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2026年01月04日

【ビート】ダイナパックでのV PRO ECU適合と吸気系比較 2024/8~2024/9

【ビート】ダイナパックでのV PRO ECU適合と吸気系比較 2024/8~2024/9 これも、昨2024年夏の備忘録(ごめんなさい)。


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E07Aエンジン修理+UPDATE中に、様々な吸気系を準備しておいた。



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2025/9/9にASLANさんにダイナパックをお借りして、HKS V PRO(金プロ)ECUの適合と、事前準備した各吸気系の比較データ採りをさせて頂いた。





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私は職業がダイナモ屋、試験装置屋(エンジンベンチ、モータ評価ベンチなど)なのだが、自分のビートを実走ではなく、ダイナモでセッティングするのは初。



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実走だと、数時間×数回の時間を費やして、走ってはクルマを停めPC操作・・・・なのだが、シャシダイでのセッティングは短時間(30分~1時間)あれば、隅々まで詰めることができ、また、実走よりも明確にノッキングの聞き分けができる。

「なんてラクなんだ」
「幸せ♪」
「長年、ダイナモ屋をやってきたことを誇りに思える」


・・・と。

まずは、

【吸気系A】
・ビート純正サージタンク(=エアクリBOX)
・ビート純正エアクリ
・ビート純正サクションパイプ


でのECU適合をしっかりと完了。



次は、

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【吸気系B】
・ビート純正サージタンク(エアクリBOX)
・自作アルミ・サクションパイプ(Φ60~Φ70)
・TRUST GREDDY AIRINX M 内径70mm


の評価。

このサクションパイプを作るのは、かなりトライ・アンド・エラーを繰り返して、
何回も太さ違い、曲げ角度違いのアルミパイプをキノクニから購入、
4500~7000円くらいのシリコンホース+ホースバンドをいろいろ購入・・・

・・・で3万円くらいを費やしてしまった、、、

最初に作ったのは上述の写真のもので、
「これでイケるやろ」
ぐらいに考えていたのだが、ビートのエンジンルームが狭くて、てきとーに作ってなんとかなるものではなかった、、、


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最終的には↑こんな形状に

TRUST AIRINXは、もうひとつ小さい「AIRINX S」があるのだが、どうせ付けるなら、よりデカいものを、という思想。


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純正サージタンクに接続して車体に取り付けるとこんな感じ。



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エンジンルーム内の熱気ではなく、クリーンエアを吸わせたいので、ボディにレシプロソーで大穴を空けて・・・


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AIRINX Mを挿入!


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助手席ドア後ろのダクトからクリーンエアを吸う!



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絵的にめちゃくちゃカッコイイ!

残念なことに、5種類の吸気系を比較した、ダイナパックの重ね合わせグラフは、ASLANさんが保存しようとしたタイミングでダイナパック用PCがハングして、データも保存できず、画面の写真を撮ることもできなかった、、、、


なので、ASLANさんと私の手記、記憶に基づくものだが、

・ビート純正サージタンク(エアクリBOX)
・自作アルミ・サクションパイプ(Φ60~Φ70)
・TRUST GREDDY AIRINX M 内径70mm


は、純正吸気系よりも6.6%程度、馬力UPした。
トルクカーブは純正吸気系とほぼ同じカーブ(5500~7000rpmにトルクの谷)を全体に少し持ち上げたもの。

この時点では、自分の用意した、この吸気系に興奮。
「吸気系だけでそんなに馬力UPするんだ!」・・・と。
(ただし、ノーマルエンジンや、一般的な700ccエンジンではこの吸気系に変更しただけではそこまで変わらないと考えます。トータルバランスが必要)




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次は、

・RSマッハ/エスエスアイ サージタンク(エアクリーナー 吸気BOX)
・RSマッハ/エスエスアイ エアクリ=BLITZ SUS POWER)
・純正サクションパイプ


の比較テスト


2017年10月14日に、「ハジメテの700ccエンジン+ビッグスロットル」で、このRSマッハ・SSIのエアクリーナーキットは検証したが、全くパワー、トルクの違いはデータとして表れなかったので、「単にメンテ性の悪い製品」という評価で、お蔵入りとなっていた。



今回の検証では、

純正比+7.1%程度の増(最高出力はAIRINX Mと良く似た感じ)

最大トルクはAIRINX Mより大きく、純正比+10%程度(立派)
吸気系だけでこんなに変わるものなのだな、、、

・純正吸気系、自作サクションパイプ+AIRINX Mでは5500~7000rpmにトルクの谷があったが、RSマッハ/エスエスアイのエアクリキットでは、このトルクの谷が解消されていた!

・・・ということで、8年前にダメ出しした製品だったが、再評価

もっとも、吸気系は、エンジンスペックや排気系との兼ね合いなので、ノーマルエンジンや、700ccのエンジンで同じように性能を発揮するキットだとは考えにくい(実際、そういうデータだったし)

現在のエンジンと排気系には合っているのだろう。




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次に、

・RSマッハ/エスエスアイ サージタンク(エアクリーナー 吸気BOX)
・自作アルミ・サクションパイプ(Φ60~Φ70)
・TRUST GREDDY AIRINX M 内径70mm


のテスト。

一番期待していた組み合わせ。



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RSマッハ/エスエスアイのサージタンクは、純正サクションパイプをテキトーに挿し込むだけの雑な作りで、内径60mmのシリコンホースを挿せるようにはできていないので、かなり苦労してアタッチメントを作った。



かなり期待した組み合わせだったが、

・最高出力:ほんの少しRSマッハ/エスエスアイのエアクリキットより下

・最大トルク:RSマッハ/エスエスアイのエアクリキットより下

純正吸気系の5500~7000rpmのトルクの谷傾向が解消されず


・・・という残念な結果に。



で、RSマッハ/エスエスアイのエアクリキットを採用することに。




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最後に

・RSマッハ/エスエスアイ サージタンク(エアクリーナー 吸気BOX)
・RSマッハ/エスエスアイ エアクリ=BLITZ SUS POWER)
・純正サクションパイプ
・ファンネル(New)


を試してみた。

RSマッハ/エスエスアイのエアクリキットは、BLITZ SUSパワーを取り付けるアルミ板が隔壁となってしまい、サージタンクのスロットル側の空間が狭いので、ファンネルどうかなあ?裏目に出るかもなあ?・・・・と考えながらの検証。

結果、RSマッハ/エスエスアイのエアクリーナーキットの良い部分を更に伸ばす結果となった。

・最大出力は純正比8%増程度(5系統の吸気系で最大)

・7000~8500rpmでほぼフラットな出力(5系統の吸気系でベスト)

・純正吸気系、自作サクションパイプ+AIRINX Mでは5500~7000rpmにトルクの谷問題は、RSマッハ/エスエスアイのエアクリキット同様に解消されているが、更にこの領域のトルクが伸びており、最大トルクは6300rpm周辺で記録(シフトアップ時に有利に働く)

・最大トルクは更に伸び、純正比14%程度



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一番良かった、最後の組み合わせで、再度、HKS F-CON V PRO ECU(金プロ)の適合を入念に行い、データ採りをした。

絶対値が巷の皆さまの数値と較べて小さいのだが、ダイナパックの絶対値がそもそも信頼できないので・・・

ASLANさんところのダイナパックでは、最近計測したHA36アルトが44psか何かで、エンジンをいろいろチューニングして50馬力に到達したレベルだということで、私のビートの数字は相当出ている、とのこと。


今回、ダイナモ屋さんとして、ダイナパックを観察して、仕組みを理解して、トルク計測をするセンサ(軸トルク変換器、あるいは揺動式のロードセル)が無いのに、どういうメカニズムでトルク計測をしているのか?も調査し、勉強になった。

絶対値としては、かなりいい加減なものだが、トルクセンサを左右車軸に追加すると、それだけで製品価格は200~300万円上がるので、絶対値の正確さは放棄し、

・コンパクト
・とにかく安い
・可搬型

というコンセプトに全振りしたダイナパックは、ガレージ向けの製品としては、良く考えられたアイディア製品だと考える。

リピータビリティはあるので、比較評価や、何よりECU適合には実走より遥かに効率的で定量的なので、それで良いと考える。



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RSマッハ/エスエスアイのキットを採用したので、サージタンクはDEIのReflect-A-Goldで輻射熱対策をした。



・鈴鹿フルコース J-Wolf 2025.11.05 2分48秒670 コースレコード樹立

・鈴鹿フルコース デュヴァン 2025.12.04 2分47秒772 コースレコード更新


では、この吸気系+ECU適合 で走ったので昨冬から3.33秒という過激なタイム更新に、この吸気系選択も貢献していることは間違いない。




●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら


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Posted at 2026/01/04 22:04:09

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