
第二弾はキングセイコー
キングセイコー?? グランドセイコーなら知っているけど・・・・
という方がほとんどではないでしょうか?
当時のセイコーは諏訪工場と亀戸工場でそれぞれ職人が技術を競った商品を独自に製造していた時代でした。
その時須磨工場製がグランドセイコー、亀戸工場製がキングセイコーです。
私のキングセイコーは56シリーズですので須磨工場で作られたキングセイコーという変な履歴を持つ一品でもあります。
今ではセイコーから別ブランドとして発売されている高級機がグランドセイコーですね♪
残念ながらキングセイコーというブランドは消滅してしまいました・・・・・
右はそんなキングセイコーでも入門機の割と見かけるタイプ
5626-7000です。1969年製です。
56ムーブメントは安定した動作を行うムーブメント
時刻を合わせるために竜頭を引くと秒針も止まり、秒まで正確な時間が合わせられるハック機能付きです。
自動巻きですが手巻きもできます。
裏には「KS」の刻印がなされた1円玉より一回り小さい金のメダルが張り付けられています♪
竜頭の一段引きで曜日と日にちを別々に変更できる。今では当たり前の機能がウリなレトロ品です♪
左:キングセイコーVANAC5626-7180
1973年5月製
基本的にはデザイン以外は右のものと全く同じ時計です♪
56キングセイコーの派生機で当時の若い世代をターゲットにしたVANACの一品です。
カラー文字盤と9面カットガラス。独特のベルトデザインのものですが・・・
日向では針が見えにくいという時計としてはあり得ない時計ですw
共にハイビートと言われる1秒間に8回振動するもので
耳に当てるとかすかにその鼓動を感じることができます♪
共に同じ型式で多くのデザインのものが存在しますが機能的には同じものです。
残存数も多く、比較的安価なものもオークションで見かけることができます。
気になられた方は是非!!
Posted at 2018/12/29 14:19:26 | |
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