結果だけ見たら
「地獄から天国」だった統一戦。
全国のアルファロメオレース仲間ともいろいろ話できたし
とっても楽しい一日でした!!
あと、アタシ結構有名になってますね・・・
ドライバーとしてか、ブロガーとしてかどうかは知らないけど!?
なんだかすっげープレッシャーになってきた・・・^^
ま、そらともかく結果は「天国」でも、内容は
「大気圏突破ならず」程度。
点数でつければ限りなく0点に近い20点のレースでした。
それは何故か・・・?
さぁ誰も完読できない“振るい落とし”の長文開始です!
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【プロローグ】
今年の5月、関東第2Rで出した自己ベストは
『2分2秒48』。
本音を言えば、今回の統一戦で2分0秒台を出さねばいけませんでした。
●フロントタイヤワイド化&新品
●スロットルボディ拡大
●レデューサーツイン装着
●レーシングパッドへの慣れ(2戦目)
●5月と12月の気温差
これだけのネタがあったんですもの。
引き算だけの
机上の空論ならば2分切だって可能だったはず・・・
まぁ「そこまで上手くいくハズはない」という逆説も当然考えていましたが、まさかここまで苦しいレースになるとは思ってもみませんでした。
【プラクティス】
「リアが出まくる・・・」これが全て。
これまで私のタイヤ事情(山残量)は常に
『フロント』<『リア』のパターンで走っていました。しかし今回に限り
『フロント』>>>『リア』という完全な逆転現象。
「なぜそんな無謀なことを」と思うかもしれませんが、これには訳があって、前回の岡山でレース序盤、終盤を通じ異常なほどリアグリップが高かったことを踏まえ、補正するにはこれぐらいが適当か? と予想したからこそです。しかし現実は“やりすぎ”だったみたい。まぁ博打打ちの予想なんてこんなもんですわ^^ だから博打なんだもん。。。
プラクティス1 2分5秒台
プラクティス2 2分8秒台(←遅すぎるのはクリアの問題なので深い意味はない)
【予選】
プラクティスの2回目に大幅に減衰を調整して、なんとなく方向性がわかってきました。それを含めさらに微調整して望んだ予選。クルマはかなり良くなりましたが、運に恵まれなかった面もあって、タイムは伸びませんでした。
まぁ『運』とか言ってる時点でもう駄目ですね。。。いわゆる
SRマシンとしては文句なしの最下位!!
『いられ引退勧告?』『統一戦、穴があったが入れない!?』。いろんなブログタイトルを頭に浮かべていたのはこの時でした。。。
『ナンデスカコレハ』の面目躍如!?
なお予選トップは
驚愕1分57秒台のアルジQ4。いられ競馬新聞で「要注意」を連発した甲斐があったってもんです!? その他上位は順当。
マンダイ組長は2年振りの富士だというのに0秒台とさすがの実力(ここは軽く防衛線張り・・・と!?)。 MR300では
ガンちゃんが恐るべき速さでトップ。ただゴブ刈りの頭にはちょっとガックリ^^ なにくわぬ顔で突如復活してた(?)
テツさんも速かったです。う〜〜むテツさんの場合ノンプレッシャーの方がいいのかな?^^ あと目立った所では
ツルタさんとアゲちゃんがしっかり上位につけた点。ライバルのユニコルセ勢ももちろん堅実なタイムを刻んできたのですが、昨年の岡山と比べると、元々の力関係が近いだけに逆転もありえるってことですね。
あ〜あ〜どっちつかずのボクって悲し〜! スパ西浦でのARCマダー?^^ ・・・ってのはまるきり冗談で、両サーキットを適度な頻度で走ってる私はむしろ有利なはずなのに、情けない走りをしてしまったもんです。
「ローボコン0点!」
2分3秒74(予選14位)
【決勝】
予選からさらに減衰調整。さすがにここまでくるとかなり走りやすい・・・。最終コーナーで前車の真後ろにつければスリップで次々と抜かしていけます。ブレーキもとにかく良く効くので1コーナーはほとんどインから回っていきました。
ところで当たり前ですが富士の
『スリップストリーム』ってめちゃくちゃ効きますね!「前のクルマに吸い込まれる」ってこのことなんだぁ!って改めて体感しました。
ただこれ「華麗なオーバーテイクショー」ではありません。予選での失敗を取り返したいだけの乱暴な運転。スイッチが入ったと言えば聞こえはいいですが、あってはならない接触をひきおこし
オカヒロさんのリアバンパーに穴を開けてしまいました・・・。
幸い走行上、不具合が出るようなダメージではありませんでしたが、もし「接触」が「事故」にまで発展していたら、ヒロさんに申し訳たたないし、ワタシは即引退となります。
考え方によればこれもレーシングアクシデントの一つなのでワタシが100%悪いことはないかもしれませんが、8-2どころか9-1で責任あるでしょう。だって後ろだったのですから・・・本当にスイマセン。
熱くなっちゃって「遊び」という境界線を簡単に踏み越えてしまった自分にちょっと悲しくもなり・・・
「ローボコン100点! と思ったけどやっぱ20点!」 そんな決勝レースでした。
2分1秒85(決勝6位)
なお優勝は大本命の宇川選手。2位はこれまたGPライダー伊藤選手。彼らのマシンが有利なのか不利なのかはこの際置いといて、やっぱり地力が全然違うんですよね〜〜 世界と戦ってきた2人。言い方は悪いけど、ARCなど草レースは鼻くそをほじってても集中力を保てるのだと思います(なんだソラ^^)。
そんな彼らの鼻くそがくしゃみに変わる速さを見せていたアルジさんのQ4は?・・・
やっぱり期待を裏切りませんでした^^
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さぁここまでで既にウンザリの長文炸裂中ですが
つづいて今回モディファイを加えた個別パーツのインプレを書いていきます。
●フロントタイヤワイド化 225→245
TITO氏にイヤミ(?)を言われつつも遂に踏み切った禁断の果実。
ワタシにとって「酸いも甘いも」を味わせてくれました。「酸い」は当然
フロントとリアのグリップバランスを逆転させてしまったことです。もし215や225からサイズアップの予定がある方は、とにかく一度テスト走行をした方が良いでしょう(当たり前か!)。
減衰を前回の岡山と全く同じで走ったプラクティス1では車が半回転しまくりでした。(一応スピンは免れたけど)
実は体感的にはそれほどグリップ向上を感じなかったのですが、バランスをそこまで狂わせているのですから、やはりそれ(グリップアップ)は事実なのでしょう。
でも本当の意味の「甘い」はレース
終盤までラップタイムが落ちなかったことです。これが新品だったからか、幅が広くなって負担を分散させたのかまだ分かりませんが、今回のラップチャートはこんな(↓)感じです。もし興味のある方は前回の岡山のチャートを比べてみてください。前の車が離れていくのと迫ってくるのでは、そりゃ本能も剥き出しになりますわな!?
2'02.216
2'02.816
2'01.853
2'03.672
2'01.977
2'01.913
●スロットルボディ拡大
結構関心のある方多いかも。しかし残念ながら大きく体感できるものではありませんでした。ダイナモでパワーを計った訳でもないし、一応気休めで
AFCの調整をこれまでの「全域-5」から「+-0」に変更しましたが、それが良かったかどうかも分かりません。次のレデューサーと合わせて捉えてもらえれば幸いです。
●ツインレデューサー
これまでの流れでもうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
「V6の両バンクに装着した方が良いのでは?」という薦めでこのパーツはマエカワさんから提供いただいたものです。つまり現物スポンサー様。基本的に悪くは書かないものですが、ワタシはそんなタイプではないので正直にインプレします。
「外すつもりは無い」以上。 だって分からないんですよ〜 事実である結果(スリップの連発)の通り、ストレートの伸びは抜群でしたが、それがスロットルボディなのかレデューサーなのかなんて、正確に判断できればそれはウソかM・シューマッハかのどちらかですって^^
予想で言えば低回転が「スロットルボディ」、高回転が「レデューサー」の効果だった気がしますが・・・
構造的に同じ括りにしてはマズイですが、このレデューサーは「ノーマルマフラー」→「社外マフラー」程度に想像してもらえば良いのかも。タイムで表すと
0.1秒から最高1秒アップがあると思います。どちらにせよ街乗り派にオススメ! サーキット派にはお試しでどう? のインプレは変わりません。
なお最近見たアレーゼ市川さんのブログにテスト結果などが載っていたのでそちらも参照してみればいかがでしょう?
こちら
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足廻りに対するテスト不足がなんとも悔やまれる統一戦でしたが
それでも最終結果はまずまずでした!
思えば昨年は8位。でもMR300優勝だったこともあり昇格。
それから一年戦ったSRクラス。
最下位も経験したし、
偶然勝っちゃったりもしました。
ここまで戦ってこれたのは、
OZ監督、ルブロス様、前サマ、ネーサマのお陰です。
彼ら(彼女)の支援なければ私なぞグリッドにつくことすらできません。
特にカントクはなかばボランティア的な部分もありまして・・・
そんなカントクに私が唯一出来ることは、少しでも日頃のストレスを解消させるレースを見せること。。。
(オザキさんは“レース屋”ではなく整備士ですから本業は別でございます)
今回も決勝レース後に見せた笑顔で何だかホッとしました。
ほんとはね〜〜 ワタシのクルマを誰かが引き継いで、監督に思う存分クルマ作らせてあげると幸せなんだろうけどな〜〜(本音)
と言って、あの人もヒネクレもんだから「おい!金出すからクルマ作れ!」なんてお客は嫌いだったりするんだけど。。。
やっぱり案外“迷コンビ”なのかもね^^
智恵と工夫と博打とケチさが売り(?)の
アウトフィチーナ by いられあられ を来年も応援宜しくお願いします!
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【力尽きたか? いられ劇場】 パートイレブン2.0.1
※やっぱロクな写真なかったわ〜〜 タクちゃんまだぁ??
世界GPライダーのお二人。レース前になにやらヒソヒソ話です。
イトシン「宇川クン、さっき君の車の下からなにやら動物の鳴き声が聞こえたぞ!」
宇川「ウソでしょ〜冗談やめて下さいよ!」
イトシン「いや間違いない。。。ちょっと覗いてみるか?」
宇川「そうしますか・・・」
イトシン「ほらあの辺、なんか動いてないか?」
宇川「いやボクにはなにも・・・」
イトシン「もっと奥だよ、良く見てごらん!」
宇川「う〜〜〜む・・・」
・・・(30秒後)・・・
宇川「まさか先輩、ボクの腰を痛めさせようとか陳腐な作戦考えてないすか?」
イトシン「バッバカなこと言うな!!! 俺は世界のイトーだぞっ!!」
宇川「・・・・・」
イトシン「ところで草レースってのも楽しいもんだよな〜〜!」
宇川「ごまかさんでくださいっっ!!」
やってしまった^^
こらさすがにマズイか!?
んじゃちょっとヨイショ。。。
え〜お二人とも、2輪では超々一流ライダー、4輪でもやっぱり超一流ドライバーだったワケでして、見事にワンツーフィニッシュを決めました! ドラテクもさることながら経験値がまったく違いますよね〜〜! もう少し近くでその走りを拝見したかったなぁ〜〜!
そんな2人を予選で軽くちぎってしまった「ボビルスーツ」とか言われてる、
アルジさんのQ4。
アルファロメオ新記録の1分57秒台をマーク!!
そして決勝は、当然の
【お約束】です^^
1周目ヘアピン前でその姿を見た時思わず『苦笑い』をされたドライバーも多いのでは?^^ アルジさんとはまだ一度もお話したことないですが、もうこのクルマだけでキャラクター濃すぎ!! 最高の存在感です。
どこかのピット風景。思わず
理性を失いそうになった・・・。
「火事場泥棒」ってのは聞いたことあるけど「サーキット泥棒」はなぁ。。。
どっちも一緒だっつ〜〜の!!
なぜかシゲッツ号の前でポーズを決め込むワタクシ。。。
何がしたいかワカラン。これじゃ失敗するワケだ・・・
アゲ「ねぇ髪染めたでしょ!! 絶対染めたハハハッ!」
ツルタ「きっついこと聞くねぇ。気にしてるのに」
アゲ「まだモテようとか思ってんだ!この色オヤジがぁ!」
ツルタ「そういうのとは違うんだって・・・わからないかなぁ」
アゲ「それしかないじゃん!コノコノー!生涯現役・・ってかぁ^^」
ツルタ「(怒・・・)」
ツルタ「悪いけどアゲちゃんのクルマにバズーカ打つね」
アゲ「何ソレ?・・・突然サングラスになってるし、ガンタンクだし・・・」
ツルタ「見ての通りサ・・・フフフ」
ひどい合成・・・(^^
そうハイカムです。ツルタさんはこの日に備えコイツを装着してきた模様。まだ燃調やら含め本調子ではないらしいですが、さすがの速さを見せていました! しかも発言がいいんですよね。「付けたらアイドリングが絶不調。だからこれは速くなったと思った。」だって! 結構ポジティブな人だけど、イメージ落ちちゃったなぁ^^
〈決勝前の整列にて〉
いられ「組長さんコンチハっす! しかし超久しぶりに来てフラット台なんてサスガですねぇ!!」
組長「おっ・・・まぁな(喜)。しかしナンや兄ちゃんもええ感じやで(←たぶんワタシの予選結果なんて興味ない^^)」
いられ(思ったより扱いやすそうな人かも・・・)
いられ「でもQ4はめちゃくちゃ速いですねぇ、組長が一瞬でちぎられちゃうんですから!」
組長「ん・・・なんやて?(怒)」
いられ「(やべっ)いやいやストレートだけの話ですよ!コーナーは組長の抜群のテクニックで、、、そうそう」
組長「誰が誰に一瞬でチギられたか聞いてるんや!!(大怒)」
サガコルセ「まぁまぁ組長、そろそろレース始まりまっせ〜〜〜」
いられ(ささささ〜〜〜)
組長「あれ消えよった。。。ワイ何に怒ってたんやろ・・・忘れてもうたワ」
・・・・ だめかコレ(それ以前に写真がイマイチだな・・・)
関東
オカモトヒロさんの超渋い赤メタ156。フロントはともかくリアはノーマルフェンダーだったみたい。
全塗装したばかりのようですが・・・。
グワシャ・・・
穴を開けてしまいました。犯人はボク。。。
ゴメンナサイ・・・それ以外に言葉はありません。
ヒロさん。「もう気にしなくていいですよ〜!」と怒りもせず笑顔で受け止めてくれました。
もしボクが逆の立場になった時もこうありたいもんです。。。
一方ワタシのクルマ。ダメージゼロ。(何故ボロい方が・・・)
これから牽引フックは後ろに付けた方がいいのかも。
おっ!この2人、まるでどっかのF1チームメートみたいですね。
ご存じ
リョーサンと
yuckey355さんとお見受けします。
両者ともこの日はクラス優勝でしたが来年は関西MR200で激突するとのこと。
リョーサンの高笑いはまだ続くのか? それとも・・・?
再び
イトシンさん147GTAカップの様子。
完璧な仕上がりとはこのことですなぁ。
予選終了後のいられ号、レース30戦目にて遂に初トラブル発生!!
「クランク角センサー」ランプが点灯してしまいました。
でもあっと言う間に消えた・・・不死身かよアタイのクルマは!?
カントクGJ。
サガコルセ「そやけどテッサン、あんたええ血色してはるわ」
テツ「そういうサガはんは、なんや萎(しな)びてきてますな」
サガコルセ「お〜言うてくれるやん。SRいち『オーラ無い』はワイかイラレで争っとるからの」(チョット)
テツ「そらそ〜と、富士のレストランって旨ないです? パスタもええし、定食もええわ」
サガコルセ「(両方かい!)・・・あんた“タイラゲチュウイ”の文字見いひんかったん?」
テツ「見ても一緒やん!ど〜せ食うてまうんやし(笑)」
あ〜〜〜〜〜無理繰りだぁ
突然アップの
シゲッツさん
我が「お寒いピット」に遊びにきてくれました。
減衰についてアドバイスというかヒント、参考になりました!
結局はMR300で2位。優勝こそならなかったけど、じりじり力をつけてきているのは、いろんな角度から見て間違いないです。腕はもちろんだけど、レース経験が豊富だしとにかく「冷静」ですよね〜
でもこの写真はこちらに指さして何が言いたかったのでしょう?
シゲッツ「オイ、貴様また三味線詐欺師になるのか!」 てな所かな^^
もはや関東戦名物の原色キャラ。。。
ボクとしては組長のピットに出向いていただき、ペースを乱してもらえば幸いだったのですが^^
「組長」VS「二次元キャラ」・・・。
みなさん想像してみましょう^^
SR&MR300の面々。
誰が
一番輝いてたかって? そんなもん見れば一目瞭然ですがな^^
来年はSRかな?
そうしてくれないと下克上が恐すぎますっっっ!
閣下のQ4。
来ることは来たけどトラブルだったみたいです。
また目立つ所に止まっているもんだから、30人ぐらい「今日はどうしました?」と聞かれたそうです・・・。 またのけぞってたのかな?^^
トリを飾るのは
ネコ氏(右)。
まぁしかしネコってより、どっちかと言えばキツネ顔ですな^^
仕事に悩んでいるようですが、なんのなんのワタシに比べりゃたいしこたぁない!!
苦しい環境だってちょっとづつ慣れてくると思うよ!
150-1優勝と結果もバッチリだったし充実した一日だったね〜〜
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終わりです。 たぶんね。