代官山同潤会アパートメント…

…私が青春時代を過ごした街

　　　『代官山』

そこの顔は、なんと言ってもここでした。

古びた建物と、(都会の喧騒を忘れて)
そこだけ時間が止まったような気分漂う
緑に包まれた空間…

でもここに住む人々は皆お洒落で、
一足先の時代を先取りしたライフスタイルが存在していました。

同じおかずを頼んでも何故かいつも値段の違う…『代官山食堂』

時々、裸の寅さんにも会える…『文化湯』

名前は忘れてしまいましたが、革底のソールをいつも貼り替えて貰っていた…『小さな靴屋さん』(貼り替えの終わった靴はスーパーのレジ袋に入れられて壁にぶら下げられてましたっけ)

他にも色んな店があったような気がしますが、記憶の奥底に沈んでしまったのか浮かんできません…

あ、そう言えば蔦の絡まる小さなレストランの…『シェ・リュイ』にもよく行きました。
ここは道を挟んで反対側にケーキ屋さんが(多分今も)あるのですが、
ここのデコレーションケーキは、味はともかくその飾りつけはなんとも言えずセンスの良いのもでした。

昨日久方振りに東横線に乗りましたが、時間があれば代官山まで足を伸ばしてみたかったなぁ～

でも、同潤会の無くなった代官山はやはりもう昔のそれとは違うような気がします。

そんな代官山で青春時代の貴重な時間を過ごすことが出来たのは、
私にとって何よりの貴重な財産なのですね。