2016年11月19日
国産車の大半が CVT車で、でもよく批判もされるCVTですが、アウトバックを所有するまでは、なかなかご縁がなくてずっとトルコンAT車ばかりでした。
過去に一度だけマーチを運転した事があって、そのときの加速レスポンスの悪いこと悪いこと…c(゚^ ゚ ;)ウーン なんだこの車はと思ったらCVT車でした。でも、アウトバックの試乗で、久々にCVT車を運転してみてビックリ。街中を普通に加速するくらいなら全然嫌な感じが無いし、むしろ、ATよりも加速が途切れずスムーズで好印象でした。
CVT車って、エンジンの回転数を低く一定に保とうしますが、これが運転手にはエンジンをそんなに回さなくても加速する(エンジンに力強さがある)ように、いい意味で錯覚させてしまう気がします。エンジンも高回転にならないので、静粛性にも効くし(高速走行時はちょっと違うでしょうけど)。
CX-5の 2.2Lディーゼルターボ+トルコン6速AT の方が、圧倒的なパワーがあるのに、アウトバックの2.5L NAガソリンエンジン+リニアトロニックの方が、アクセルを踏み出した時の力強さ感は上に感じるので不思議(ある程度スピードに乗ると、CX-5のディーゼルターボのもりもりしたトルクは凄いですけど)。
エンジンとっても回転数の急な変動が少ないので、効率的な気がします(回転エネルギーのロスも少なそう)
ただ、その分、 CVTは無段階変速を実現するためにベルト(リニアトロニックはチェーン)をプーリーでガッチリ押さえつけて、相当無理なことさせられてる、非常にかわいそうなユニットな気がします(笑)
プーリーとチェーンが滑るとプーリーが傷ついちゃうので、滑らないようにしないといけないし、変速比を変えるためにプーリー幅を変えてチェーンを動かしたり、とても非効率で、よくこんな矛盾してることを実現してるなと驚きです(笑) マニュアルモードで擬似的に段階的に変速できますが、CVTでそんなにガッとに変速比かえて、プーリーとかダメージって無いのかなって思っちゃいます。CVTの開発者はきっと相当な苦労の積み重ねで、ここまでのレベルにまで出来たんでしょうね。
アウトバックで街乗りしてる時に、タコメーターの動きを動画で撮ってみました。タコメーターあんま動かないので、驚くほど退屈でシュールな動画かできました(笑) 後半で、SI-DRIVEの各モードで比べてみましたが地味です(笑)
Posted at 2016/11/20 00:44:55 | |
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