さっぽろさんぽのブログ一覧

今年最初のブログです。
最初のマイカーだったNA(いわゆるユーノス・ロードスター)を降りてもう13年経ちました。
今のNBも愛着がありますが、自分にとってやっぱり永遠のナンバーワンは、NAロードスターなんですよ。
もし無条件でほしい車は何？と聞かれたら、私は即座に「初代ロードスター！」と答えると思います。次点はS30フェアレディZですけど・・・それくらい好きなわけで。

さて、今回はそんなNAロードスターの、いまだに手放せないパーツの話です。
タイトル写真のエンブレム、ロータスだと思うでしょ？いやいや、ユーノスなんです。パッと見たら、ロータスの昔のエンブレムと間違えるくらいよくできてます。
本家のロータスは「A C B C」(アンソニー・コーリン・ブルース・チャプマンのイニシャル)の4文字を組み合わせたロゴの下に、「LOTUS」と入るところを、このエンブレムは「Y I S J」(何の意味か不明)と「EUNOS」になっています。
「え～？バッタもんかよ！」と思われるかも知れませんが、当時の自分はロータス風を目指してドレスアップしていたので、これがメチャメチャ欲しかったのです。

造りもしっかりしています。金属製で厚みがあり、手に持つと重量感があります。
ところで、どこのメーカーまたはショップの製作だったのでしょうか？ロード&スター誌を見ると、ZOOMさんが販売していましたが、今はなき「ユアーズスポーツ」さんが作ったと聞いたような・・・。詳しい話をご存知の方がおられたら、教えてください。

現在でもZOOMさんが同様の商品(右)を販売しています。並べてみると、色味とフォントが違います。左は60～70年代のマーク、右は80年代後半以降のマークを狙ったもののようです。サイズも、左の方が5ミリほど大きいです。
ちなみに、これを通販で購入したお店の「ドロップヘッド」さんは数年前に廃業されてしまいました。初期のロードスターカルチャー？を支えた老舗だけに、なんだか寂しいです。

ついでにもう一つ。
このKGワークスさんのフューエルリッドもNAロードスター専用品で、手放せないアイテムの一つです。これも免許取る前、学生時代から欲しかったんですよ～。
自分のNAロードスターは、残念ながらサイドシルが錆びて穴が開いたため、泣く泣く手放しました(当時は青空駐車だったのです。)が、いつかはもう一度NAに乗りたい、という気持ちが心のどこかにあるため、処分できずにいます。ま、でももし身近なところにNA乗りの小僧がいたら、譲ってもいいかな？なんて。
KGワークスさんの話は、またの機会にでも。

これは今すぐどうこうしろ、って話ではありません。全然深刻な悩みではないのですが、クルマ好きな皆さんは、一度はこんなことを考えたことがあると思います。

今乗っている車に乗り続けるか、最新型に乗り換えるか、と。

私のNBは、今すぐ走れなくなるようなトラブルはなくて、外装もキレイキレイです。もちろん愛着もあります。
ですが、そろそろ10万キロを迎え、オイルのにじみやら、気になる部分がちょくちょく出始めてきました。2000年式だから、仕方ないよね～。

人によってはまだ10万キロ、と言われるかも知れません。でも、今後も乗り続けるなら、まだ部品供給が比較的安定しているうちにレストアをして、あと20年は乗れるようにしたいなぁ、と思うのです。
ロードスターは世界中にファンが多く、マツダも特別に大事にしている車種だとはいえ、これから本格的なEV時代が訪れることを考えると、果たしていつまで部品が手に入るか？という不安もあります。

実は私のロドは、過去に神奈川のRSアイザワ様で外装中心のレストアをしていますが、その時はまだ7万キロだったので、エンジンには一切手をつけなかったのです(ラジエーターは替えた)。
なので、今度レストアするなら、車の心臓と脳にあたる、エンジンとECUのオーバーホールをお願いしたいです。これに加えて、ロードスター定番のブッシュ交換なんかも含めれば最高ですね。

でも、その一方で、NDに乗りかえるという選択肢もアリかな？と思っています。

以前のブログで、母親に「リアシートのある車に乗り換えて」と言われたと書きましたが、それはいったん置いといて・・・父親からも乗り換えを勧められています。

父は元自動車整備士で、「古い車を維持するより、後継機に乗り換えた方が良い」、というシンプルな考えです。はい、正論だと思います。
例えばNBの致命的な欠点であるサイドシルのサビ問題などは、NCやNDで対策されているし、部品供給の面でも新しい方が絶対良いでしょう。

もしNDに乗っても、たぶん満足すると思います。カッコいいですから。でも、同時に後悔もすると思います。「なんでまだ走れるNBを手放したかなぁ」と。
逆に、あのときNDに乗り変えていればなぁ、というパターンもあるでしょう。

さぁどっちがいいかな？と迷いながらも、やっぱりNBを維持して行くんだろうな～なんて言っているうちに、NEロードスターがデビューしたりして。
まあ結局、僕が選ぶのは、やっぱりロードスターという車なんですけどね。

今年のベストショット↓。5月某日、千歳市郊外にて。

行って来ました、帯広陸運支局。
帯広に引っ越したので、ナンバープレートも札幌から帯広のナンバーに交換しました。
皆さんは引っ越ししたらナンバーって変えてます？前に住んでいたアパートの近くに、何年も札幌以外のナンバーのままの車を何台も見かけていたので、変えなくてもいんじゃね？と思いますが、自分は根が真面目なもので、変える手続きをとりました。

・・・と書くといかにもサクッと変更しました的な感じですが、実際は波乱万丈、メチャクチャ面倒くさかったです。ま、自分が要領良くないのと、体当たりでチャレンジしたので、本当はもっとスムーズに行くのかもしれません。
なお、希望ナンバーや字光式ナンバーという選択肢もありますが、私は3年後くらいにまた札幌に戻るので、特にこだわりませんでした。

以下、私のナンバー交換までの全ての流れです。

①まずは市役所に転居届を提出。車あるなしに関わらず、これは必須！
(ここで、住民票の発行できるまで一週間かかると言われた)

②一週間後、住民票を発行してもらう。

③車庫証明をもらうため、警察署に住民票を持参。ここで、アパートの管理会社に駐車許可の証明をもらう必要があると言われる(私の場合はアパートのオーナーさんに一筆書いてもらう)。

④オーナーさんに電話して、用紙を取りに来てもらう。

⑤オーナーさんから記入してもらった用紙を頂く。

⑥住民票と↑の用紙を持って再度警察署に出向く。
無事、車庫証明書を発行してもらう。

⑦陸運支局へ車検証と車庫証明を持って行く。
ここで、私の車が車検証上で所有者が北海道マツダ様になっているため、所有者を私に変えなければ手続きが進まないと言われる。(なにィ～！？←キャプテン翼風)
んでもって印鑑証明と実印が必要だと言われる(スンナリ行きまへんなぁ)。

⑧マツダ様に、所有者を変更してもらうための書類を送ってもらうように電話する。
書類の内訳は、譲渡証明書と委任状とマツダ様の印鑑証明書(この手の依頼にはマツダ様も慣れているようで、「あ、所有者変更の書類ですね。ハイハイ送りますね～」的な感じでした。もちろん、すでにローンは完済しているので、私が所有者になるのは問題ないッス)。

⑨市役所で印鑑登録して印鑑証明書を発行してもらう。

⑩マツダ様から書類が届いたので、車庫証明、車検証、印鑑証明書、実印、譲渡関係書類を持って再度陸運支局へ

⑪↑の書類一式プラス陸運局で記載する書類1枚をあわせて窓口に提出。このあと、印紙購入のため隣の建物と行き来して、やっとナンバーを渡される。
ちなみにナンバープレートは、あらかじめ陸運支局にストックがあり、手続きを完了した人に順番に渡しているみたいです。


晴れてナンバー交換までこぎつけたロド。ナンバーを外した貴重な写真。

ところで陸運支局の職員さんは、封印の外し方を全然教えてくれませんでした。一瞬、「え？どうするの？」と思ったものの、確かマイナスドライバーで穴が開くとか何かで見た気がするので、とりあえず突っついてみる。
何回か力を込めて突っついたら、穴があきました(そんな簡単に穴は開きません。意外と硬かった)。

↑役目を終えた封印。


はぁ～やっと帯広ナンバー化完了。
ちなみにネジ止めしたあとで、職員の方が秒で封印をしてくれました。(封印するとこを見てなかった・・・)

余談。
あのですねぇ、市役所も警察署も陸運局も、平日しか業務を行ってないじゃないですか～。転居後15日以内にナンバーを変更すべし、とか仰いますが、はっきり言って無理です。せめて土日にオープンしてください。
普通の会社勤めの人は、仕事中にそんな時間取れません。自分の場合は幸い市役所と警察署が職場から近いので、昼休みに行きましたが。さすがに陸運支局は車を持ち込まないとダメなので、会社の人に断って朝イチで行きました。

それと、手続きが煩雑すぎ！一体何回俺の名前と住所書かせるのさ？こんな手続き本当に必要なの？EVが自動運転する時代になっても、お役所の手続きはハコスカの頃からなんら変わってないのでは？完全オンラインとかでできないものかな？

少々疑問の残るナンバー変更でした。
一度経験したので、札幌に戻った時はもっと簡単に行けそう。

前回のブログでも記したとおり、札幌を離れ、今月から帯広に移り住んでます。
自分にとって、帯広はまったくの未知のエリアです。知らない町で暮らすというのは正直不安です。しかし初めて訪れる場所ばかりなので、毎日が冒険気分でとても新鮮な日々を送っています(今も近所で迷うので、Googleマップは手放せないですね)。

さて、引っ越しのゴタゴタも一段落つき、今日は帯広に住居を構えて初のドライブです。
いきなり阿寒湖か釧路湿原でも行こうかな～と考えたものの、土地勘がないし、熊さんに出会ったらどうしよ！？と心配になったため、まずは近場の観光名所を選びました。
行き先は、池田町のワイン城。帯広からは片道で一時間もかからないところです。

ワイン城は、テレビや観光雑誌などで昔から知っていました。中世ヨーロッパのお城のような施設内で、ワインの醸造から販売まで行っています。

札幌近郊だと余市町もワインで有名ですが、さらに寒冷な土地柄なので、ワイン造りには計り知れない苦労も多々あったことと思います。今も実際にこの施設内で醸造しているそうで、地下の貯蔵庫からはほんのりいい香りが・・・。

池田町は、ドリカムの吉田美和さんの故郷ということもあり、敷地内にはドリカムの記念館も併設されています(内部の写真撮影はNGでしたが、はぁ～、感動しましたよ・・・)。
自分は特にドリカムファンというわけではないですが、中学高校時代にラジオやテレビの音楽番組に夢中だったので、90年代の曲ならだいたい知っているつもりです。ちなみにワイン城のBGMはドリカムの曲をオルゴールにアレンジしたものでした。


で、無事新居に帰ってきたロド。ここでもちゃんと屋根つき車庫なんですよ～。
帯広暮らしは3年くらいかと思います。縁があってせっかくこの土地に来たわけですから、道東をいろいろ回ろうと思います。
それと、ロドをメンテナンスしてくれるお店を探さなきゃ、ですね。まずは地元のマツダディーラーにでも行こうかな？

人生初、日勝峠を越えて道東十勝に行って来ました。
北海道に住んでいるのに、意外なことに道東に行くのは初めてで、しかも観光ではなく、新居を探すためなんです。
実は社内の異動で道東十勝・帯広に転勤になりまして・・・。札幌を離れることになりました。

道外の皆さんは「なんだ近くじゃないの」と思うかも？ですが、札幌帯広間は200キロ離れているので他県への引っ越しといった感覚に近いと思います。

さあ引っ越しとなると、普通の方は職場までの距離や駅チカかどうかを気にされますよね？
私の場合はまずロードスターを停める環境を第一に考えました(みんカラユーザーさんなら共感してもらえるはず)。
まずシャッターつき車庫に入れたい。雨風と紫外線も大敵ですが、オープンカーにとってはセキュリティ面でも青空駐車は避けたいものです。実際、今現在私はクルマを車庫で保管しているので、条件を変えたくありませんでした。
事前に不動産屋さんのサイトで何軒か車庫つき物件をチェックして、休みの日にロドに乗って帯広まで確認して来ました。

ネット上の画面で見ても、入れやすいかどうかは実際にクルマを入れなければわからないものです。例えば車庫前の段差。確度や高さによって下回りを擦る可能性があります。

↑この物件はちょっと危険なのでやめました。(実際、下をこすった・・・ロドごめん🙏)

それと、車庫内の傾斜。シャッター開けたら半地下でスロープがついていると、これもガリガリ擦る危険があります。

自分のクルマはマッドガードがついているので、ここも要チェック。てかあまり必要ないパーツなので外してもいいかも。
4件回ってなんとか良さげな物件は見つけました。必ずしも理想の車庫ではないものの、まあ許容範囲かな？と言った感じです。
なんとか車庫は確保したので、ひとまずホッとしました。
これからしばらくは帯広住まいになりますが、みんカラネーム「さっぽろさんぽ」はそのままにします。いずれ帰ってくるし。(帰してくれるよね？)

仕事の不安はあるものの、前向きに考えれば帯広を拠点に道東の観光名所を回れるのは楽しみです。