シフトリンケージのピロ化を行ってみました。 まささんのブログの記事を読んでて、「これイイじゃない!」とセントラルバレーさんからキットを購入して早速装着!左記がそのキットになります。(お値段はセントラルバレーさんに聞いてみて下さいね)セット内容は上段右側からピロボールx2個、ガイドチューブフロント側固定プレート、ブッシュx2個、中段加工済みシフトレバー、下段ガイドチューブ1本になります。 このキットのキモは、ずばり「ガタ」を無くす事です。ここでガタの一例を下記に挙げてみます。これはマニュアルミッションのインプットシャフトに繋がっている部分のブッシュなんですが、本来なら丸穴なのに、長年の使用で長穴になってしまっていますすので、キット内のブッシュに交換する事によって、この部分のガタを無くします。 次にシフトレバーの位置を決定するガイドチューブ両端をピロ化します。下記は純正のガイドチューブなんですが、この先端部分には樹脂製のジョイントが入っており、やはりこの樹脂製ジョイントが擦り減りガタが出ます。さらにこの樹脂製ジョイントは多分単体でパーツが出ていないと思いますので、ガイドチューブはAssyでの交換になるんでお高いです。なお樹脂製ジョイントが経年変化で割れてしまうと、このガイドチューブが落下しシフト操作が出来なくなりますので予防にも一役買っているキットです。(画像奥のシルバーの棒は強化スタビです)←画像中央が樹脂製ジョイント ←シルバーの棒は強化スタビ このガイドチューブの両端に樹脂製ジョイントが装着されている訳ですが、上記画像の反対側の画像がコレ。既にピロボール化してます。ここまでの3箇所の「ガタ」を無くす事によって、シフト操作のガタを無くし、ソリッド感を向上させ、結果的にシフト操作の間違えなどを無くす訳です。 んで気になる効果なんですが、確かにソリッド感の向上が感じ取れます。また2速などにシフトダウンする時、いつもよりスコンと入る感じが有るのが嬉しいです。さらに両端のピロボールのネジ部を調整する事により、シフトノブの位置を変更する事が出来るので、シフトノブを少しだけ後ろに下げて5速への変速をやり易くしました。(5速は遠いですからね)今までこんなキットは無かったので、古くなってきた964を維持するための嬉しいキットだと思います。