930用のチューニングROMの新バージョンが完成しました!
既に試作ROMを試して頂いている方、そして第2段テスターをご希望して下さった皆様、お待たせしてしまいまして大変申し訳ございませんでした。
新バージョンまで期間が開いてしまいましたので、今一度、下記のテスター特典&条件をご確認の上、今後もテスターをご希望する場合はお手数ですがメッセージをお送り下さい。お返事を頂いた方から順次新バージョンをお送りさせて頂きます。
なおテスター特典とテスター条件は下記の通りです。
テスター特典
1) 費用はバージョンアップ時に古いROMを返却する際の送料だけ!
2)モニター終了後は、そのままチューニングROMを差し上げます。
3)今後のバージョンアップも永久無料です。(^-^)v
テスター条件
1)89年式の930のオーナーの方
2)お乗りになって数年経過している方
3)良く乗られる方 (平均で週1回以上乗る方)
4)チューニングという行為のリスクを理解している方
5)ある程度の整備をご自分でできる方
6)ノッキング音を聞き分けられる方、そしてその時の対処法をご存じの方
7)自己責任で試せれる方
8)試作ROMの返送料金を自己負担できる方(メール便で200円程度)
新条件
9)ROM到着後、1ヶ月間は週1回はインプレッションをお送り頂ける方
特に前回と違った感想が無い場合でも、その旨を1行でも構わないので
ご連絡して頂ける方
なお現モニターさんからの再確認が取れない場合、インプレッション数をある
程度確保したいので、新モニターさんの募集を行います。
そのため、もし新規モニターを希望されたい方もメッセージをお送り下さい。
定員に達さなかった場合はこちらからご連絡させて頂きます。
最近ホットワイヤー化したダイブル号ですが、当初はレスポンスが上がり喜んでいましたが、最近「違和感」を感じるようになってきました。そこで今回はAFCimpについて書いてみます。多分長文になるのでご注意下さいませ~。(^-^;
さて930や964をホットワイヤー化するためには、現時点ではAFCimpが必ず必要になります。
これはホットワイヤーとポルシェ純正フラップ式エアフロの『出力電圧の差』を埋めるための絶対条件なんです。
AFCimpは皆さんご存知の通り、任意の回転数で燃料を自由に増減できます。
チョンチョンチョンとボタンを押してやれば直ぐに増減ができるんです。これはとても便利ですね~。カタログを見てもとても凄い便利な装置だと感じますよ。
AFCimpはI~Ⅲまで3種類ありますが、設定できる回転数の数やディスプレイが違うだけで基本的に同じ働きをする装置です。
ではなぜ燃料が増減できるのでしょうか?
それはAFCimpが内部でエアフロの出力電圧を操作して、電圧自体を増減しているからなんです。
例えば10%の増量セッティングをしたとします。
するとAFCimpはエアフロの出力電圧を10%高く出力します。
※確実に10%分の電圧が高く出るかは測定しておりませんので、あくまでイメージとしてお読みください。
画像も加えてご説明しましょう。画像は964のROMの燃調マップ、点火時期マップの一部分を抜粋したものです。
横軸がエアフロの使用率で、16%というのはエアフロの出力電圧が16%の時をあらわしています。縦軸はエンジン回転数になります。例えばオレンジ色の70という数字は、1760回転でエアフロ使用率が16%の時に70という量のガソリンを噴射する。という意味にになります。
それでは1760回転の時にAFCimpで10%増量セッティングしてみましょう。
10%増量セッティングのおかげで、16%の箇所(噴射量70)から10%分足した26%の箇所(噴射量71)をコンピュータは読みに行きます。
ここでアレッと不思議に思いませんか?
AFCimpで10%増量したつもりでも、実際の燃料噴射量はたった1ポイント分しか増えないんです。
次に4000回転の所を見てみましょう。
21%の箇所だと76という噴射量ですが、AFCimpで10%増量すると31%の箇所になりその場所の数値は7D(16進数)となり、さっきは1ポイント分だけだったけど今度は7ポイント分増加しちゃうんです。
おかしいですね~。AFCimpでは同じ10%の増量セッティングでも、実際に増減される数値は回転数によって変わってきてしまうんですね~。
でもまぁ、程度はどうであれカタログに載っているように燃料の増減は行われていますので、これはそれ程大きな問題ではありません。本当の問題は、AFCimpは燃調だけではなく、意図しない点火時期の変化(進角/遅角)が発生してしまうという事なんです。
画像下側の点火時期マップの1760rpmのラインを見てください。
点火時期マップも燃調マップと同じようにエアフロの出力電圧を横軸に使っています。そのためにAFCimpで10%増量しちゃうと、点火時期も動いてしまうんです。
点火時期マップの1760回転のところを見てみましょう。
緑色の16%の数値は3Bです。そこから10%足した26%の数値は4Bで16ポイントも点火時期が進んでしまいます。 「おっ、ラッキーじゃん」と思われるかも知れませんが、これはラッキーでも何でもなくて「困った」現象なんです。
例えば1760回転では16ポイントも点火時期が進角してしまいますが、この場合激しいノッキングの恐れもあります。
また4000回転の所では、56から4Dと9ポイントも点火時期が下がってしまい、パワーダウンは免れません。
AFCimpを装着されている方は、ぜひこれらの事を念頭においてセッティングしてください。
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