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2017年09月25日 イイね!

【サーキット】【ビート】烈 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.09.24 ログ解析

【サーキット】【ビート】烈 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.09.24 ログ解析ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】烈 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.09.24

で御紹介した、昨日の烈ビート+トゥデイ+S660 の自己ベストラップのログ解析。



まずは、昨日記録した、自分のビートでの自己ベスト 2分58秒734 の動画を↓。





最近は、だいたい思ったとおりがログにも表れるので、ログは答え合わせ程度に見て、あんまり時間をかけない。


今回のログ解析はわかっちゃいたものの・・・

・直線の圧倒的な速さ

・コーナーの過激な遅さ

に激しく一喜一憂。。。。




●メインストレート ~ 1コーナー ~ 2コーナー




こうして見ると、ノーマルE07AをVプロ制御も良いセンいってるケド、今回のE07A改R2_0には「5速でのもうひと伸び」がある

暑い日に、安全を見た、A/F12~11台の濃いセッティングでこのパフォーマンスなら、もう少しセッティングを煮詰めて、冬期に走ったらどこまで伸びるんだろう?(ワクワク)



最近、ちょっとずつ1~2コーナーは上手になっていっていて、このログ比較でも今回の1~2コーナー攻略が私の過去の走りと較べて良い感じなのだが・・・

・・・調子に乗った結果が、昨日の1コーナーでの大スピン。。。







●S字~ダンロップ




2コーナーからS字1つ目までの登坂区間は、今回のE07A改R2_0仕様が圧倒的。

登坂区間はパワー差が出るね。


S字が今回、極端に遅いのは走っていて良くわかった。


いつもはベタ踏みできるS字1つ目、S字3つ目が、新品Z3がヌルヌル過ぎて、1枠目では全然踏めなかった。


2枠目の2Lap目に記録した今回の自己ベストラップではS字1つ目、S字3つ目ではきちんとアクセル踏めていたと思うのだケド、S字2つ目がてんでダメだった。

S字2つ目をちょっと頑張ってみると、スピンするのが最近の傾向で、リアのショックアブゾーバとかリアスタビとかこれまでと仕様が変わっているものの、昨日も例外なくスピンした





S字はとにかく黄姫が安定、安心して踏めて、スピードアベレージが高い。

直線の5速がギア比の関係で遅い黄姫の方がmistbahn号よりラップタイムが良いのは、ほとんどS字で稼いでいる。

黄姫でのS字攻略の方が安全だし楽しかったので、さっさとSタイヤ化して、可能な範囲でもちょっとトレッド広げたい。



逆バンクもダメだね。。。



黄姫が優秀なのはともかく、mistbahn号の足回りのパッケージとしては、

BLITZ ZZ-R + BLITZ標準のF:4k、R:6kバネ + RSマッハのリアスタビ+ Z2

が最強で

BLITZ ZZ-R + XCoilsのF:6k、R:7kバネ + φ19リアスタビ + Z2 STAR SPEC

BLITZ ZZ-R + リアBILS + XCoilsのF:6k、R:7kバネ + RSマッハのリアスタビ+ Z3

は結果として劣っている。。。


タイヤだけで評価すると、

Z2Z2 STAR SPECZ3

で、世間の評価や結果はともかく、個人的に苦手なものは苦手。
Z2が恋しい。。。。





●ダンロップ~デグナー



今回、ダンロップはちょっとアンダー傾向があったんだケド、そんなに酷くもナイね。


ダンロップ~デグナーまでの登坂区間はパワー差の出るところで、今回のE07A改R2_0が圧倒的。
いくらかオーバーテイクに使えた。



デグナー、今回は毎Lap、比較的うまく攻めることができたつもりだったんだケド・・・

ログを見るとデグ1で減速し過ぎネ。。。


デグ1は、私のギア比だと、4速に落とすか5速で行くか、悩みどころで、ちょっと前は

「ブレーキ踏まずに、5速→4速にシフトダウンして、エンブレだけで減速」

が1番うまくいってたんだケド、E07A改R2_0をレブって壊したくないので、そのアプローチは控えた。


また、デグナー手前での車速がいつもより伸びている(5速にシフトアップするポイントがいつもよりかなり手前!)ので、その車速に対して、どこまで減速すべきか、つかめなかったのも今回、デグ1がダメな事情。



デグ2も頑張ったつもりだケド、そんなに・・・だね。。。


デグナーも黄姫が良いネ。

黄姫ってやっぱりスゴいんだ!



そして、黄姫のデグナー2つ目のボトムスピードが高いので、そこからの下り坂ではパワーにものを言わせても、黄姫に追いつくのが精一杯。。。





●ヘアピン~まっちゃん




今回、ヘアピンへのアプローチは悪くなかったと思うんだケド、2枠目でもやっぱりタイヤがちょっとヌルっていて、ちょっとトリッキーだった。

ログは悪くないネ。


・・・というか、E07A改R2_0の、ヘアピンからの登坂区間の車速の伸びが半端なさ過ぎて・・・


スプーン手前の最高速度なんて、とんでもないことに。。。


ここまでパワー差があって、タイムは2分58秒台後半ってどういうこと??って、改めて残念に思う。





●スプーン



スプーン1つ目は、最近(とかとか)、上手になってきていたのだケド・・・

今回は残念なボトムスピード。


スプーン1つ目が不甲斐ないのはデグナー1つ目と全く同じ事情。


スプーン1つ目も、私のビートのギア比だと、5速でいくか4速に落とすか迷うところなのだが、ここ最近は、デグナー1つ目同様に、ブレーキを踏まずに、5速→4速に無理矢理シフトチェンジして、エンブレだけで減速するのが最適解だった。

でも、E07A改R2_0がもったいなくてそんな荒っぽい操作ができなかった


また、これもデグナーと同じで、コーナー手前の車速がいつもより高すぎて、どの程度減速すれば良いのか、手探りしている間に走行会が終わってしまった。。。





●裏ストレート



E07A改R2_0、本当に登坂区間は圧倒的!!!!





●130R~シケイン




「今回のタイムロスの大部分は130R」 とは、走行会でも2枠目後に周囲に話していたが、ログを見たらやっぱりモロだった。。。


・2枠目は随分マシになったとは言え、まだちょっとズルっているタイヤで怖くて攻めることができなかった

・130R手前での車速が今までと全然違うことからターンインのコツ、加減が掴め無かった



・・・とだいぶ減速してしまっているが・・・

ここまで減速しても、動画を見ていると130Rの出口~立ち上がりがなんか危うい感じ。。。



元々、130Rは本当に得意でいつもベタ踏みだったんだケド(私が周囲よりタイムを稼げていたのは130R)、最近は本当にダメ。

でも、黄姫では全開でイケた(車速は低いので、それもあるが、安定感が桁違いだった)。



シケインは、前走者に追いつきかけて、少しセーブしたケド、あんまりタイムロスしている様子はナイね。




●まとめ

・E07A改R2_0 のパワーがスゴい。特に登坂区間は強烈。

・S字、デグナー、スプーン、130Rがダメダメ。
特に130Rは救いようがナイ。
タイヤ事情もあったケド、パワーアップしたマシンでの高速コーナー進入で勝手がわからずモジモジしているのも。


・黄姫の高速コーナーでの安定感、安心感がケタ違い。結果して5速が遅くてもタイムは1番良い。


・・・こんなにパワー出ているのだから、ちゃんとコーナー頑張って、この冬は自己ベスト更新します!(←フラグだなあ・・・)




●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2017/09/25 22:12:47 | コメント(8) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2017年09月25日 イイね!

【サーキット】【ビート】烈 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.09.24

【サーキット】【ビート】烈 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.09.24昨年 2016.09.26 の鈴鹿フルコースでの「烈」を終えてから、新エンジン載せ替えのためにビートをショップに入庫してからの

1基目: ロッカーアーム折れ
2基目: ブロー
3基目: ロッカーアーム折れとタペット調整ネジ紛失


により、自分のビートで走れない一年間が続いた。



その間、

たか@。さんの黄姫をお借りして春の烈に参戦したり・・・

tsworksさんのビートをお借りして、夏のMLSでの烈に参戦したり・・・・

には本当に救われた。

改めて御礼申し上げます。



・・・で、依頼先を変更しての、E07A改R2_0構築が一週間前に終わり、突貫工事で慣らし~セッティングの結果、無事、今回の烈には自分のビートで参戦できた!

ホンダ ビート Honda Beat

ホンダ ビート Honda Beat

本当にうれしくて・・・

依頼先さんには感謝してもしきれない。




今回の烈・参戦は


・一年ぶりの自分のビートでのサーキット走行でテンションMAX

・できたてほやほやの新エンジンでテンションMAX

・新品Z3を履いているが、前日に金属片が刺さっているのを見つけた。

・左手首を捻挫中



・・・など、自分的には

「エンジンブロー」とか「クラッシュ」とか、「何かやらかす系」のフラグ立ちまくり

だな・・・と、思い、「とにかく壊さないことを第一に考えて、落ち着かないと」と朝から考えていた。



ホンダ ビート Honda Beat


ホンダ ビート Honda Beat


ホンダ ビート Honda Beat 烈ビート 鈴鹿サーキット

→ 高解像度画像(PC向け)

→ 高解像度画像(スマホ向け)


今回は、cp86さんと一緒に来られた方が、カメラの充電が切れてしまった・・・とのことで、私のカメラを預けて、いろいろ撮影して頂いた。

おかげで、いつもは撮影できない自分のピット整列写真や、走行写真をたくさん撮って頂けた。
ありがとうございます。

流し撮りをするのに、ピント合わせが難しかった・・・とお聞きし、カメラの設定をみたら、AF SERVOにせず、AF ONE SHOTのままお預けしていた(><)
そりゃ、流し撮りはうまくいかないよね。。。
申し訳ありませんm(u_u)m



■1枠目

ホンダ ビート Honda Beat 烈ビート 鈴鹿サーキット

新エンジン(E07A改R2_0)が素晴らしく、直線はやたら速かった。

まだ制御はかなり安全を見て、燃調もオーバーリッチ(12~11台)としているにも関わらず。

2分50秒クラスや、2分40秒台の猛者たちは別として、いつもは直線であっさり置いていかれる方々ともマトモに勝負できた。


ただし、1枠目は

・まったくクリアラップが取れなかった

・赤旗中断で走行枠は半分

・新品Z3がヌルヌル、ズルズルで、いつもは全開で踏めているS字1つ目、S字3つ目、130Rは全開で踏めず、スプーン2つ目などもなかなかアクセルONできなかった。



・・・で、ロクなラップがなかったんだケド、今回、ハジメテ使ってみた「LAP+C」では2分59秒7台・・・と、かろうじて3年近く前に記録した私のビートの自己ベストを0.1秒更新。


・・・でも、LAP+Cの計測誤差がデカイだけで、結果表は3分00秒154と、いつもの「寸止めで3分切れない」タイムでガッカリ


でも、きちんとアタックできたLapがないのに、ノーマルエンジン時代のベストと同等のタイムなのはポジティブ。




■2枠目

ホンダ ビート Honda Beat 烈ビート 鈴鹿サーキット

2枠目は1枠目と違って、Z3がそこまでズルズル言わなくなった。
1枠目で熱が入り、冷めたことで皮むきがある程度完了した、と。


アウトラップの翌周に1本だけクリアを取れた↓





このLapも↑Lap+Cの計測結果は 2分58秒141 と、自己ベストを1秒8 程度更新するものだったが・・・

・・・後から配られた結果表は2分58秒734


GPS Laps」ではサーキット側の計測とかなり整合が取れるので、次回は「GPS Laps」に戻そう。




結局、2枠を通じて、クリアラップが取れたのはこの1枠だけだった。

今回の「クリアが取れない」は、いつもの

「ズバッと抜ける相手をオーバーテイクするのにレコードラインを外した」
「後ろから来た速いマシンに道を譲った」


ではなく

「比較的、力の均衡した相手との並走が何周も続いてしまう」

ことが多かった。

私のビートの直線が速くなった結果でもある。



Z3の状態は1枠目より遥かにマシだったとは言え、やっぱり少しナーバスで、アンダーもオーバーも出た。


2枠目はアウトラップ翌周の後、クリア取れないから、大人しく走っておけば良かったのだが・・・


S字2つ目でスピンしたり・・・↓





1コーナーで、ショウ@B・R・Zさんの目の前で大スピンしたり・・・↓



※ショウ@B・R・Zさん、危険な目に遭わせて本当にゴメンナサイ+避けてくれてありがとうございます!



・・・・と、とっちらかった走りだった

1コーナーでの大スピンではまたもや新品タイヤにフラットスポットを作ってしまったが・・・

「今日は何かやらかすフラグ」回収が、致命的なモノじゃなくて良かった。



2分58秒734

という、自己ベストタイムは、「こんなに直線速いのに???」と、ちょっと消化不良だケド、


・トラフィックやコンディションもあって、周囲もいつもより数秒遅いので、タイム差は縮まっている(と思いたい)

・タイヤ状況的に130Rはかなりアクセルを戻さないといけなかった

・ウデの問題


など諸事情により、まあ、今回はこんなもんとして納得しないと・・・・。




■E07A改R2_0

マージンを見たVPROセッティングなのに、本当に速かった

Defi ADVANCE ZD

のピークは、173km/hを記録しており、「この暑い吸気温度で!!!」とちょっと興奮したが、帰宅して、

LaplaceView.net spec.S

で確認したら、169.6 ≒ 170km/h だった。



Defi ADVANCE ZD の方は、車軸回転数から換算しているのでタイヤ径のちょっとした違いで誤差を生じるので、おそらく、170km/h の方が正解。

それでも、この暑めのコンディションでは十二分に速いと思う。



心配していた油温はノープロブレム。

ピークで100℃。(←主にスピンして走行風がなかった後だとか、前走者の後ろにべったりついて走っているときとか)

あとは94~99℃ぐらい。


水温も88~89℃で安定。



依頼先さん、素晴らしい仕事を本当にありがとうございますm(u_u)m






■Z3



→ 高解像度画像(PC向け)

→ 高解像度画像(スマホ向け)


(とりあえず、左後輪にスローパンクチャーなどの傾向が確認されず、2枠とも無事に走れて良かった)


Z2は好きだったケド、Z2 STAR SPECは好きになれないタイヤで、Z3はひょっとするとZ2 STAR SPECより更に苦手なタイヤ。(危ない)

楽しく走れるSタイヤにさっさと履き替えたい気持ちもあるが、新エンジンにふさわしいタイムをラジアルタイヤで記録できていないこと、もうすぐ車高調一式を刷新すること・・・

・・・から、やっぱりもう一本ぐらいはZ3で走っておくべきかな・・・・。


鈴鹿フルをもう一本ラジアルで(ドライコンディション)
 ↓
鈴鹿南をもう一本ラジアルで(ドライコンディション)
 ↓
Sタイヤ投入
 ↓
鈴鹿フル、鈴鹿南、岡国、MLSなど・・・


かなあ。





■写真

また後日、少しずつアップします。


まずは、走行終了後に撮影した私のビートの写真だけ。


ホンダ ビート Honda Beat 烈ビート 鈴鹿サーキット

→ 高解像度画像(PC向け)

→ 高解像度画像(スマホ向け)





→ 高解像度画像(PC向け)

→ 高解像度画像(スマホ向け)





■おしまいに

皆様、お疲れ様でした!

煮え切らないタイムだケド、それでも本当に楽しかったです。




●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
Posted at 2017/09/25 06:44:56 | コメント(10) | トラックバック(9) | サーキット | クルマ
2017年08月07日 イイね!

【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 ログ解析

【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 ログ解析2017.07.30 MLS(モーターランド鈴鹿)で開催された「烈」(今回は「烈 ビート+トゥデイ+フィット」かな?)

・・・・での、tsworks号をお借りしての自分の走りのログ解析、おさらい。


2017.06.12に黄姫をお借りしてのMLS練習のログがあるので、「ドライビングのアプローチ比較」というよりは、マシン特性比較。





黄姫





2017.06.12 (暑かった)
Fタイヤ: ADVAN A050 175/60R13
Rタイヤ: ADVAN A050 185/55R14
自己ベストタイム: 51秒947





tsworks号



2017.07.30 (暑かった)
Fタイヤ: DIREZZA Z2 STAR SPEC 165/55R14
Rタイヤ: DIREZZA Z3 175/60R14
自己ベストタイム: 53秒694







・・・・tsworks号ではいくらかMLS攻略方法を教えてもらって、ドライビングは改善しているハズなのだが、動画を見較べているだけで、黄姫でのアタックの方がタイムどうり、見るからに速いように見えるのは何なんだろう?








ログは

桃: 黄姫、51秒947
緑: tsworks号、53秒694 (テンパータイヤ無し)
茶: tsworks号、54秒108 (テンパータイヤ追加)

の比較とした。

tsworks号がヘアピンで前荷重がかからず苦労したので最後のフリー走行で、フロントに「錘」としてテンパータイヤを積んだデータも比較したかったのだ。



・・・・だいたい、運転していて感じたこと、そのまんまだった。

ログ解析もだいぶと経験を積んできて、感じたことと、ログの結果が整合するようになってきているので、ログはあくまで「答え合わせ」となってきた。



●1コーナー(ヘアピン)



コース図の方のラインは、GPSの精度をいまいち信頼できないので気にしないとして・・・



↑のグラフ内に書いているとおりだが・・・


tsworks号(特にテンパータイヤ無し)では、とにかく、ヘアピン進入時のブレーキングでは前荷重がかからず、止まらず、苦労した。
このため、ヘアピンのかなり手前から減速をしており、ロックしないよう、控えめなブレーキングとなっている。



黄姫のストッピングパワーは秀でていたので、レイトブレーキングでギュッとブレーキングできた。
その違いは車速のログだけでなく、制動Gのログにも表れている。


・・・やぱり、Sタイヤラジアルタイヤの差も大きいと思うし・・・

黄姫が、ワイドトレッドにも関わらず、やたらとレートの低いバネをフロントに使っているのもあるのかも。


tsworks号のフロントに、「錘」としてテンパータイヤを積むと、少しレイトブレーキングが可能で、前荷重もかかり、制動距離も短くできている。



・・・気になるのはヘアピンからの立ち上がりで、黄姫がビート純正ファイナルであるにも関わらず、tsworks号(アクティファイナル)より優れている。
LSDの効きの差だろうか??




●2コーナー(=高速コーナー、30R)



↑これもGPSログのコース図をみると、黄姫がコース大外を使っているのに対し、tsworks号では真ん中あたりを走っているように見えるのだが、車載動画を見ているとそんなことはないので(アプローチを変えた記憶もない)、GPS誤差だろう。




先述のように、1コーナーからの立ち上がりで黄姫に出遅れたtsworks号だが、特にテンパー無しの方は、2速でも3速でも、グングンと黄姫の車速に迫っていき、最終的には同一車速に到達する。

「エンジンは黄姫より元気そうだ」と思っていたが、ログ的にも私の感覚は合っていたらしい。




●3コーナー~4コーナー(=高速セクション、20R-20R)





この、20R-20R 区間のボトムスピードが、ラップタイムの全てを決定付けてしまっているようにすら見えるほど、車速に差がある。

黄姫 >> tsworks号(テンパータイヤ無し) >> tsworks号(テンパータイヤ有)


テンパータイヤを積んだtsworks号が、テンパー無しの予選タイムより0.5秒ほど遅かったのは、テンパータイヤを積んだからではなく、この区間のボトムスピードが支配的。

この区間で、2枠目1回、3枠目1回・・・・と2回スピンしているので(・・・tsworksさん、ごめんなさい、、、)、テンパータイヤを積んで走った最後のフリー走行は、この区間をだいぶ抑えて走ったんだろうと思う。


tsworks号も、高速コーナー重視のアンダーセッティングなのだが(実際、ウデの差もめちゃくちゃデカいのだケド、鈴鹿フルでの1~2コーナーや、デグナーは神懸って速い)・・・・

20R-20Rは、黄姫では少しだけスロットルを戻せば攻略できたが、tsworks号はナーバスで、結構アクセルを戻さないと旋回できなかった。


横Gは黄姫が露骨に高いのだが、

「高いスピードで旋回したから横Gがデカイ」

のではなく、

「高い横Gに耐えるタイヤだから、高いスピードで旋回できた」

のだろう。


なぜなら、黄姫はこの車速でスピンしておらずtsworks号は黄姫より低い車速でも2回スピンしているのだから。


個人的にはこの区間(20R-20R)は、メカニカルグリップだけでなく、リア・ウイングによるダウンフォースの影響も大きいと思う。





●第2ヘアピンに至る直線区間



1コーナーから2コーナーにかけてと同様に、ここでもtsworks号の方がストレートスピードが速く、第2ヘアピンに至るまでの区間で、最高速は黄姫に追いついている。

tsworks号は、ボンネットもドアもトランクリッドも鉄だし、エアコンもオーディオも付いていて重いので、本当にエンジンが良いのだろう。


・・・適当に換算値でマッピングしたmistabhn製ROMも入っているのだが、ノックセンサとA/Fセンサを付けて、ちゃんとしたセッティングを行いたい。。。







●第2ヘアピン(=5コーナー)



解説をデッドコピーできるほど、1コーナーのヘアピンとそっくりの症状。


高いストッピングパワーで、奥まで攻めることができる黄姫と、フロント荷重がかからず手前から緩やかに減速が必要なtsworks号。

テンパータイヤをフロントに積んだtsworks号は扱いやすかったので、

「フロントタイヤ、ロック王」
「フラットスポット工場」

であるmistbahn号も復活したら、鈴鹿南やMLS、岡山国際のようにハードブレーキングでフロントロックを起こしやすいコースではフロントに錘を入れることを考えるべきかも。
(勉強になった)




第2ヘアピンにおける、黄姫の横Gがスゴいので、

「ひょっとして単純に旋回円半径が小さかっただけ?」

・・・と確認したが、旋回円半径は同じだった。


やっぱりSタイヤや、ワイトレが絶大な効果を発揮しているのだろう。




●第2ヘアピン脱出~インフィールドに向かう区間





・・・差異ナシ。

ただし、最終的にはストッピングパワーの差で、黄姫の方がブレーキングを奥まで我慢できている。




●インフィールド



↑最終コーナーのひとつ手前のコーナー(9コーナー、15R)のライン取りを、2017.07.30の烈ビートでは最終コーナー立ち上がり重視に変えた。




MLSでの烈ビート当日の夜にも

「(tsworks号は)アンダーセッティングだケド、インフィールドで振り回す上では扱いやすかった。」

と書いているが、事実、インフィールド区間でのタイムロスは最小限。





ただし、前述のように、最終コーナーのひとつ手前のコーナー(9コーナー、15R)のライン取りを、最終コーナー立ち上がり重視に変えた・・・・ため、

9コーナー、15Rのボトムスピードは、立ち上がり時にコース幅を使っている黄姫が高いのだが、最終コーナーのボトムスピートとそこからの立ち上がりは、tsworks号での2017.07.30烈・・・・が優れている。
(そして、これが正解)






おおよそ、烈ビート当日のブログに「所感」として書いたことが、ログでもそのまま確認できたので、今後、走りを改善する上では、自分の感覚を信じることができそう。


・・・というか、速く自分のビートでも走って、黄姫やtsworks号とのログ比較をしたい(T_T)。



ちなみに・・・・

私のビートもナローだが、tsworksさんのビートは、更にツラウチでナロー。


車載動画を拝見していて、ウデの差もあるのだが、ビート・ラジアルタイヤ・クラスで、私より上位だった4台は全てワイド↓









↑これはワイド?ナロー?


・・・・だったので、ワイドトレッドってやっぱり有効なのかなあ?・・・・と考えさせられた、今回の烈ビートだった。




●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら

Posted at 2017/08/07 02:14:59 | コメント(7) | トラックバック(1) | サーキット | クルマ
2017年08月05日 イイね!

【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 写真集11

【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 写真集11本日も休日出勤(>_<)
会社は社員旅行中なので一人だケド、昨日と違って土曜だから来客とか電話とかなくて仕事は進む。


ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30
ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 写真集2
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ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 写真集10

の続き。


2017.07.30 MLS(モーターランド鈴鹿)で開催された「烈」(今回は「烈 ビート+トゥデイ+フィット」かな?) の写真集、第10弾。

ビート、Sタイヤ・クラス、決勝編 Part.4(残り写真)。

ようやく写真集は完結!
(追ってログ解析、ブログアップ予定)





・・・今回は、膨大な写真点数だったので、撮影はともかく、編集とブログアップは大変だった・・・(でも自分なりに気に入った写真がたくさん撮れたので楽しかった)。


「烈 ビート+トゥデイ+フィット」かな?・・・の雰囲気や魅力が、参加されたことのない方々に少しでも伝わると良いなぁ。

・・・・で、今後の参加者が増えるといいなぁ・・・。



ギャラリーとして参加したワケではなく、私自身も出走者だったので、計画的に撮影をしたワケではナイので、結果として全然撮影しなかった車両、サワリしか撮影できなかった車両もあることを申し訳なく思います。

決勝レースはたくさん走行写真は撮影したんだケド、フリー走行はほとんど撮影しなかった。

なので、私が参加したビート・ラジアルクラスに参加したマシンはほとんど流し撮りできなかった。
(フリー走行では私はラジアルタイヤだケド、Sタイヤ枠で走っていたので、フリー走行時にシッカリ撮影していれば、ラジアルクラスのビートももっと撮影できたのだが・・・)

あと、いつものことながら、自分の運転するマシンを自分で撮影できないのは毎度のことながら歯痒いな・・・。




烈ビート MLS モーターランド鈴鹿 ホンダ・ビート Honda Beat

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烈ビート MLS モーターランド鈴鹿 ホンダ・ビート Honda Beat

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烈ビート MLS モーターランド鈴鹿 ホンダ・ビート Honda Beat


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Posted at 2017/08/05 12:17:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2017年08月04日 イイね!

【サーキット】【ビート】MLS 烈 2017.07.30 写真集10

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の続き。


2017.07.30 MLS(モーターランド鈴鹿)で開催された「烈」(今回は「烈 ビート+トゥデイ+フィット」かな?) の写真集、第10弾。


「烈フィット」。


・・・※計画的に撮影していないので、撮影車両のバランスが悪かったり、撮影できていない車両があったりしてゴメンナサイ。。。


烈フィット ホンダ・フィット MLS モーターランド鈴鹿

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烈フィット ホンダ・フィット MLS モーターランド鈴鹿

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・・・ぼちぼち、烈の写真集も編集作業シンドくなってきたんだケド、次回で完結予定。

写真編集よりもログ解析しないと。。。





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Posted at 2017/08/04 22:43:10 | コメント(0) | トラックバック(1) | サーキット | クルマ

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