ワタシのブログやパーツレビューでさんざん叫び続けている
『メリット』と
『デメリット』。
ナゼここまでウルサク連呼しているかと言うと、サーキットをどれだけ走ろうが
まだ【実用車】としてバリバリ使っているからです。
・毎日の通勤
・営業や配達などにも
・家族を乗せてドライブ
・コンビニに行く足
などなど、毎日乗ってますもん。過激仕様にしちゃえば自分だけならまだ我慢できようにも、かみさんと子供を乗せて遠出となるとツライものがあります。最低プジョー106よりは立場上、快適性を守らねばなりません。。。エアコン無いとか、会話できないほど爆音なんて論外なのよね。
普通に考えれば『速さ』と『快適性』はほとんどのケースで反比例します。しかし中には両立できるものだってありそうです。そこで体験や常識などを踏まえ「ノーマル156から快適性を一切落とさず進化させる」が出来そうなパーツを探してみました。完全に偏見かもだけどね。
1位 軽量ホイール
(写真のジェノバは割と156純正に近い意匠。マグだしある意味究極の選択なのですが・・・)
当たり前すぎてなんだけど、多少なりとも体感できる上、見た目の変化も多いこのパーツに勝るモノはないでしょう。ワタシみたいな割高ホイールじゃなくたって、ほとんどの17インチが純正16インチを上回る軽さを持っています。しいて言えばアルファらしさを残したいウルサ方にも『梅ホイール16→17インチそっくりマグネシウム版』なんてのがあれば高くたって理想的かもしれませんね。
★期待できる効能 ●加速アップ ●燃費アップ ●乗り心地アップ ●個性アップ
2位 チタンマフラー
(Shigettz さん写真パクしました。スイマセン^^;)
・・・具体的にチタンマフラーじゃないですね。これはファブリルを差すと言っていいかも。近所迷惑にならず、一人でドライブする時は高周波サウンドを楽しみ、そして軽量化による(しかもバカにならない)加速アップ、燃費アップも期待できます。もちろんホイールと同じでその効果は体感上、極めて小さいかもしれません。しかしノーマルより理論的に悪くなるハズはないのです。ワタシのようにステンレスでも悪かぁないだろうけど、マフラーの効率なんてモンはもしかすると悪くなるかもしれないんだから、確実に軽量化が出来るチタンが無難。その中でもファブリルは高価でも製品の質も高く完璧な商品バランスです。
★期待できる効能 ●加速アップ(効率は分からないが少なくとも軽量化により) ●燃費アップ ●サウンド向上 ●ステイタスアップ
3位 カーボンボンネット(同色塗装)
ワタシ次に狙っているのがコレなんす。サーキットユースオンリーみたいなこのやんちゃくちゃパーツも“同色塗装して”“目立たないボンピン”付けちゃえば立派なメリットオンリーです。やはり軽量化関係のパーツはデメリットを引き起こしにくい。この1~3位までのパーツを交換するだけでノーマルから50キロ近い軽量化になるのかも。こりゃ大きい・・・。しかしワタシの156はまだ1位だけ。いろんなモン買う順番間違えたか?
★期待できる効能 ●加速アップ ●燃費アップ ●ハンドリング向上
4位 HID
走りには全然関係ないけど、あの暗いヘッドが飛躍的に明るくなったらそれはもう別世界でしょう。重量化と言っても所詮バラスト程度。500グラムもないんじゃない? 最近は値段もこなれてきたし狙い目のパーツです。最初からHIDのGTA(初期以外)はいいですなぁ!!
★期待できる効能 ●光量アップからくる快適性と安全性 ●見栄
5位 ブレーキパッド&ホース
キャリパーごとドカン! とやるのも良いですが、ローターやキャリパーの巨大化からくる重量増とのバランスを考えるとこちらの方がよりメリットオンリーには理想。パッドとメッシュホースに替えればそれなりの効果はあります。制動力がアップし、ブレーキタッチも良くなるでしょう。まぁ何よりエア抜きを含めしっかりした取付が大事だろうけど。
★期待できる効能 ●制動力アップからくる安全性
6位 デッドニング
わたしの156はベタベタ、ペタリとめちゃくちゃコレが貼ってあります。前後ドア内張はもちろん、トランク内、リアシートのウラ(バルクの穴)、Aピラー内までありとあらゆる穴やパーツとパーツの隙間などに貼りました。信じられないかもしれませんが効果は劇的! オーディオの音は確実にクリアになったし、ドアの開閉音などもしっかりしました。重量増にはなるので完全なデメリットゼロではありませんが、大判シートで5枚ぐらい貼ったけど、せいぜい5キロぐらいだと思います。
★期待できる効能 ●オーディオサウンドアップ ●静粛性アップ ●ドア開閉音ベンツ化 ●異音対策
7位 減衰力調整付き車高調にF6キロ・R3キロのバネ
(バネだけって選択だって悪くない)
なんやらヘンテコな表記ですが、決定版ならこれやね。もしかしてサーキット派になってもバネを替えて対応できつつ、普段は容量の多い(恐らく純正より)ショックを柔らかめの設定で使う。ダウンサスや純正形状キットでも乗り心地は似たようなものだろうけど、車高がお好み次第で調整できるのが違う。なにより買い直しや後悔の必要がないことが最も重要。具体的にはアラゴスタタイプE(8キロ・3キロ)が一番近い存在だろうけど、出来れば将来的なことを考え、もう少しスポーツに振ったショックに柔いバネを特注で作るのが理想だと思う。
★期待できる効能 ●ハンドリング向上 ●ロール減少 ●期待できるトータルでの乗り心地
8位 スタビライザー
(写真は究極のオレカ棒。体感狙いならこれなのか?)
体感上効果は劇小。しかしバネが柔らかい状態なら体感できても不思議ではありません。これも重量増になりますがそんなものは棒が少し太くなるぐらいだから小さい小さい。乗り心地が悪くならないのがスタビの特徴。それでロールを押さえることができるのですからやっぱり夢のパーツなんですよっ! この棒は。。。
★期待できる効能 ●ハンドリング向上 ●ロール減少
9位 燃調パーツ
(満足できるAFC-imp2の性能。価格もまぁ適正だと思う。)
基本的に速さを求めるのではなく効率を追求するなら大切。とにかく自動にどうのこうのなるより、調整できるかどうかが大事だと思う。CPU交換ってのあるけど、なかば固定されることにワタシャイマイチ納得しかねます。例えばAFC-imp2は2つのプログラムを記憶できるので、何度も何度も実走して『燃費モード』『走りモード』を作っておけば完璧。燃費モードならノート片手に数ヶ月データを取らなきゃならないし、走りモードならシャシダイに載せるお金もバカにならない。しかし根気があればエンジンの性能を100%近く発揮させることができるハズなのです。
★期待できる効能 ●燃費アップ ●加速アップ ●ブローリスク回避
10位 念入りなボディコーティング
たかがワックスとあなどるなかれ。マクラーレンチームは毎レース、スタッフ総出で磨きからかしているらしいです。もちろん空気抵抗を極限まで減らして最高速のアップを狙っているのでしょうけど、スポンサーへの気配りの一環でもあるのです。デメリットゼロですコレ。だって汚いクルマを好きな人なんて居ないんですから・・・。
★期待できる効能 ●最高速アップ ●見栄。 ●自己陶酔
さ~て、1~10位までしっかり施した156。
あえてTSでスペックを表記すると・・・。
車両重量 1255kg (-45)
馬力 165馬力 (+10)
トルク 19.5kg (+0.4)
燃費 9.0 (+1.0)
なんて感じじゃないかな?
たいした数値じゃないとは言え、キビキビしたハンドリングにバネ下軽量化による快適な乗り心地。加速も少しアップしつつ、静粛性まで良くなっているってんだから文句なし。
そして明るいHIDで照らしまくることも!
もし私が156の中古車を買いたいとして、変にいじってあるよりはノーマルが理想だけど、この状態ならノーマルより悪くなってる所が無いんだからコッチを選びます。ワタシもいつのまにかサーキットユースなのでLSDなんか付いてるけど、本来街乗りカーってのはこんなモディファイが理想だと思います。
Posted at 2007/06/19 00:54:15 | |
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