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ダイブルのブログ一覧

2013年08月22日 イイね!

お盆は整備三昧♪ ~その3:IGコイル交換、端子磨き、エンジンカバー修理~

お盆は整備三昧♪ ~その3:IGコイル交換、端子磨き、エンジンカバー修理~

5月にデスビキャップ&ローターを変えました。
そして今回、タペット調整&プラグ交換ときたら、残るはIGコイルの交換っすね。

とりあえずこの964では2回目の交換です。
今回はこいつは1本7350円でした。
当然BOSCHブランドなんですが、ポルシェ純正品だと幾らになるんでしょうね・・・。倍ぐらいになるのかな~。

エンジンルームの中に鎮座しているだけにしては外観がくたびれてますね。
左が新品、右が今回取りだしたIGコイルです。




ついでに各種端子を磨いたり、エンジンルーム内の防水コネクタ内の端子に接点復活剤を軽く噴いておきました。
あと画像は有りませんが、IGコイルを交換したついでに、イグナイターの裏にカッパーペーストを薄く塗り、ヒートシンクとの密着を高めておきました。
こういうチマチマしたことやっていると、ホント時間がドンドン過ぎちゃいますね・・・。




お次はコレ。エンジンカバーの修理。
エンジニアプラスチック製のエンジンカバーがボロボロになって、ナットがもげちゃってました。


こんなの直るの?と思う方もいらっしゃると思いますが、見た目を気にしなければボルトが止めれるぐらいの強度は十分出せるんですよ。

まずは高強度・高耐久性の瞬間接着剤をファイバーに染み渡るように塗り込みます。



形を整えて、この上からさらに垂らします。
滴り落ちる程度で丁度イイです。
瞬間が手に付きまくってますが、気にしない。(笑)
ただ普通なら瞬間接着剤をこんなに付けたら固まりませんよね・・・。


でも大丈夫。
こいつをシュッと吹き掛けるとアラ不思議。瞬時に固まっていきます。
コレ、瞬間接着剤の硬化剤なんです。
アクセラレーターとも言いますが、1本御家庭にあると重宝しますよ。
下に垂れてしまっている所は、この硬化剤を吹き掛ける前に拭っておきます。



ハイ、固まりました♪
この後にさらに瞬間接着剤が盛り上がる程度まで厚くして(裏表両方とも)、最終的にヤスリで馴らしてます。
前記の通り、見た目を気にしなければボルト締めOKです。


ちょうどグラスファイバーをレジンで固めるのと同じ事なんですが、こちらの方が断然早くて手軽です。まぁ強度や耐久性では負けるかも知れませんが、また壊れたら瞬接垂らしてシュッとやればいいんですから。(^-^)

あと注意点としては、
1.ボルト穴に瞬間接着剤を流してはダメっすよ。ボルトが入らなくなります。
2.十分脱脂して下さいね。パーツクリーナーで綺麗にして乾かせばOKです。
  オイルなんかが付いていると強度が出ません。

今回はボロボロになりながらもナットの回りのファイバー部分が残っていましたが、もしそれも無くなってしまっていたら、ホームセンターでグラスファイバーを買ってきて補填してあげれば同じように直せますよ。(^-^)v

Posted at 2013/08/22 20:54:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2013年08月22日 イイね!

お盆は整備三昧♪ ~その2:タペット調整、ベルト交換、ACガス補充~

お盆は整備三昧♪ ~その2:タペット調整、ベルト交換、ACガス補充~

964のバルブクリアランスは0.1mmですが、たまにしかやらないので感覚を忘れてしまいます。


ということで、まずはマイクロメーターでその感覚を思い出し、実車では若干きつめに調整しました。



こちらはベルトプーリーを留めているボルト。
過去2回ほどこの場所のボルトを折っているので、ベルト交換2回に1回の割合で新品ボルトに交換し、さらにカッパーペーストを塗ってから締めています。


こちらはハイドロカーボン系のエアコンガス、COLD134です。
このCOLD134はR12系のエアコンシステムに使用できるとのことなので入れてみました。
もしコンプレッサーが壊れたら・・・、中古品でも入手して交換しましょう。



僕の964は徐々にガスが抜けているのですが、今回測ってみたら低圧側1.2kg、高圧側が7.5kgぐらいでした。これじゃぁ冷えなくて当たり前ですね・・・。

当日は気温34度でしたので、ちょい高めの低圧2.5kg、高圧13.2kgぐらいまで充填。

ちなみにこのCOLD134、R12の約2本分の冷媒が入っています。
お値段は1000円ですので、R134aに近い値段でお得です。

今回は2/3缶ぐらいで上記圧力になりましたので残りは次回まで取っておきます。

このCOLD134の缶は、カセットコンロの缶のような栓がついているので、こういう時は有り難いですね。

Posted at 2013/08/22 01:22:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2013年08月20日 イイね!

お盆は整備三昧♪ ~その1:ロッカーアームシャフトが飛び出てるぞ~

お盆は整備三昧♪ ~その1:ロッカーアームシャフトが飛び出てるぞ~お盆休みは整備三昧だったんですが、色々と有りました。
一番ビックリしたのがコレ!

ロッカーアームシャフトが飛び出ちゃってます。(笑)

他のところも画像程ではないですが飛び出ているところや、偏ってしまっているところが何か所も有りました。


実はエンジンを下から覗くとシリンダーの空冷フィンからオイルが滲んでいたんですが、これが原因だったようです。

とりあえず全ロッカーアームシャフトを増し締めし、念のためロッカーアームシャフトのところに液体パッキンを塗っておきました。

以前ポルシェ専門誌でミツワのメカさんがこの部分に液体パッキンを「指」で塗っている場面を見たことがあるのですが、自分で塗ってみて「指」が一番塗り易いことが分かりました。

ついでにロッカーアームを外したんですが、バルブと当る部分に少し磨耗痕があるような感じ・・・。
うん。見なかったことにしましょう。(笑)



今回、プラグは「BRISK」を使います。
以前、BRISKを販売していた方に「使ってみてください。」とタダで頂いたんですがようやく使う時がきました。



今まではDENSOのイリジウムタフ VK22を使ってたんですが、イリジウムタフは一応10万キロの寿命を謳ってます。
しかし外したプラグを見ると10万キロは持ちそうも無いですね…。
せいぜい5万キロ、美味しいところは3万キロぐらいかな?って感じです。

あとついでにタペットカバーに加工を施しました。
これはムラタチューンさんのブログで仕入れたネタです。
通常はここに隔壁が有るんですが、この加工を施すことによりロッカーアーム回りのオイル潤滑が向上するらしいです。


グラインダーでおおざっぱに削って、あとはシコシコとペーパーで仕上げました。
僕のは90年式なのでタペットカバーはマグネシウム。
おかげで金属とは言え、比較的楽に削れました。
Posted at 2013/08/20 21:12:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年08月20日 イイね!

折れたボルトを抜く工具

折れたボルトを抜く工具ドリルアウトって工具知ってますか?

プロ・アマ問わず、車の整備をやっていると一度や二度はボルトを折ってしまった事があると思いますが、折れたボルトが簡単には取り出せなかったら皆さんならどうします?

通常ならエキストラクターってことになるんでしょうが、あれは折れる事が有るので僕は嫌いです。

ということで今回、このドリルアウトを使い、折れたボルトを比較的簡単に、失敗無く抜き取る事ができましたので御紹介いたします。

さてこのドリルアウト、ドリルとエキストラクターが1本になったような工具なのですが、最大の特徴は折れたボルトのセンターに穴を開けられることなんです。

その理由はこの特徴的なドリルの先端にあります。
この刃先のおかげで、ドリル穴がセンターからずれても途中で修正できるんです。


これは今回取り外した折れたボルト。
太さはM6のスタッドボルトで、場所は964のアンダーカバー取り付けで1本だけスタッドボルトがブロックから出ているあの箇所です。


アンダーカバーを外しているとこのボルトがニョキッと飛び出した状態になってしまうんですが、縁石にぶつけたのか少し曲がっていたので直そうと力を掛けたらポキッと折れてしまったんです。

使い方は下記のインストラクションビデオをご覧になってください。(^-^;


他にはクイックセンターという工具も有ります。


こちらは使った事はないのですが、ボルトのセンターに穴が開け易いようになっています。

これら特殊工具の出番はめったに有りませんが、有ると無しでは雲泥の差です。
少々高い工具ですが、どちらかを持っていても損は無いと思います。

※普通のエキストラクターはマジで止めておいた方が無難です。
 ボルトに開けた穴の中でエキストラクターが折れると、その後が本当に大変ですから・・・。

Posted at 2013/08/20 00:52:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月08日 イイね!

ドアハンドルの清掃とドアロックの修理

ドアハンドルの清掃とドアロックの修理本日所要で出掛けた際に左ドアから荷物を取り出し、ドアを閉めると
「ガコンッ」
とドアが跳ね返される感じでドアが閉まらない・・・。
ちょうどシートベルトを挟んだときのような感じ。でも何も無い。

試しに何度かドアを閉めてみたんですが、その度に「ガコンッ」というソリッドなショックが発生しドアが閉まらない。
とりあえず出先だったのでドアをガムテープで貼って帰宅。(笑)

なぜ閉まらないかを運転席と比べてみるとその理由が分かりました。

①まず下記画像。これはドアを解除した時のドアロック位置です。
  ここには問題がありません。


②次にこのロック部分を回してみると下記の位置でカムロックされたような感触があり、ドアノブを握らないと、もう上記の位置には戻りません。
でもここも運転席側との違いは有りません。



そして下記は最後の位置。ドアが閉まっている時の位置です。


この位置で運転席側との違いが出ました。
正常な場合は、この位置で2度目のカムロックされる感触が有るんですが、助手席側ではカムロックされたような感触が無いんです。
そのため手で簡単に②の状態に戻ってしまい、ドアが閉まらない。ということが分かりました。

それでは・・・、ということで下記はドア内部ドアロックの画像。
サッシが縦断しており、肝心な部分が見えませんが、手で何度か動かしているとだいたいの構造が分かってきました。


正確なパーツ形状ではないですが、だいたいこんな感じ。(笑)
上記は1段目のカムが赤パーツにロックされている状態です。
青パーツには山が2か所有るので、青パーツが時計回りに回されると左の2段目のカムがロックされる。という構造です。

赤パーツはスプリングに引っ張られているので、青パーツの山(カム)が来ると自動的にカムを捕捉(ロック)するんですが、どうも赤いパーツの動きが渋くて2段目をロックできないみたい。

そこでラスペネ攻撃!!!

「波動砲、発射~~!」(すみません、ヤマトのリメイク見ているんで、つい・・・)

と、ラスぺネをブチュブチュブチュと噴射すると、摺動部にラスペネを回す事ができたのか2段目のロックができるようになりました。

あとは手探りでグリスを塗っておしまい。

ちなみに1枚目の画像はついでの作業でドアハンドルを綺麗にした後の画像です。

ドアハンドルの内部は、めちゃくちゃ汚いっすよ~。
埃?砂?ドロ?が混じり合って、グチャグチャです。(笑)
清掃後はとても軽くなったことを付け加えておきます。

~追記~
ドアロック内部の画像を見つけました。
巻きバネが付いている部分が上で説明してた青パーツです。
Posted at 2013/06/08 02:14:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | ポルシェ整備 | 日記

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