
欧州から帰阪して、昨夜、プジョー307SWを次のオーナーさんに引き渡した。
ちょっぴり、おセンチ。
今日は休みを取ったので(そうは言っても平日なので、メールや電話が大量に届くので、結構仕事したケド・・・)、
307SWの名変手続き用の書類を取りに行ったり・・・
5ヶ月ぐらい前に注文したビートのパーツが入荷したのを取りに行ったり・・・(不動車なので当分付けることができないケド)・・・
3月はビートの車検なので、車検用のパーツ準備をしたり・・・
・・・・な一日。
ドイツ・ミュンヘンでのレンタカー
ブログエントリ: 「
【試乗】Audi A6 C7/4G Avant TDI ultla140 S tronic 前編」
ブログエントリ: 「
【試乗】Audi A6 C7/4G Avant TDI ultla140 S tronic 後編」
に続いて、UK(ロンドン・ヒースロー~ミルトンキーンズ往復)のレンタカーをご紹介。
(※最近、高級車のレビューが続くケド、残念ながら私自身がセレブなワケではナイ)
これもAudi A6アバントに引き続き、私がレンタルしたワケではなく、同行したお客様がレンタルされたんだケド、ミルトンキーンズ→ロンドン・ヒースロー間は私が運転させて頂いた。
また写真点数が多いので、前編/後編に分ける。
■JAGUAR F-PACE (X761) 20d AWD

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Europcar(レンタカー会社)のナイスガイが
「大人3人が、それぞれ100L級のスーツケースを持っているから、収納可能なクルマを・・・・。
あ、でも今、JAGUARしかないや。
本当は400ポンド/日なんだケド、半額の200ポンド/日にしてもらえるよう、上司に許可取ってくる!」
・・・と、
半額で貸してくれた X761型 ジャガー・Fペース・20d AWD。
半額=200ポンド/日・・・と言っても、
約28000円/日だ。高い。。。
でも、コレはJAGUARだから高額なのではなく、他の車種でもUKのレンタカー相場って、日本の3倍ぐらいする。
(レンタカーに限らずUKは物価がエゲツナク高いのだ!ラーメン一杯2000円!)
レンタカー屋の前でこのクルマを見かけて、
「カッケー!」と思っていたので、テンション上がってしまった。
30年近く前、中学生のときに書籍(徳大寺?)で
"「JAGUAR」は「ジャガー」ではなく「ジャグヮー」と書け、発音せい"
・・・的なルールを見たが、メンドクサイし、JAGUARの日本公式サイトにも「ジャガー」と書かれているので「ジャガー」でイイだろう。
あと、日本のカーマニアは車両型式(BNR32とかFD3SとかFD2とかVABとか)で呼ぶ文化があるが、海外はそうでもナイらしく、メーカサイトの諸元表にも書かれていないので、JAGUAR F-PACEの型式が 「X761」 であることにたどり着くのに、結構調べないといけなかった。
●エクステリア

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昔の試乗記: 「
【試乗】Lexus GS450h (GWS191) ※三度目長文レビュー」
にも書いたように、私は初代レクサスGSがリリースされたときに、
「JAGUARが元気だったら、フォード傘下で劣化・懐古趣味車を作り続けずに、レクサスGSや、レクサスSC430のようなデザインのクルマをリリースするだろうに・・・・」
と思っていたら、その後、そういう方向性のXFがリリースされてうれしかった。
クラシカルなJAGUAR(EタイプとかXJ-Sとか、デイムラー・ダブルシックスとか)も好きだケド、特にフォード傘下のときは、
「懐古趣味だケド、バッタもん臭い、オモチャっぽい、幼稚」
な印象が強く、私はずっと「モダンなJAGUAR」を見たかったのだ。
この 「F-PACE」も、イアン・カラムさんのデザイン監修下にあるモデルで、XK、XFなどと同じ方向性。
懐古趣味を捨てたモダンなJAGUAR!
イギリスにとっては「元・植民地」であるインドのタタ傘下に堕ちたときは、「両者、どんな気分なんだろ?」と思ったし、「JAGUAR、寒っ!!」 と思ったもんだったが、
結果的にタタ傘下になってからのJAGUARの方がステキなクルマを作っている。

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かなりツボなデザイン。
ド真ん中。
以前、UKでレンタルした「ボルボXC90」
と同様に、「イヴォーク以降」 とも言えるデザインだが、
スゴくモダンなのに、ちゃんと JAGUARだとわかる個性があると思う。
押しの強さと、品性を両立させていると思う。
ボルボ・XC90もとても良かったケド、私はJAGUAR F-PACEの方が更に好きなデザイン。
デザイン・トップのイアン・カラムさんは、フォードRS200、フォード・エスコートを始めとし、アストン・マーチンDB7、アストン・マーチン・V12バンキッシュ、JAGUAR XK、XF・・・・などが代表作で、弟さんのモーレイ・カラムさんもデザイナーであることが有名。

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特に、このお尻のデザインが大好き!
↑ブログエントリ:
「【試乗】Mazda Roadster (ND5RC) 6EC-AT」 
にも書いたが、
ND5RCロードスターはテールランプ、テール周辺の意匠など、Jaguar F-TYPEのモロパクリ。
でも、「世界のロードスター」はそもそもはUKのライトウエイトスポーツへの憧憬から生まれたクルマだし、こんだけポピュラーになっても、毎モデル、徹底してお尻はJAGUARのデザインをパクっている(「パロっている」というべきか)ので、ここまでくると
「初志貫徹」に思え、マツダをバッシングする気にはなれない。
●インテリア

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これはこれで、モダンで、ツッコミどころのないインテリアで、割と好きなデザインなのだが・・・
同行者が
「JAGUARに期待するのって、コレじゃない」
と言ったのは理解できる。
JAGUARの内装って、ウォルナットを贅沢に使ったウッドパネルと、上質な白レザーなイメージは確かにある。
エクステリアが懐古趣味を捨ててモダンになったことをとても評価しているので、インテリアもモダン方向にシフトすれば良いと思うのだが・・・・
↑たとえば、先代・シトロエンC4ピカソみたいな「テクノ」な方向性で、更にデザインと、品質をトコトン追究するとか・・・
なんか、もちょっと、工夫と努力をして欲しいところ。
退屈だし、それほど上質でもないインテリアなんだよな・・・。
写真撮ってナイけど、
サイドドアの内側は、夜、ブルーLEDによる光の線の演出があったり・・・と、少し見どころはあるのだが・・・。
↑シフトダイアル周辺には申し訳程度にウッドが採用されているが・・・・なんか貧乏臭い。
・・・というか、
このシフトダイアルの機能自体がダサダサだと思う。
メルセデス、BMW、Audi などが、
「全景姿勢で手を伸ばして、ナビ操作をするのは危ない。全ての操作は手元ですべき」
というポリシーの元、各社それぞれのHMIを手元に用意したのだが・・・・
JAGUARのコレは、ただのシフトチェンジ用のダイアルではないか!!!!
見た目だけ、真似て、思想や機能は追随できていないあたりが残念過ぎるというか、恥ずかしい。
これならいっそ、普通にレバーにすべきだと思う。
・・・後編に続く!
●試乗記関連目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
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Posted at
2017/02/27 21:41:22