそれで悪いことじゃないと思うし、特に、デ・シルバさん就任後の
セアトのデザインなんかは本当にカッコ良いと思うのだが・・・。
BMWやメルセデスを見ていてもそうなので、「Eセグメント」というクラス自体が中途半端なクルマになりがちなのかもしれないが、現行のC7/4G A6は、「ロジカルで知的」でもなければ「豪華絢爛」でもなく、なんだか中途半端な感じ、物足りない感じがするのだ。
※ちなみに、ワルター・デ・シルバさんは、2015年、VW/Audiグループのディフィート・デバイス問題(ドイツ人と会話していたら、英語では「Diesel Gate」って言ってた)の直後に、VWグループを離脱している。
↑マフラーのエンドは、マークX的なアプローチ。
アウディがトヨタのデザインをパクった。
クルマのデザインには合っているホイールのデザインなのだが、かつてのAudiのような独自性が感じられない(昔のAudiのロジカルなホイールデザインは、結構サードパーティーのホイールメーカにパクられたものだったが・・・・)
●インテリア

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)
アウディらしい、品があるケド、硬派でロジカルな感じのインテリア・・・・・
・・・なのだが、やはり何かが物足りない。
デザインはコレで良いと思うのだが、メルセデスのように素材感とか手触りとかに高級感がナイので、やっぱり高級車に乗っている感じがしないのだ。
高級車に乗っている感じがしないので、「オラオラ」な気分にもならない。
ドイツのDQN連中は、何故このクルマで、気が大きくなってマナーの悪い運転をするのか、私には理解しかねる。
シフトレバーの左がパーキングブレーキ。
右がスターター・スイッチ。
手前のダイアルとそれを取り囲むスイッチ類がナビ用。
理解して慣れるのに、そこそこ時間がかかる。
直感的に扱えない、あまり考えられているとは思えないHMIデザイン。
ステアリングホイールは、いつものアウディ。
適度に太いグリップ、触り心地も良い。
シフトチェンジのパドル操作もしやすい。
シートは良い。
2時間ぐらいのアウトバーン運転でも疲れない。
このクラスの車なのに、電動シートじゃないのが驚きだった。
↑腰痛持ちの私にはシートヒータが非常に有り難い。
ただ、A6のシートヒータは効き過ぎで、3段階調整の一番低い設定にしないと暑くて仕方がナイ。
ペダルは安っぽいケド、滑らないし、レイアウトが良い。
本当に自然に左足ブレーキが使えるレイアウト。
「後編」に続く。
●試乗記関連目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
ブログ一覧 |
試乗記 | クルマ
Posted at
2017/02/26 12:15:55