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セラフィム2501のブログ一覧

2016年10月10日 イイね!

七瀬ふたたび

七瀬ふたたび筒井康隆さんのSF小説「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」は独特のフェロモンがあるのか、何度が映画やドラマやアニメ化をされています。

時をかけたり、テレパシーがある特殊能力を持った女性の物語は古今東西何かしら人々の心の琴線に触れるのでしょうし、映像化との相性もきっと良いのでしょう。

もちろん僕も大好きです。

という、「七瀬ふたたび」とか「時をかける少女」の話ではなく「相川七瀬」さんのアルバムの話です。







相川七瀬さんは誰がどう見ても気の強そうなドヤンキーに見えますし、僕のような真面目だけしか取り柄のない人間は恐くて近寄れないタイプですが、実は大好きだったりするのです。







アルバム「Treasure Box -Tetsuro Oda Songs-」を見つけたのでレンタル屋さんで借りてみました。







懐かしい曲ばかりでテンションが上がりまくるアルバムです。







豪華なゲストボーカルも聴きどころ満載です!







相川七瀬姉さん、確か子供がいましたよね?
一体いくつなんでしょう?







オススメは大黒摩季さんの唄「チョット」です!

シビれました。
気になる方は是非レンタル屋さんに走りましょう!








Posted at 2016/10/10 18:23:18 | コメント(19) | トラックバック(0)
2016年10月07日 イイね!

けいよん! 08:Corner「だから、チューニング」

けいよん! 08:Corner「だから、チューニング」「嫌いなものは嫌いなんだよ!」 NANA:Cornerの2か月前のいつもと何一つ変わらない昼休みに「あの小生意気なS660に乗った女(ローズ・ゴースト)をぶっ倒すには何かクルマの基本性能を上げないといけないわね!」
と突然本田美都は自分の腕を棚に上げてクルマのせいにしだした。






「とにかく、ローズ・ゴーストのお尻に張り付けるくらいのチューニングが私のビートに必要だわ‼︎」と美都は鼻息を荒げ熱く語っている。




(鼻息の荒い本田美都)




「基本性能を上げるってどうするの?」
と、ローズ・ゴーストには敵対心の欠片もないむしろ好意的な鈴木千野がお団子を頬張りながら話を聞いている。


(大脳の思考回路の七割はお団子に占拠されている鈴木千野)




「うーん、そうねえ〜。ねえ、ヒロアキ、何か良いアイディアない?」
不動ヒロアキは本田美都の幼なじみでいつも何故かPUMAの鞄を持ち歩いていてその中身は実はプレイステーションで、隙あらばそこら辺のモニターに有線で繋ぎグランツーリスモをやり出す熱血なクルマ好きだ。
フロントにトルセンLSDが入った三菱FTOを買うために貯金をしていて虎視眈々と程度の良い個体を探しているくらいの男で趣味はNゲージである。


(機動戦士ガンダムシリーズで一番面白いのは「Zガンダム」だと確信している不動ヒロアキ)




「チューニングか……。そうだね、ホンダのタイプRみたいに軽量化とかどうかな?ブレーキの負担は減るし、コーナリングの限界も上がるし、燃費も良くなると思うよ」

「軽量化ってどうやるの?」と千野も少し興味が湧いてきた。

「素材を軽いものに交換かな?マフラーをチタンにしたり、ボンネットをカーボン製にしたりとか??カッコも良くなるし!」

「高いんでしょ、それ?」と美都が聞く。

「パーツ代、10万円は超えるのかな?良く知らないけど……。グランツーリスモでしかやった事ないし。あっ、オレのグランツーリスモのFTOの最強だよ!乗ってみる?(ゲームの中で) ちょっとだけでも乗ってみてよ!」

「10万かあ〜。却下ね!」
と美都はグランツーリスモは軽く流した。
女子高生にそんなお金はない。

「うん、却下だね‼︎」と千野も同意しながらグランツーリスモを無視する。






チャイムが鳴ったので三人は机に戻った。
柔らかな午後の光を浴びてる教室のカーテンがヒラヒラと軽やかに風に揺れている。






千野はお団子まで食べ過ぎて重量化しお腹がパンパンにはち切れそうだが、軽量化したヒラヒラと軽快なカプチーノを妄想してみた。






「悪くないな〜。放課後、美都の整備工場によってAZUさんに相談してみよっと…」





放課後……


「はあ?チューニング?軽量化???」
元ヤンキーなAZUさんの片方の眉が吊りあがりました。






「あ、はい!AZUさんならどんなチューニングするかな?って思って‼︎」
と単刀直入に千野は聞いてみる。

「千野、バンザイしてみろよ」

「えっ?バンザイですか??」

「そうだよ、早くしな」

「あっ、はい………」

とバンザイしたらいきなりAZUが脇腹をつまんだ。

「ちょ、ちょっと、AZUさん、何するんですか?」






「こんなに要らねえ余分なもんが身体についてんだ。まずはテメエの身体を軽量化しろ!お菓子をガブガブ食うな‼︎ クルマの軽量化はそれからだ‼︎! 今から美都と一緒に整備工場の周りを全力で三週走ってこい‼︎‼︎」

「あたしもッスか?」と軽く巻き添いになった美都は抗議するが、松田AZUの言葉は絶対だ。


「おめえもだよ!さっさと走ってこい‼︎」
二人は渋々ランニングさせられます。














「ハア、ハア、ハア、ねえ、美都……、AZUさんって彼氏いるのかな?」

「いるわけねえだろ!あんなオンナに付き合える男なんていないよ‼︎ 大体なんで私まで走らされてんだよ?アンタが昼休みにたらふくお団子食べたからこんな事になってんだろ!?少しは猛省しろ!」







「………美都も一個食べたじゃん!」

「あたしはそこまでぷよってねえわ!」

「え〜?ホントですか、美都さん〜??」






「お、お、女はこれくらいぽっちゃりが可愛いんだよ!………か、可愛いんだけどローズ・ゴーストをぶっ倒すにまではダイエットしよう!な、何せタダの軽量化だからな‼︎」


つづく!

















Posted at 2016/10/07 19:20:05 | コメント(18) | トラックバック(0)
2016年10月04日 イイね!

「嫌いなものは嫌いなんだよ!」 NANA:Corner

「嫌いなものは嫌いなんだよ!」 NANA:Corner「薔薇色の幽霊」 けいよん! 06:Cornerの2ヶ月後、楓の葉が舞い散る秋の日にイギリスからの「帰国子女」が紅く彩られた並木道を愛猫と共に歩いている。
私立ラファエル高等学校に転校するためだ。
「文化」も「風習」も国境は越えないので、帰国子女の転校生は日本の学校に自分の飼っている黒猫を連れてきてはならない事は知らない。
そもそもイギリスの高校に動物を連れて登校出来るところがあるのかどうか甚だ怪しいが………。






初めての学校、初めての教室に転校生は少し緊張しながらも担任のぴよ八先生に促され自己紹介をした。
「ハジメマシテ。ワタシは香鈴NANAです。そしてこの猫はバラキエルです。バラキエル共々ヨロシクお願いしマス!」







柔らかな陽だまりの中で変なイントネーションで日本語を話し、屈託なく笑う「香鈴NANA」の肩には風に舞い踊ってた紅葉が乗っていた。







しかし転校生を紹介するぴよ八先生は香鈴NANAの愛猫に恐怖していた。







ぴよ八先生は人間とひよこのキメラなので細胞の中にはヒトゲノムとひよこゲノムが混在する。
ひよこゲノムには「ネコは天敵」という遺伝情報が刻まれているので、ぴよ八先生は本能的にネコが苦手だし、ひよこだけに「鳥肌」が立つのだ。




香鈴NANAは帰国子女だから遺伝子的には日本人だが生まれてずっとイギリスで生きて来たのでアイデンティティーはイギリス人に近い。
「奈々」という名前なのに自己紹介の時に英語で「NANA」と書いたりするのはそんな外国で育まれてきた自我がそうさせるのだが、本田美都はただ気取っているように見えるので気にいらない。
もちろん松田AZU先輩のことは棚に上げているのでダブルスタンダードな気がするがAZUには逆らえる筈もない。







月の欠片で染められたような金髪なのも気にいらないし、守護天使の羽根のような気取ったツインテールにしてるのはもっと気にいらないし、星の光を集めたような全てを見透かしてるかの如き蒼い眼差しは全力で気にいらないのだ。







しかし、クラス中の生徒達は帰国子女のNANAに興味津々である。
鳥も花も空も太陽も昼は不在であるはずの星までもNANAが来た事を喜んでいるかのようだ。
それほどNANAには何かしらの魅力があるし、NANAの周りの空気感は独特で人が近づかないではいられない気分がある。
しかし、それは先天的に備わっているものではなく、努力して習得した技術のようなものなのだ。




クラスのみんなにチヤホヤされてるNANAを美都はますます気に入らない。

「ちょっと、転校生!猫を学校に連れてくるなんて非常識なんじゃない?バカじゃないの!」
美都は日本に来たのなら日本にルールに従え!と言わんばかりの態度をとってしまう。
ちょっとした文化の衝突なのだが、NANAはニコニコ笑っている。
「ゴメンナサーイ!明日からは連れてきませ〜ん‼︎」
と、あっさり危険回避した。







親友の鈴木千野まで
「まあまあ、日本に来たばかりなんだから……。暖かい眼で見ようよ」
とNANAの肩を持つから美都は余計に腹が立ってた。







しかし何日か後に美都が街の中で見かけたNANAは寂しげで儚げに見えた。
慣れない街が不安なのか、ずっと暮らしていたイギリスに想いを馳せているの解らないが、学校でのNANAとは全然違う印象である。
変な日本語と屈託のない笑顔と固く結ばれたツインテールにかけ消されているが、もしかしたら強く清らかな悲しみを背負っているのかもしれない。

「能天気そうに見えるアイツも色々あるのかもしれないな………」
クルマも人間も「見た目」じゃない。
表層しか見れない人間はいつも深みに欠けるから、ちょっとだけ「見た目」で判断した自分を恥じた。







そんな風に見えたNANAが愛猫のバラキエルと「ケータハム・セブン160」に乗り込んでいく。
「ケ、ケ、ケ、ケータハム・セブン160?カッコつけやがってセブンだと?見た目通りのクルマじゃないか!やっぱりいけ好かない女だ‼︎…………いつか絶対あのクルマ、あたしのビートでブチ抜いてやる‼︎!」とまた敵対心を持つ本田美都だった。







嫌いなモノはやっぱり嫌いなのだ……。





つづく






製作 スタジオ・セラー 二猫力



Posted at 2016/10/04 18:24:40 | コメント(15) | トラックバック(0)

プロフィール

「@さとし99 さん、こんにちは〜。僕も久しぶりにおは秋行きたいです〜!」
何シテル?   03/03 12:50
セラフィム2501です。クルマの事はあまり詳しくないので良かったら色々教えて下さい。皆さんのクルマは色々参考にさせて頂いています。とても勉強になっています。
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