
重たい宿題の1つを、早朝からホテルにこもって、22:30頃にようやく完了。
こちらはタイトなスケジュールで難易度の高い仕事だったケド、ポジティブな内容だったので、ゼーハー言いながらも楽しんで片付けることができた。
(F1の予選は見た。シーズンオフにPCを交換したので、なかなかストリーミングやF1 Liveを見ることができず、なんかトラブルシューティングみたいな観戦だったが)
連日頑張って早朝から深夜までいろいろ片付けて、ようやく得られた貴重な日曜を、もうひとつの重たい宿題でまるっと潰れてしまうのが、なんとも気が滅入る。
(ここんとこ酷く愚痴っぽい・・・)
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ブログエントリ: 「
【試乗】アタカ・エンジニアリング / HAWK HFR2000 (ランチア・ストラトス・レプリカ) Part.1 エクステリア」
ブログエントリ: 「
【試乗】アタカ・エンジニアリング / HAWK HFR2000 (ランチア・ストラトス・レプリカ) Part.2 エクステリア続き~インテリア」
の続き。
みん友、tommmyさん所有の・・・・
アタカ・エンジニアリング(現:AER)がホーク・カーズ(HAWK)のランチア・ストラトスのレプリカ HFをベースに製作したキットカー「HFR2000」。
■アタカ・エンジニアリング / HAWK HFR2000 (ランチア・ストラトス・レプリカ) Part.3 御開帳~エンジン、トランスミッション
●御開帳

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↑この写真、お気に入り。

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ビートもフロント・ボンネットがこういう開き方をするので、ビート乗りは少しスーパーカー気分を味わえるのだが・・・・
先日の
Ford RS200といい、後ろのカウルがガバッと開いてエンジンやサスがモロ見えのクルマには敵わないなあ・・・。(でもビートが好き♪)

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↑真横からの写真では、ステアリングは元に戻さないといけないのだが、横着した。
横着したら、横着したなりの結果しか得られない・・・。

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私はオリジナルに近いホイールじゃなく、TE37ってアリだと思う。
(自分がストラトス・レプリカのオーナーでも同じアプローチだと思う)
良く似合っていて違和感ナイし。

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赤のボディと、オレンジのラダーフレーム。
裏から見るとFRPであることが良くわかるリアカウル。
・・・「カウル」って言葉を使う時点で、カタギじゃないよね。
「トランクリッド」とか「フェンダー」とか「ボンネット」じゃなくて「カウル」。
●エンジン

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↑角パイプのラダーフレーム内にすっぽり収まるニッサン・SR20DE。

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↑アタカ・エンジニアリング仕様ならでは、のニッサンSR20DE。
私も昔(10年とか20年前)、買えないなりにも、ティーポのストラトス特集号とか買って、ストラトスのレプリカには同じメーカのモノでも、エンジン違い(アルファロメオ/フェラーリ・・・など)があるのを知って、そーいう認識はあった。
このtommmyさん所有のアタカ・エンジニアリングのHFR2000がベースとしている、
UKのキットカー・メーカー、Hawk Cars(ホーク・カーズ)の「Hawk HF Series」のWEBサイトを見ると、
HF2000
Two-litre Lancia Beta/Thema/Delta engine, 8v/16v/Turbo/Volumex
HF2400
2.4 litre Ferrari Dino V6 engine
HF2500
2.5 litre Alfa Romeo V6 from the 155 (not the GTV6 or 75/Milano)
HF3000
3.0 litre Alfa Romeo V6 from the 164, 12v or 24v (not the 75/Milano)
HF3000QV
3.0 litre Ferrari Quattrovalvole
と書いてある。
ちゃんとオリジナルと同じ、「2.4 litre Ferrari Dino V6 engine」というのもあるのだな。
そもそも、HAWK HF2000にせよ、アタカ・エンジニアリング HFR2000にせよ、キットカーなので、一台一台、仕様が違う的な話はtommmyさんから教わっていたのだが・・・
いろいろ検索していると、アタカ・エンジニアリングのHFR2000のSR20にも、いくらかバリエーションがあるんだろうか?
"掲載するHFR2000の凄い所は換装されたSR20DEエンジンかと思います。
ヘッドはポート研磨、パルサーN1用ピストン組み込み、東名ハイカム、H断面コンロッド、クランク曲がり修正、など多数のエンジン内部カスタムが行われております。
また、4連スロットルの取り付け、さらにF-CON・V-PROによるエンジン制御などフルチューンの内容です。
エンジン単品だけに100万円以上のチューニング費用が注ぎ込まれております。"
などと書いてある中古車情報ページもある。
tommmyさんのHFR2000が、4連スロットルでV-PRO制御なのは知っている(※tommmyさんとはそもそもお付き合いの発端がVプロ繋がりだったハズ)が、カムとかコンロッドとかクランクの仕様まではわからないや・・・・。(※コメント欄に期待)

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↑4連スロットル。
↑4連スロットルの一部。
インジェクタはアタカ・エンジニアリングのオリジナルから、tommmyさんが交換されているそうだ。

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↑ビートと同じく、ミッドシップ・横置きエンジンの、
- インマニ: 車体後方
- エキマニ: バルクヘッド=ドライバー寄り
のレイアウト。

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↑燃料タンクは左右に振り分けられて、配管で集合しているそうな。
ひょっとするとレーシングカーでは良くある仕様なのかもしれないが、私はそういうクルマをマジマジと見るのはハジメテなので、とても興味深く拝見。

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↑4連スロットルにはF3っぽい吸気チャンバーが付いていて、先端にはキノコ系エアクリが。
・・・ここのところ、お邪魔する先々で、ご好意で
- ビートE07Aのキノコ系エアクリ
- FD2シビック・タイプR K20A向けのキノコ系エアクリ
を頂いて帰っているのだが・・・
全く作業する時間が得られず(ビートに至っては、ブロー後1.5ヶ月が経過するケド、まだ「組み」が始まっておらず。・・・)、残念な思いを募らせている。

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↑プーリ、ベルトカバーってナイんだな。
メンテ性は明らかに素晴らしそうだ。

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↑レーシングカー好きとか、チューンドカー好きにはたまらない、倒しまくったラジエター。
・・・でも、先のブログで、オーナーのtommmyさんが
"フロントの排気ルーバーも開口小さくて空気抜けないので本当はF50みたいにガバっと穴開けちゃいたい(ラジエタの熱気で人が茹で上がるし、空力的にもフロント持ち上げられたくないんです)ケド、これは美観的にいじっちゃイカンとガンさんにささやかれてる気がして悩んでます。"
とコメントされていた。
倒したラジエターは、ボンネットのダクトで上抜きして、ダウンフォースを稼いでナンボだと思うので、確かにそれは残念だ。。。
ビートでも、「ラジエター倒したい」思いはあるが、いろんな市販サードパーティーのボンネットのダクトが、みんなナンセンスな形状をしている(熱抜けない、ダウンフォース稼げない)のを、以前から 「なんだかなあ・・・」 と思っている。

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VPRO制御(tommmyさんが自らマッピングされている)のSR20DEは、
E30 BMW M3 のS14エンジンように、やたらとパンチのある、ガツガツ・ドルドルと、コブシが入った音。
低中速域のパンチ感はヤル気にさせるし、扱いやすいのだが、個人的にはもっと軽やかに、上まで回したい。
世界最高の直4NAエンジンは、FD2シビック・タイプR仕様のK20Aだと思っている(だから、当時はデザインが好きになれなかったFD2を選んだ)。
でもなんか、K20Aのスカッと感は、今のHFR2000の中低速域のパンチを損なうので、なんか違うようにも思う。
NAで行くなら、今のSR20DEと近似した路線の延長上だとやっぱり
E30 BMW M3 のS14エンジン かなあ・・・・と思ったり。(でも、S14エンジンは縦置きなので、トランスミッションが難しいか)
↑E30 M3のS14はとにかく低慣性で、針落ち/吹け上がりが超絶レスポンスなのが特徴なので、HFR2000 の SR20DE も、もっと過激に低イナーシャなフライホイールに変えるだけでも、だいぶと変わるのかなあ?
・・・・と思ったり。
オリジナル・ストラトスは2.4L V6横置きだケド、旧NSXのC30Aなんかを積んでみたら、どーなんだろ?
・・・・と思ったり。
もっとシンプルに、NA的なパンチ感とか無視して、SR20DEに、ドッカン・ターボ付けて、SR20DETにしても面白いんだろうなあ・・・・
・・・・と思ったり。
「キットカー」だからなのか、自分がストラトスに思い入れがあるからなのか、他人のクルマなのに、
「自分だったら、ああしたい、こうしたい」
が次から次へと沸いてくる。
オーナーさんには失礼かもしれないが、このクルマとの、たった2~3時間程度のお付き合いの中で、「他人のモノ」目線ではなく、「自分のクルマ」 としていろいろ考えてしまう。
そう、私はかつて、本当にストラトスのレプリカを欲しがっていたんだ・・・・と再認識。

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↑意味があるのかないのか、凝った先端形状のテールパイプ。
●ドライブトレイン

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LSDが入っていて・・・
Uターンのときとか、縦列駐車からの発進時とか・・・・バキバキ言う。
Part.4に続く!(試乗レビューで4編にまたがるのはハジメテ)
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試乗記 | クルマ
Posted at
2017/03/26 01:20:24