先日のチューニングROMの
高回転部を拡大して比べてみましょう。
左がカップROM,右がVer3.8です。
カップROM(左側)
レブリミットに向かってトルクライン(青線)が落ち込んでいるため馬力ライン(緑線)も伸びが鈍化してしまってます。
このトルクの落ち込みが大きいと、レッドゾーンまで回してもパワー感を感じれずにただ回っているだけの印象を感じてしまいます。
これはカップROMが悪いのではなく、多かれ少なかれ最大トルク発生回転数を越えると徐々にトルクカーブが下降していくのが普通です。
当方のVer3.8ROM (右側)
レブリミットまで
トルクライン(青線)がフラットに伸びているので
馬力ライン(緑線)も最後まで上昇を続けています。
これによりレブリミットまで回しても、最後までパワーが付いてくる、パワーを感じられるセッティングになってます。
パワーチェックを行うと、最大馬力や最大トルクばかりに目が行きがちですが、
数字だけでは分からないエンジン特性が分かるので大変参考になります。
Posted at 2010/05/02 16:48:11 | |
トラックバック(0) |
ROMチューニング | 日記