デッドニングいろいろやりましたが、制振材をまとめておきたいと思います。
結論から言うと、最もオススメの制振材は以下の青い制振材です。
当初は単純に「安いこれでいいか」という理由で使っていたのですが、拘ってレジェトレックスやレアルシルト、ノイサス高比重遮音シート等も使ってみて、個人的にこの青い製品が最も安いにもかかわらず、使い勝手が優れていて最強と感じております。
中華製のようで詳細な製造会社名はわからないのですが、Amazonや楽天、ヤフーなどで検索すると46センチ幅×5m巻4000~5000円で販売されている激安のものです。
レジェトレックスの悪い点は、ブチルがとにかくへばり付いて一度付着したら、簡単には剥がれないようなベトベト感でした。
レアルシルトは制振力は高いのですが、柔軟性が少し弱いのと、粘着力が低くて、剥がれくる事案がネット上で多いということです。あと値段も高いですね。
ノイサス高比重遮音シートは通常時、粘着力が少し低くく、伸びた際はかなり低くなってしまうことでしょうか。あと熱にかなり弱いと感じました。天井に使うとおそらく垂れてきます。
一方、この青い製品の良さは、かなり多いです。
・値段
5mで4500円程度で買えます。とにかく安いですし、大量に遠慮なく使えます。
・粘着力と耐熱性、臭いなど
粘着力はかなり高いです。通常時でも勿論高いのですが、圧着するとさらに高くなります。それでいて、そこまでネバネバしていないので、剥がした時も跡が殆ど残らない点が優れていると感じました。また熱にも強く、高熱で溶けてくるような変形はありませんでしたので良かったです。また臭いが全くないというのもかなり良かったです。
・制振力
ここがもっとも重要だと思われると思いますが、以下の動画のとおり他社製品と殆ど差がありません。動画内ではMPという製品に当たります。
この制振材のデメリットというと青いアルミの部分で手を切りやすいということでしょうか。そこは手袋をしていればまず問題ないです。
今後のデッドニングでは、おそらくこの制振材以外購入することはないと思います・・・。
【施工の注意点 】
以前マークXで施工した際、当初はケチって間隔を開けて貼っていたのですが、なるべくすき間をつくらないようにビッシリ張り詰めたら大きな差を感じました。
先日以下の動画(4:46~)を見ていて、やっぱりそうかと思ったのですが、すき間があるとそれだけ遮音静音には不利のようですので、なるべくビッチリすき間なく張るようにした方が良いと思います。
よくYoutubeの施工動画でも、結構間隔を開けて貼る方がいらっしゃいますが、どうせ張るならこの手の安い制振材をすき間なく張った方が効果大ですのでオススメです!
プリウスやマークX辺りのデッドニングをボディ全体でするなら4~6巻程度ぐらい用意すると良いと思います。
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Posted at
2023/05/06 00:46:06