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2017年04月07日

【書籍】RACE TECH, MARCH 2017 No.196

【書籍】RACE TECH, MARCH 2017 No.196 仕事帰りに、たか@。さんの黄色いRSマッハ仕様のビートをお預かりしてきた!

烈に参戦できることになり、とてもうれしく思っています。
でも、本当に事故がないよう、自制します。

明日は会社(営業日)を休んで、いろいろ整備します。





2月のUK出張時に購入した雑誌をご紹介。



昨年5~6月のUK出張時に "Racecar engineering" というレースの技術専門誌を購入して、本ブログで紹介した。

Racecar engineering June 2016, Vol26 No6

ブログエントリ: 「Racecar engineering June 2016, Vol26 No6



今年2月のUK出張時に、"Racecar engineering"の最新号も購入したのだが、同じようなレース業界の技術専門誌 "RACE TECH (Motorsport Engineering)" という雑誌もあるのを見つけ、買ってきた。

「UKはレース、モータースポーツが文化として根付いていて・・・」 という決まり文句は好きじゃないのだケド、この手の雑誌が2種類も、それも空港の売店で買えてしまうあたり、認めざるを得ないのだよなあ・・・。




■IndyCar shows look of its aero future



つい先日(2017年3月30日)、F1Gate.com などで、

インディカー、2018年マシンのデザインイメージを公開

という記事が掲載されたが、その3Dレンダリング前の、手書きスケッチが、2月に販売されていた本誌には掲載されていた。

情報速いなぁ。





■GRAINGER & WORRALL 広告

例によって、ECU屋、ロガー屋、カム屋、バルブ(吸気バルブ・排気バルブ)屋、継手屋・・・など、広告を眺めているだけで楽しいのだが・・



GW(GRAINGER & WORRALL)社の広告。

GW(GRAINGER & WORRALL)社のWEBサイトを見ていると、キャスティング(鋳造)だけでなく、機械加工やエンジニアリングもしているようだ。

2017年からの、LMP2の新規定では、エンジンは英レーシングコンストラクターのギブソン・テクノロジー(Gibson Racing)のワンメイクとなる。
で、そのギブソンの「Casting Partner」としてのGWの広告。

日本のレース界でも、普通に、それぞれ部品製作は外注しているケド、委託先はあまりオープンじゃない(基本的にConfidential)ので、文化が違うのだなあ・・・と思う。






■Ginetta



先日のブログエントリ: 「【試乗】アタカ・エンジニアリング / HAWK HFR2000 (ランチア・ストラトス・レプリカ) Part.4 サスペンション~まとめ

のコメント欄に、tommmyさんに、"HFR2000に近いのはジネッタ・・・・”とコメント頂いた。


ジネッタって、私にはレトロなUK車のイメージが強かった(ジネッタのWEBサイトを見ても、ちょっとレトロ)のだが、バリバリのレーシング・コンストラクターなのね。

"Ginetta announces LMP1 car"

"Ginetta upgrades G55 GT4"


という記事がドーンと掲載されている。






■F1のトリック・サスペンションについて



2015年にFRIC(Front and Rear Inter Connected Suspension System)が禁止されてからも、メルセデス、レッドブルは、日本で言うところの「トリック・サスペンション(なんてダサくて抽象的な名前!)」「疑似FRIC」を使い続け・・・

今年の頭にフェラーリから、「違法じゃないか?」と難癖を付けられた結果、開幕戦までに設計変更を余儀なくされた。


この雑誌は、開幕戦より前の時点、フェラーリが難癖を付けた頃の記事。


"FRIC(Front and Rear InterConnected) suspension system were banned in mid-2015..."

と書かれているのを見て、日本のWEBで使われる「BANする(禁止する)」って、フツーに英語圏で使われる表現なのだな・・・と無駄に感心。






「トリック・サスペンション」=「Controversial suspension system」=「Hydraulic Pitch Control (HPC)」

・・・に関して、何ページにも渡って技術解説、大きい写真が掲載されている。

「掘り下げない」「メカの写真が小さい」日本の雑誌の残念さとは相対的で、羨ましい。




※「トリック・サスペンション」=「Controversial suspension system」=「Hydraulic Pitch Control (HPC)」 についての詳細は、AUTO SPORT web の記事

【解説】F1サスペンション論争を読み解く:フェラーリが封じ込めたい、メルセデス/レッドブルのシステム

をご覧ください。


ピッチング時などに、油圧アキュムレータ(※通常の油圧装置だと、油圧脈動を押さえるのに使うことが多い。電気回路に置き換えると言うところのコンデンサに近い。コンデンサが蓄電・放出できるように、アキュムレータもエネルギーを蓄積できる・・・・・)への、エネルギー蓄積と放出を、電気的制御ではなくパッシブではありながらも、積極的に行うことによる、姿勢制御システム・・・・・

・・・的な。

"It would be a self-pumping hydraulic reactive suspension." と表現されている。


本誌によると、メルセデスはフロント・サスペンションに、レッドブルはリア・サスペンションにHPCを使用している・・・と書かれている。


まあ「トリック」なのかもしれないが、アキュームをエネルギー回収・ポンピング・・・を空力に都合良くパッシブ制御するって、それはそれで並大抵の技術じゃないので(アクティブサスより難しいと思う)・・・

・・・個人的には、BANしてやるなよ・・・・と思う。







■FIA-GT3特集



"Racecar engineering"誌も、CFD (Computational Fluid Dynamics) 画像載せるの好きだケド、この雑誌もかなり多用。

GT3車両みたいに、ある程度市販車両に近いマシンのCFDは眺めていて面白いね。




↑ランボルギーニ・ウラカン GT3。

最近試乗させて頂いた、

Ford RS200

アタカ・エンジニアリング×HAWK HFR2000(ストラトス・レプリカ)

のように、「御開帳」して、エンジン・ドライブトレイン、サスペンションにダイレクトでアクセスできてしまう個体に触れて知ってしまうと、このウラカンみたいな「構造」のクルマはイイな、と思う。
(もっと、ウラカンみたいな超高級車は自分で整備しようとは思わないだろうケド)







■NASCAR Toyota Camry



あんまし読まなかったケド、単純にこういった写真の掲載がカッコイイ。

2009年の大阪オートメッセで、当時のNASCAR カムリは見たゾ↓。









■Andros Trophy (Trophee Andros) Ice racing



「氷上のF1」だそうな。

キモは4WS。

一般的な油圧式の前輪のラック・アンド・ピニオンの前輪ステアリングに、"90-degree joint"(単純にベベルギア?) を介して、ステアリングの入力を後輪の舵角にも伝達しているそうだ。

ここからがキモで・・・・誤訳したくないので、そのまま引用すると・・・

"There a machined aluminium cam that has a grooved track within it - referred to as the escargot (snail) - controls the steering ratio and the angle at which wheels start to turn (in relation to the front)."

・・・とのこと。



↑これが、その前輪ステアリングと後輪ステアリングの関係をコントロールする、氷上レースにおけるウェポン、「スネイル」




↑ラリーカーのコックピットに近似しているが、「ハンドブレーキ(サイドブレーキ)」がナイのが特徴だそうだ。


HAAS F1のグロージャンが、昨年のクリスマス前に氷上レースを制したんだと。






■総評

「F1のトリック・サスペンション特集」は良かったケド、あとの記事は auto sportをもちょっと技術寄りにしたような印象。

日本にはナイ類の雑誌なので、眺めていて楽しいが、「技術誌」という観点では、「Racecar engineering June 2016, Vol26 No6」 誌の方が、「整理されて」いて読みやすい印象。






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Posted at 2017/04/07 22:23:57

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この記事へのコメント

2017/04/07 23:58:20
日本は好きでクルマ弄ったり作ったりする人かなり増えてますけど、まだこれからなのかもですね。
昨今のタイムアタックとか、フルコン熱とかはかなりのモンだと思うけど、渦中の人はそんなこと気にしてないからわからないんです。

コメントへの返答
2017/04/08 22:14:34
正直なところ、良くわからないです。。。

私自身は年々、サーキット熱が強くなったり、DIYの幅が広がったり、モタスポ観戦回数が増えたり・・・

・・・していますが、単に年食って、知識とお金ができてきたから・・・という気もします。
(サーキット仲間や、クルマ趣味仲間の大半が若いニューカマーではなく、同世代か年上で、「昔から・・・」な人が中心ですし)


日本企業がレーススポンサーをしない・・・・のは仕方がナイとして、レース・テクノロジーではUKに負けて欲しくナイんだケドなあ・・・。
2017/04/08 08:50:58
紹介されてる本面白そうですね🎵
私は英語がまったくダメですが
見てるだけで楽しいです。
また面白い記事があったら紹介してください

この間調べたF1のナットですが
あのような部品でもオーストリアとから
買ってるようで、ヨーロッパのモタスポ文化は
やっぱり歴史があって産業が成り立ってると感じました。


コメントへの返答
2017/04/08 22:17:43
個人的には
「Racecar engineering」誌
の方が好きですが、この「RACE TECH」も面白いです。

私も全部を真面目に読むのはシンドイので、基本的に写真とその注釈を読んだり・・・

興味のある記事だけ、斜め読みして、重要なポイントだけを拾っています。


日本は何でも「ブーム」で終わってしまうのが残念です。。。
2017/04/08 14:04:20
Grainger Warrallってどこかで聞いたような気がすると思ったら、グランジャーウォーレルですね。
コスワース鋳造法でシリンダーブロックとかを鋳造してくれるそうです。
コメントへの返答
2017/04/08 22:19:40
「コスワース鋳造法」・・・

・・・知りませんでした。。。
流石です。

ググってみると、結構メジャーな言葉で自動車メーカさんも普通に使う言葉なんですね!

「コスワース」は鋳造よりも鍛造ピストンのイメージが強いです。
2017/04/08 19:35:48
FRICに始まるトリックサス。結局は過大に付けたレーキ角をストレートではキャンセルしたいという事かと思います。
FW14Bのアクティブサスも、当時の処理速度ではストレートで尻下がりにしてウイングの迎え角を抑えてストレートスピードを上げる=コーナーでは重いウィングで走れるところがキモだったらしいので。

凄い事を思い付いて具現化した技術は称賛に値しますが、やってる内容を考えるに、やっぱり禁止されるべきアイテムですよね。
コメントへの返答
2017/04/08 22:21:38
個人的には「どう違法」なのか、正直良くわからんのですよね。。。

・・・というか、そもそも「FRIC」も、BoPのために禁止されたという認識で、そんなことばかりやって、フラフラとレギュレーションを変更し続けるFIAが残念です。

技術革新は制限すべきではないと思うのですが・・・
2017/04/08 21:44:04
そうそう、私の知ってる加工屋でGTの
部品作ってたんですが、作業者は
何の部品か知らなかったです。
レース部品だけで会社が成り立つのは
やっぱりヨーロッパですね。
トミマキRのフィンランドにあるファクトリーも
思ったよりこじんまりしてて驚きました。

コメントへの返答
2017/04/08 22:25:49
私もそういった加工屋さんとお付き合いがあります。

レース部品や、メーカの試作部品を作っている加工屋さんは、特に、守秘義務が徹底されていますからね。

自主的に、発注先から届く図面の、メーカ名称などを消した上で作業者に渡している例も見かけます。

日本だと「試作部品」で稼いでいる会社はたまにあるのですが、Confidentialなモノばかりなので、あまり実績を前面に出せないですよね。。
2017/04/08 22:38:19
どのように違法かというのは、レーキ角を制御=空力バランスが変わる→空力付加パーツは稼働してはならない(DRS除く)だと思います。マイルドセブンルノー時代のマスダンパー潰しと同じだと思ってます。

ただ、目に見える部分がレーキ角への影響で、それ以外にもヒーブダンパーとの組み合わせで運動性能への効果は規制されないので、完全に禁止されるのではなく、部分的に残って新たな何かに進化するんでしょうね。
コメントへの返答
2017/04/08 22:42:13
ご教示ありがとうございます!

なるほど。

空力付加物の可動NGは、ウイングとかその手の部品のことだと思っていました。

マスダンパーも同じ理由で絶滅したのですね。。
(マスダンパーもとても良いアイディア・テクノロジーだと思って見ていたのですが・・・)


BoPとかオーバーテイクを増やしてのエンターテイメントも大事ですが、個人的には進んだテクノロジーがいちいち禁止されるのは残念な限りです。。。
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