
実家の軽自動車のラジオアンテナが、雪の重みで折れてしまいました。
アンテナを伸ばしたままの状態で大雪が積もり、折れてしまったようです。
内側の樹脂チューブが剥き出しになって、無残な状態です。
外側のネジ2本を外して引っ張りますが、何かが引っかかって抜けません。。。
良く調べると、Aピラー内のアンテナ線を外す必要があるようです。
Aピラーを外してアンテナ線を確認すると、接続部が見つかりました。
接続部を外します。
差し込み式なので、簡単に抜けます。
アンテナ線を外すとアンテナ本体が抜け、長ーい樹脂チューブが出てきました。
雨水をフロア下に流すためのチューブでしょうか?
アンテナが外せたので、早速分解です。
長い樹脂チューブをドライヤーで温めて引き抜くと、内部にアンテナの残骸が残っていました。
アンテナを完全に伸ばさない状態で折れたのでしょう。。。
折れたアンテナ端部には、抜け止めの金具が付いています。
この金具を抜くのにかなり苦労しましたが、何とか分解。
幸い、折れたアンテナ先端の大部分は曲がらず残っていました。
この残ったアンテナを使って修復を試みます。
折れたアンテナの端面を円形に修正し、アンテナ本体に通します。
アンテナ端部に抜け止めの金具を差し込みます。
このままでは、アンテナを伸ばした際に抜け止め金具がスッポリ抜けてしまいます。
アンテナの周囲をカシメたいのですが、専用工具がありません。
色々考えた末、圧着端子用のペンチでカシメることにしました。
取れない程度にカシメられました。
1段目のアンテナが短くなったので、2段目アンテナが完全に収まらなくなっています。
また、収納時のアンテナ当て止めの位置がずれます。
位置の調整は、長い樹脂チューブを切って調整しました。
目測で適当に切断したため、樹脂チューブを短く切りすぎました。。。
樹脂チューブを本体奥まで差し込むと、アンテナ先端部が飛び出してしまうため、
差し込み長さを調整して対応しました。
全長が一回り短くなりましたが、ラジオは受信できています。
降雪の際にはアンテナの収納をお忘れなく。
Posted at 2017/02/04 13:01:11 | |
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