キュー!音対策だ、キャリパ清掃(リア編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
どうも、最近走行中の異音が気になってきました。
明らかにブレーキング時のものです、特に始動直後。
キュー、というかキーというか…
寒いときには仕方ないこともあるのですが、ここはさっと清掃作業だ、面白そうだからな!(毎回このような理由で車いじりをしていますw)
写真上)
まずはリアから。
ジャッキで車体を持ち上げて、タイヤを外します
写真下)
ブレーキ周りの姿。
10mmオフセットスペーサーもきれいだ、よしよし
2
まずはともあれ、キャリパーを外します。
今回はパッド周りを外すだけなので、キャリパーユニット全体を外す必要はありません。
写真上)
ということで、ここから始めます。
赤丸のボルトを外します。
(キャリパー上ボルトです、下を外すと面倒、これはフロント編で説明)
写真下)
ボルトを外すと、このように”パカッ”とキャリパピストン部が開きます
そうするとパッドが丸見えになります。
パッドを周辺の金属パネルも含め取り外せばOK。
ついでにパッドが嵌っているレール部の清掃もしておきましょう。
3
写真上)
取り外したパッド周り一式。
このような順番、構成になっています
写真下)
両面のパッドを比較
溝深さを見て、まだまだ十分であることを確認!
また、左右の減り具合も大きな差がなく安心。
(キャリパの動きが悪いとどちらかが異常に摩耗することがあります)
4
ということで異音対策!
パッド裏側とその上にかぶせるパネル(左側の黒いやつ)の間にカッパーグリスを薄く塗ります。
たくさん塗って走行中飛散すると危険なので、あくまで薄く!です。
これでパネルのビビリ音を抑えるわけですね
5
ついでにピストン周りの清掃もしちゃいましょう!
写真上)
キャリパの洗浄です、文字通りの”洗浄”をするのです。
ブレーキペダルを踏みこみピストンを押し出します(踏みすぎに注意)
ピストン周りのブーツにブレーキダストが付着し、結構すごい状況になっています。
これを歯ブラシ+中性洗剤できれいに洗うわけですね
写真下)
洗浄後です
ね!このようにきれいになります
元々はダストでガビガビでした
ブーツに亀裂などないことを確認!
6
次にピストンのもみ出しです
一度飛び出したピストンを工具を使って押し込み、またペダルを踏みこんでピストン押し出し…を何回かやります。
何回かすると押し込んだ時の引っ掛かりが少なくなることがわかります。
最後に写真のように奥までピストンを押し出したら完了!
7
パッド一式を元通りにセットします
レールとの引っ掛かりがないことを確認。
もんだいなければ、レール上をスーッと動きます、動きが悪ければ金属レールを外してこれも歯ブラシ+洗剤できれいにしましょう。
であとはピストン部を元に戻し、ボルトを締めたらOK
あ、ここで重要な話。
この状態ではピストンが奥まで戻りきっているので、最初のブレーキングではペダルを踏んでもピストンが動くだけでパッドを押しきれない場合があり、怖い思いをします。
この状態でペダルを何度か踏み込み、しっかりペダル反力が出ることを確認しましょう。
8
さて、せっかくホイールを外したので、こちらも洗浄です。
表だけでなく裏側もきれいにして気持ちがいい!
さあ、自分でやろうぜ!
…とはいっても、ブレーキ部品は非常に重要な部品です。
中途半端な工具や”よくわからないけどやれそうだ”で作業をするものではありません。
自信がちょっとでもなければ、素直にプロにお願いしましょう。
今回の作業はHY51ハイブリッドだけでなく、対向ピストンのタイプS以外のフーガ/シーマ全部で共通です。
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